自転車を乗る上で大切なヘルメットですが、自転車だけでなく、ヘルメットにも寿命はあます。
自転車にも当然寿命がありますので、ここでは自転車とヘルメットの寿命の目安についてご紹介していきます。
買い替える際の目安にしてみてください。
自転車の寿命ってどのくらいなの?
私達の身近な乗り物に自転車があります。
自転車を乗る際に、安全のためにヘルメットを被ることでしょう。
しかし、安全のためにはヘルメットを付けることだけでなく、自転車本体の寿命自体も知っておかなければ、急に壊れて転倒することがあるでしょう。
そこで、自転車の寿命についてご説明していきます。
自転車本体の耐久年数は、自転車の乗り方や自転車の置き場の環境によって耐久年数が違ってきます。
格安(1万円代)の自転車は、タイヤがダメになると同時に買い換える人が多い為に2年程度の耐久年数と言われています。
3万円代の自転車は、各部品の消耗による部品交換等が必要になる10年前後を目安に買い換えをおすすめしています。
自転車の新車選びには、新車代や修理費や自転車の寿命数などを考えながら検討される方が多いです。
また、自転車の本体の一番の要である車軸(ハブ)に関してです。
ハブは、圧に弱いため、中高生に多く見られる立ちこぎしている人は 修理を依頼する多く、すぐに壊れる自転車ならば買い変えか、乗り方を改めるか、自転車に乗らないという選択肢を選ぶことになります。
ほかに自転車のフレームが変形したり亀裂があったりした等の場合は、危険があるので自転車を買い換える必要があります。
タイヤ交換については、2年に1回が理想的で、タイヤ交換の費用は4,000円~6,000円程度となっています。
自転車の寿命を延ばすには?
物には寿命があり、自転車本体もヘルメットも使っている内に傷み等ができていきますが、自転車は部品交換によって寿命を延ばす事も可能です。
ママチャリは子供を乗せて走る事も多く、一般的な自転車と比較して部品やタイヤの消耗も激いためにタイヤの中の方まで傷む事があります。
高い修理代を敬遠して自転車ごと買い換えてしまう人もいるので、タイヤの空気は小まめに入れてママチャリの寿命を少しでも伸ばしましょう。
自転車は、坂道等でブレーキを酷使してしまうと、ブレーキの効きが悪くなったり、ブレーキ自体が切れてしまったりして、自転車を何処かにぶつけてしまい、自転車自体を買い換えなければいかないという事態につながる事もあります。
自転車のブレーキを酷使すると、タイヤと地面との摩擦が増えてタイヤの摩耗にも繋がります。
自転車の寿命も考慮して、普段から自転車のスピードを出し過ぎに注意したり、ブレーキの小まめな部品交換が必要に大切になります。
このように適度にパーツの交換をすると、結果的に他のパーツの寿命を延ばすことができます。
自転車の寿命を延ばすには、保管場所も重要だった!?
私達が乗っている自転車の寿命を延ばすには、日頃のメンテナンスが大事になってきます。
自転車は、濡れたまま放置しない(錆びさせない)ように室内で保管する等、保管方法を工夫する事によって寿命を延ばす事ができます。
屋外に保管する場合は、自転車シート(価格は1,000円前後)をホームセンター等で買ってきて使用するといいでしょう。
また、自転車は鉄製の部品を多く使用しており、小さなネジが錆びてしまうと修理や調整ができなくなります。
ほかにチェーンが錆びつくと、自転車に乗っていても重くなり、スムーズに変速をする事ができなくなります。
ブレーキワイヤーの錆びも、レバーの引きが悪くなったり切れてしまう危険性もありますので、事故に直結してしまいます。
安全性を高める為には、ヘルメットの着用だけでなく、ブレーキワイヤーやレバーなどの、自転車の錆びに注意する事が大切になります。
スタンドやカゴが錆びてしまうと、荷物を入れたり自転車に乗ることも嫌になるので、自転車を濡らさないように気をつけましょう。
自転車を乗るときに欠かせない、ヘルメットにも寿命がある!?
転倒したり事故にあったりして、頭部を地面などにぶつけた時の衝撃や怪我の程度は、ヘルメットの有無で大きく変わってしまいます。
自転車用ヘルメットは、人間の代わりにダメージを受けたり割れたりする事で、人間の頭が受ける衝撃を緩和して守ってくれるという大事な存在ですが、ヘルメットにも寿命があるのです。
ヘルメットは、事故や落車等で割れたり変形した時には新しい物に交換する必要があります。
また、外見上は問題ないという程度にヘルメットに衝撃を与えたり、落としてしまった場合にも、ヘルメットを交換する必要があります。
ヘルメットは、外側のシェル(硬い部分)と衝撃吸収の為のライナー(発泡スチロール)からできており、ライナーは強い衝撃を受けると潰れる事で衝撃を吸収して頭を保護します。
ライナーは、一度でも衝撃を受けると元には戻らないので、ヘルメットは強い衝撃を受けると衝撃吸収性が極端に落ちてしまうのです。
ヘルメットの外見に問題がないように見える場合でも、シェルの裏側においてライナーが損傷している事も少なくないです。
このことから、ヘルメットは強い衝撃を受けるとすぐに交換する必要があります。
また、ヘルメットの上に座る等の行為もライナーを潰す事に繋がるので止めて下さい。
見た目では分からない、ヘルメットの寿命!買い替えの目安は?
自転車用ヘルメットの寿命でキーワードになるのが経年変化です。
ヘルメットは、紫外線や汗などにさらされる事で老朽化や劣化等の経年変化に見舞われて衝撃吸収性能が少しずつ低下していきます。
海岸等に漂着している発泡スチロールは、海水の塩分や直射日光にさらされ続ける為に脆くなりますが、ヘルメットの衝撃吸収材のライナーにも同様の事が起きているのです。
ヘルメットは、冷暗所に未使用で保管していれば1~2年程度は大丈夫ですが、衝撃吸収ライナーに使用されているEPS(発砲プラスチック)は、未使用であっても少しずつ内部のガスが抜けて劣化します。
そのため、古いモデルの長期在庫は避けて、購入後は早めに使用を開始して、3年で買い替える事をおすすめします。
ヘルメットは、有効期限を過ぎると、転倒や事故の際に保護性能を十分に発揮しない危険性もあります。
粗末な扱いは、寿命を一段と縮めてしまうので、しっかりとメンテナンスして、正しい方法で保管するようにしましょう。
ヘルメットの正しい保管方法と、お手入れ方法
自転車用ヘルメットは丸洗いできないので、寿命を延ばすためにも次の方法で定期的にクリーニングしてください。
シェルについては、汗や雨水等で濡れた時には、乾いた布で乾拭きをした後に陰干しをしましょう。
汚れがひどい時には、タオルをぬるま湯や水で濡らしてから固く絞り、汚れを拭き取った後に陰干しをするようにしてください。
ストラップは、ぬるま湯か水の中ですすいだ後に固く絞ってから陰干しをしてください。(MOFFストラップ以外のストラップは、ぬるま湯か水の中にシャンプーを入れても大丈夫です。)
インナーパッド・A.I.ネットですが、MOFF製はぬるま湯か水の中ですすいだ後に軽くく絞ってから陰干しをしてください。(MOFF製以外ならば、ぬるま湯か水の中にシャンプーを入れても大丈夫です。)
また、保管方法についてご説明します。
自転車用ヘルメットは衝撃を与えないように、衝撃吸収ライナーを 熱や水分や紫外線などで傷めないように、直射日光の当たらず、雨ざらしにならない場所、落ちにくく、高温にならない風通しのよい場所などで保管するようにしてください。
自転車とヘルメット、正しいお手入れを!
自転車の寿命はお手入れと保管方法に気をつければ、ぐっと寿命は延びると思います。
大切な自転車を長く乗りたいならば、お手入れは欠かせないものですね。
また、頭を守る大切なヘルメットにも寿命はあります。
衝撃を与えてしまったり、寿命を迎えてしまったヘルメットは、いざという時、100%保護性能を発揮できません。
このことを頭に入れておき、ヘルメットの買い替え目安にしてください。