節約・健康やダイエットのために、通勤・通学用自転車からママチャリを日常生活で使う機会が増えてきている近年。
自分の身長に合った自転車がわからないという方もいるかと思います。
日常的に使うものだからこそ、自分の身長に合ったサイズの自転車を選ぶのはとても大切なことです。
今回はママチャリから男性に人気のマウンテンバイク・ロードバイクの選び方や、子供用自転車の身長に合ったサイズなどもご紹介します。
ママチャリは男女兼用!適用身長とサイズ・その用途
ママチャリは軽快車なので、女性だけでなく男性も使えます。
しかしながら、男性は女性より比較的身長が高いので、自転車の大きさに気をつけましょう。
それにはタイヤサイズを見ます。
20インチタイヤだと140cm以上で、26インチタイヤだと170cmまで、27インチタイヤだと180cmまで対応しています。
それから、27インチタイヤのほうが走行性能が高いと思っている人がいるでしょうが、26インチと比べて直径が2cmしか大きくないので走行性能はあまり変わりません。
それからハンドルの形状を気をつけると良いです。
セミアップハンドルであれば、ハンドルが近くて上体を起こせるので楽な姿勢で走行することができます。
オールラウンダーハンドルなら、セミアップハンドルに比べてハンドルまでの距離が遠いので少し前傾姿勢になり、坂道でも比較的楽に走行できるので通学や通勤におすすめです。
そして、フレーム形状も選びましょう。
U型フレームは、乗り降りしやすく服装を気にしないで使える設計になっています。
Wループ型フレームは、子どもを乗せるためのフレームで衝撃吸収能力が高いです。
スタッガード型フレームは、長距離を走行するためのフレームで高い強度を発揮してくれます。
男性に人気な自転車のサイズの選び方と身長①マウンテンバイク編
男性に人気のマウンテンバイクは、適正身長を必ず確認するようにしましょう。
適正身長から外れてしまうとマウンテンバイクの性能を発揮することができません。
マウンテンバイクであれば、基本的には3種類程度しかサイズを選択できませんから、その中の適正身長に近いものを探しましょう。
適正身長には幅がありますが、その平均値から上下5cm以下がベストとなります。
しかしながら、コストパフォーマンスを特に重視したモデルの場合はサイズが少ないです。
その場合は、カタログの適正身長が145cmから170cmというように20cm以上の幅を持っていますが、それは乗れるというだけで大人が検討するべきモデルはないと思います。
そのようなモデルは身長が伸びるであろう子どもに良いかもしれません。
それでも上手く乗れるわけではないでしょう。
たとえば適正身長の下限ギリギリだとサドルは一番下で、ハンドルは遠く、そのままでは長時間の走行は苦痛でしょう。
その場合はハンドルステムを交換するような工夫が必要かもしれません。
男性に人気な自転車のサイズの選び方と身長②ロードバイク編
自転車人気としてはロードバイクも見逃せません。
適正身長を合わせて購入することはマウテンバイクと変わりませんが、マウンテンバイクよりも適正身長にシビアになったほうが良いです。
それというのも、ロードバイクは長時間長距離走行するための自転車で、それを可能にするのは無理のないポジションだからです。
サイズを決めるには、股下の長さや腕の長さなど考慮することになるのですが、安全性の確保もポイントの一つです。
ロードバイクのトップチューブを跨いで、両足がしっかり着くことを確認しましょう。
それからハンドルを持ち上げてみて、トップチューブと股間がぶつからないことも確認するべきです。
急ブレーキなどの緊急時に男性の弱点を強打しないためにも自転車を跨いだときにトップチューブとの隙間に余裕があることをしっかり確認しておきましょう。
以上の安全性の確認が取れたら、サドルの調整です。
サドルに座って、片足のペダルを一番下にしたときに足が伸びるような高さにしましょう。
そして、ハンドルとの距離を確かめることもロードバイクでは重要なことになります。
子供自転車のサイズと適応身長・年齢と選び方
子供用自転車の場合は、12インチだとか24インチだとかタイヤサイズで分けられていると思います。
しかし、タイヤサイズで適正身長が分かるわけではありません。
メーカーやモデルによって適正身長が異なるので、カタログを確認することは必須でしょう。
それでもタイヤサイズによって、大まかなことは分かります。
12、14、16、18、20、22、24インチとタイヤサイズが上昇するにつれて適正身長は、105cm以下、110cm以下、120cm以下、125cm以下、130cm以下、140cm以下、155cm以下と増加していきます。
年齢としては、下は2歳から上は11歳までカバーしています。
ちなみに男女の違いはありません。
そして、子供用自転車を選ぶ場合は、ついつい長く使えることを考えてしまうのですが、一番大切なのは安全性でしょう。
最初に大きめの自転車を買ってしまうと両足が地面に着かないことがあるので大変危険です。
また、曲がったり止まったりできることも確認するようにしましょう。
そのようなことを確認するためにも試乗して、足が着くか、ブレーキをしっかり握れるか確認する必要があります。
子供の自転車の買い替え時期とポイント
低学年の子供は成長が早いです。
身長もあっという間に伸びて、今まで使っていた自転車が小さくなってしまうことでしょう。
そうなると自転車の買い換え時期だと言えます。
小さい自転車の乗っているとパンクの可能性が高まってしまうからです。
下手をすると乗るたびにパンクをすることになり、修理代でお金が飛んでいくことになるので、買い換えてしまった方がかえってお得でしょう。
そして、安全が一番だと思います。
自転車は長く使っているとブレーキシューが削れてブレーキが効かなくなったり、サドルが壊れてしまったり、タイヤが磨り減ってしまったりと、異常を来たすことになります。
もったいないと思っていつまでも使っていると、知らない間に安全性が損なわれていることがあるので気をつけましょう。
子供が大怪我をしてからでは遅すぎます。
また、男の子の場合は格好良い自転車に乗りたいと訴えてくるかもしれません。
その場合は、見た目ではなくて、自転車が乗り難くなっていないか確認しましょう。
載り難くなっているのなら買い替えで、そのまま乗れるようなら成長に合わせて買い換えるのが良いでしょう。
自転車に乗ると身長が伸びるって本当?
噂で自転車に乗っている子供は身長が伸びるという話を聞いたことはないでしょうか。
自転車に乗ることで少しだけ成長ホルモンが分泌されやすくなるとも言われていますが、実際に身長が特別伸びることはないと思われます。
しかし、アクティブな男の子や女の子は自転車でよく運動することでしょう。
自転車は全身運動になるので、運動をまったくしない子供に比べれば、身体にとても良いことをしているのは間違いありません。
そして、成長ホルモンは運動しているときよりも寝ているときの方が分泌されることは注目に値します。
よく運動することで、よく眠ることができるわけですが、良い睡眠のおかげで成長ホルモンの分泌が促されているかもしれません。
自転車に限ったことではありませんが、もしかしたら睡眠によってよく成長している可能性もあります。
しかし、自転車は良いことばかりではありません。
過度に自転車は弊害があります。
自転車は歩くよりも刺激が少なく、歩くことで生じる足裏やカカトへの衝撃がなくなってしまうのです。
まったく歩かなくなることで骨が弱くなってしまうので気をつけてください。
男性・子供だから長く使うもの。自分の身長に合った自転車を選びを!
自転車と言っても種類もサイズたくさんあるので、使う用途やご自分の身長にあったものを選ぶことが大切になってきます。
また、男性だから通勤・通学で長く使うもの・子供だからその成長に合わせて選びたいものですね。
自分に合った自転車を選んで安全・快適に自転車ライフを送ってみませんか?
また、自転車に乗ると身長が伸びるっていうのは、必ずしも正しいとは、言い難いところですね。