日本一周を自転車でしたい!女性が気をつけるべきことは?

近年では、自転車での旅をする人が多くなっていますよね。

自転車で日本一周してみたいとお考えの方も、もちろんいらっしゃるでしょう。

ここでは、女性の自転車での日本一周一人旅について取り上げます。

準備の仕方や女性だからこそ気をつけるべき点などをお伝えしていきます。

自転車で日本一周するのにかかる時間や費用はどれくらい?

自転車を使って日本一周するとなれば、最低半年から1年と考えて計画して行きましょう。

天候に関しては、晴れの日ばかりではありません。
雨風にさらされる日も有れば、雪が降るかもしれません。

また、考えておくべきことは天候ばかりではありません。

体調だって一定ではないし、怪我もあり得ます。
さらに予期せぬ道路工事などで回り道させられる事だってあります。

そうです、とにかく順風満帆にいく訳ではないんです。

そのためにも、まずは万全な準備をしなくてはなりません。
まず、自分が何をしに日本一周をするのか考えましょう。

観光がメインなのか、只々ひたすら自転車を走らせたいのか、日本一周の旅行記を書きたいのか、などそれによって、ルートや予算が変わってきますので、目的ははっきりさせた方が良いです。

もちろん先立つものが必要ですから、どのくらいの金額を掛けられるのかはとても重要です。
その場合にも宿泊を野宿中心にするとか、自炊をメインにするかなどで予算は大幅に変わります。

特に宿泊や食事に関しては、体力勝負の日本一周ですから、よりしっかりと考えなくてはいけません。
女性の方などは何日も続けて野宿する訳にいかないでしょう。

予算が無ければ、行った先で短期のアルバイトをしてみるなども、計画に盛り込んでおくと良いかもしれません。

日本一周を達成するための自転車用品の準備

さて、計画がまとまったら次は、旅の相棒になる自転車を日本一周仕様に仕立てなくてはなりません。

まずは荷物を載せるためのキャリアやサイドバッグを取り付けます。
さらにスマホでナビが出来るようにするスマホホルダーや、ドリンクホルダーも長時間走行には必ず必要になってきます。

また、夜間走行に備えてライトを確認しましょう。
普段夜に走らないという方はなおさらですし、コンビニなどがない場所を長時間走る事も考えて予備の電池も用意しておきましょう。

あとは距離やスピードが一目でわかるサイクルコンピューターもあった方が良いです。
ただ、最近はスマホの無料アプリにもサイコンとして使える物があるので、そちらでも良いでしょう。

他には、メンテナンス用具も必須です。
トラブルで一番可能性が高いのは、パンクでしょう。

都合よく自転車屋が近くにあればいいですが、日本一周でどこを周るか分からないです。
そのため、前もって修理が出来る道具を準備しておくべきです。

特に女性でも自力で修理出来るよう練習しておきましょう。

女性の日本一周に必要なもの

自転車に乗ることを考えて、服装に関しては動きやすい物であれば特に制限はないです。
しかし、下着と靴下、タオルはある程度持って行きましょう。

コインランドリーがあれば助かりますが、何日も洗濯できない環境も考えられるので余裕を持っておきます。
また、キャンプ場などで洗濯するチャンスがあるかもしれませんので、余裕があるなら洗剤とか干すひもがあっても良いでしょう。

そして、必須なのが雨具です。

雨に濡れながら走行すると体温が下がり、急激に体力が奪われていくので大変に危険です。
ここはケチらないで、撥水性の高い通気性の良い物を上下揃えましょう。
寒い日には防寒具代わりにもなります。

また、特に女性の方は生理用品が欠かせないでしょう。
何度も言いますが、日本一周ではコンビニなどが無い場所もあるという想定で準備しなくてはなりません。

最後にテントや寝袋ですが、これは旅の計画で変わってきます。
野宿はしないと決めているならいりません。

大きい物なので慎重に考えたいところです。

女性が自転車で日本一周する際の安全対策

自転車やバイクで日本一周するとなると、どうしてもテントを張って野宿みたいなイメージです。

しかし、偏見でこんな事を言ってる訳ではありませんが、女性の方は避けた方が良いと思います。
男は生理的に何かと融通が利きますが、女性はそうはいかない事も多々あると思います。

どうしようもない山奥でもない限り、出来るだけ宿泊施設を探しましょう。
街中なら、今はネットカフェなどもあります。

また、男女問わず言える事は、日本一周と言っても走り始めたからと言って、何ヶ月もかけて一気に周らなければいけない訳ではありません。

まずは近場から、1週間や10日くらいの距離から始めて慣れていきましょう。
くれぐれも無理は禁物です。

また、これは特に女性の場合ですが、夜に山道や、人通りの少ない場所を走るルートは避けましょう。
どうしても山道などを通る場合は、明るい内に抜け出せるように計画して走って下さい。

女性の一人旅はただですら危険と隣り合わせですから、自分は大丈夫と思わず、常に危機感を持っておくことが大切になってきます。

女性の自転車一人旅に必須な宿の探し方

それでは、自転車で日本一周をする時の宿泊先の探し方をご紹介しましょう。
特に女性の方に参考にして頂きたいです。

まず、一番手っ取り早いのはネットです。

宿探しはもちろんの事気に入ったらそのまま予約まで出来てしまいます。
そして、実際に私が今調べてみたところ、とても良いサイトがありましたのでご紹介します。

それは【Cyclist Welcome.jp】というサイトです。

「自転車乗りならではのニーズ、不安、あったら嬉しいなどを、サイクリストの皆さんに代わって宿泊施設に説明し、実地検分に基づいて個々に具体的なアドバイスをしていくことにより、理解のある宿泊施設を増やし、サイクリストが旅をしやすい宿泊環境を整えてゆきます」

この文章がサイトのトップページに載っていました。
実際に見てみると実に多くの地域の宿泊施設が載っています。

もちろん自転車旅行のお客さん向けで、例えば自転車を客室に持ち込み可能な宿などもあります。
これは一見の価値ありです。

また、現地の観光案内所や交番、別のサイクリストから得る生の情報も馬鹿には出来ません。
自転車旅は宿を事前に決められない事も多いので、当日に臨機応変に対応する時にこのような情報は大変ありがたい物です。

女性の自転車一人旅に必須な宿の決め方

先ほど少しお話しましたが、日本一周をしていると計画通りに進まない事が多々あります。

そのため、宿泊先もあらかじめ決めてしまうと、チェックインに間に合わなかったり、最悪たどり着かないなんてケースも出てきます。
さらに予約の時間に間に合わせようと無理をして、思わぬ大惨事を引き起こすなんて事もあります。

それだけにツーリングなどをしていると、当日の飛び込みで宿泊する事が圧倒的に多くなります。
それが自転車旅行の醍醐味とも言えるところでもあります。

最低でも当日のお昼くらいまでには決めたいところですし、昼から夕方くらいまでの短い時間であれば走行距離も割り出しやすく、たどり着けない心配は少ないです。

特に女性の方などは、その日泊まる宿が無いなんて事があってはいけませんので、早め早めの行動を心がけましょう。

また、宿泊施設を前提にルートを作成する事も一つの手です。
必ずどこかには宿泊施設があるようなルートを組めば、多少の誤差はありますが、宿無しのリスクは少なくなります。

事前の準備をしっかりして楽しい自転車の旅を!

女性の自転車での日本一周についてお伝えしてきましたが、参考になりましたか?

自転車の整備や修理が自分でできることが前提ですね。

また、体調管理や防犯のための知識・行動もとても重要です。

事前の準備をしっかり行い、充実した自転車の旅を楽しんでください!