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アンカー・RL6は試乗でコンセプトが明確になるモデル!

2018.12.2

ロードバイクを購入する際は、まずカタログやメーカー(ブランド)の公式ホームページでスペックを確認することが多いかと思います。

しかし、写真と実物は違いますし、実際に試乗してみて初めて分かることもあります。

乗ってみて初めて分かるということからすれば、その代表格とも言えるのがアンカーのRL6です。

特殊なコンセプトがあり、乗ればさらにその良さが理解できるということで、試乗をおすすめしたいモデルです。

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アンカー・RL6の特殊なコンセプトとは?

今回の主役であるアンカーのRL6は、アルミフレームのロードバイクであり、長距離向けのロングライドモデルのカテゴリーになります。

RLシリーズはカーボンフレームの「RL9」がハイエンドモデルになりますが、RL6はアルミフレームでカーボンのRL9の乗り味にどこまで迫るかが、メインコンセプトになっています。

金属であるアルミと繊維であるカーボンは、原点から違う素材ですから、乗り味に違いがあるのは当然です。

あくまでも一般的にですが、アルミは硬くてシャキッとした乗り心地、一方カーボンはしなやかで快適性があるという特徴です。

ですから、単純に言うとRL6は硬めでシャキッとした乗り味ではなく、しなやかで快適な乗り心地を、アルミフレームで目指したバイクということになります。

そのため、やはり机上の説明だけでなく試乗してからその判断をするのが賢明であると考えています。

最初の試乗会でプロをも迷わせたアンカー・RL6の乗り味

前項では、アンカーのRL6はアルミフレームながら、カーボンの乗り味を求めたロードバイクとお伝えしました。

アルミフレームはカーボンに比べ重量が絶対的に重いので、プロのロードレースではほぼ使用されなくなっています。

それであるならば、スピードや加速性を少し犠牲にしたとしても、衝撃吸収性を高めたり、しなやかさを出して、乗り味を快適な方向にもっていくのは、非常に理に適っていると言えるでしょう。

ましてアンカーには、レース志向の強い方のために、「RS」シリーズというレーシーなモデルが用意されていますので、RLシリーズはなおさら趣味や実用的な用途向けにしてもよいわけです。

RL6の開発陣は最初のテストライダーによる試乗会の際に、素材を明かさずに行った結果、数名から「カーボンフレームと思った」という回答を得たそうです。

これは、様々な機体に試乗してきたテストライダーですら勘違いさせるくらいの乗り味を実現したということであり、間違いなくアルミロードの概念に一つ違う考え方を植え付けた、画期的な開発になりました。

アンカーの「プロフォーマット」がもたらすRL6の試乗インプレ評価の違い

アンカーのロードバイクは親会社である「ブリヂストン」と共同で立ち上げた、車体解析技術「プロフォーマット」で導き出されたものを基にしています。

プロフォーマットを日本語にすると「推進力最大化解析技術」となり、自転車が前に進む力を最大にするための解析が行われているということになります。

そのため、ロングライドモデルであっても、極端にスピードや加速力がそがれることがないような設計も行われています。

特にRL6はここまでお伝えしているように、カーボンのようなしなやかさを求めているので、方向性を間違ってしまうと剛性が足らず、ただのフワフワしたフレームになってしまいます。

それではもはやロードバイクの意味がありませんので、RL6はプロフォーマットによって、適度な剛性も保つように、特にペダル周りなどには剛性を高める仕様が施されています。

その一方でしなやかさを出すために、シートステイに複雑な曲げ加工を施し、さらにカーボンのRL9よりも細く薄く扁平させ、しなりを出しています。

RL6の試乗インプレには、「硬い」「柔らかい」という相反する意見があります。

これは、サドルを中央としてフレームの前と後ろでは剛性感を意図的に変えており、乗車姿勢やペダルへの力の掛け方によって受ける感覚が違うためです。

アンカー・RL6のスペック

それではここで、アンカー・RL6をより詳しく知っていただくために、スペックをご紹介します。

アルミフレーム+カーボンフォークの組み合わせで、フレームセット(¥97,200)と3種類の完成車が用意されています。(価格は税込み)

完成車は、シマノ・105をメインコンポとした「EQUIPE(¥194,400)」、ティアグラの「SPORT(¥167,400)」、ソラの「EX(¥135,000)」となります。

この内、EQUIPEとSPORTは30色以上の選択肢からボディーカラーが選べる「カラーオーダー」と、いくつかの付属パーツが最初から交換可能な「セレクトパーツ」のシステムも活用できます。

特に、この価格帯のフレームセットというのは他メーカーにはあまり見られないので、2台目、3台目で余剰パーツが手元にある方には、一から組むバラ完もおすすめです。

試乗してから決めて頂きたいですが、完成車はフレームは全て同じものなので、自分の用途によって適したコンポや付属パーツで選ぶことになります。

ロードバイクは試乗が難しい

ここまで何度か「試乗」という言葉を使っていますが、ではRL6はどこで試乗ができるのかについてお伝えしておきます。

まず、アンカーはどこの自転車店にでも置いているわけではなく、取扱店が限定されています。(お近くの店舗についてはホームページでご確認ください)

そのため、試乗ができるのも正規の取扱い店ということになりますが、試乗車を用意している店舗は少ないと言わざるを得ません。

試乗車はお店が仕入れた製品を試乗用として提供しているのであり、製品であることに変わりはありません。

また、ロードバイクなどは色やパーツの一部変更にも関わらず○○年モデルと区切り、毎年リニューアルをしますので、試乗車も長くて1年しか使えません。

上記通り試乗車も製品であり、販売しなければ不良在庫になるだけなので、使命が終われば売りに出さなければなりません。

しかし、試乗で何キロも走った物が定価で販売できるはずもなく、値引き販売をせざるを得ません。

それが複数台あれば、それだけお店はマイナスになっていくので、おいそれと試乗車を用意することはできないということになります。

まして、アンカーのように完成車が20機種以上もあるブランドであれば、どんなに大きな店舗でも全機種の試乗車を用意することは厳しいので、なおさらお目当ての機種の試乗は難しくなります。

アンカー・RL6はどこで試乗できる?

前項ではアンカー・RL6について、購入前の試乗は難しいかもしれないというお話しをしました。

しかし、矛盾してしまうようですが、やはりRL6は今回お伝えしたように、実際に乗り味を確かめることでさらに良さが際立ってくるバイクなので、何とか試乗して頂きたいと思います。

そこで試乗の候補に上がるのは、お店が不定期で行う「試乗会」や、「サイクルモード」などの展示会イベントです。

お店が行う試乗会は店舗にもよりますが、メーカーが試乗用にバイクを貸し出してくれるので、開催できると聞いています。

また、多くの在庫を抱えておける大型店舗は自力でも開催が可能なようなので、試乗会の頻度も高くなるでしょう。

そして、大型のイベントなどは、試乗車の機種の多さやコースの長さも十分なものがあるので、大きなチャンスと言えます。

アンカーでも2018年には「サイクルフェスタ試乗会」というビッグイベントに、12もの機種が出展されていました。

このような、お店独自の試乗会や大きなイベント情報にアンテナを張り、ぜひRL6に試乗できるチャンスをつかんでいただければと思います。

RL6は試乗ありき

今回は、アンカー・RL6についてお話ししました。

アルミでありながらカーボンの乗り味に近づけるという、有りそうで無かったコンセプトを持つ面白い一台です。

それだけに、乗り味を確かめてもらいたいのですが、いかんせん試乗できる機会を探すのが難しいことは否めません。

そのため、今回お話ししたように試乗会などにアンテナを張って、その機会を逃さないようにしてください。

 - ANCHOR, メーカー, ロードバイク