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自転車のブレーキワイヤーが切断する前に自分で交換しよう!

2018.10.26

自転車のブレーキワイヤーは消耗品です。

新品の自転車を購入したとして、およそ3年で交換が必要です。

しかし、それを気にせず自転車を使っていると、ある日、自転車のブレーキワイヤーが突然切断し、ブレーキが効かなくなるといったトラブルに見舞われてしまうかもしれません。

そうならないために、この記事ではブレーキワイヤーの交換を誰でも行えるよう、作業手順をなるべく詳しく解説します。

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ブレーキレバーの引きが重い?ブレーキワイヤー切断のサインかも!

自転車のブレーキレバーの引きが重い場合、ブレーキワイヤーが切断しかかっている可能性があります。

ブレーキワイヤーは、何本かの細い糸のようなワイヤーをより合わせて作られています。

その細いワイヤーは、使用するにつれて疲労し、疲労が限界に達したワイヤーから切断します。

すると、ブレーキワイヤーから、細いワイヤーが毛羽立った状態になります。

その状態でブレーキワイヤーが引っ張られると、ブレーキワイヤーを覆い保護するアウターケーブルに、毛羽立った細いワイヤーが引っかかります。

その結果、ブレーキレバーを引くと、引きが重く感じます。

このような、ブレーキワイヤーのほつれは、ブレーキのアウターケーブルのカーブのきつい場所でよく発生します。

なぜなら、アウターケーブルのカーブがきつい場所は、その中を通るブレーキワイヤーが強い力で擦れるため、ブレーキワイヤーの疲労が早く進行するためです。

では、このブレーキワイヤーの交換方法について、次章からお話しします。

自転車のブレーキワイヤー交換に必要な道具一覧!

まずは、ブレーキワイヤー交換に必要な道具についてお話しします。

以下より箇条書きで、必要な道具の一覧です。

・スパナ(もしくはモンキーレンチ)

・ワイヤーカッター

・ペンチ

・機械油(グリス)

・安全手袋

これらのそれぞれの道具について、補足します。

スパナもしくはモンキーレンチは、ブレーキワイヤーをブレーキ本体に固定するために使用します。

スパナのサイズは10mm前後ですが、自転車によって固定ボルトのサイズが異なるため、自分の自転車に合ったものを用意してください。

ワイヤーカッターは、ブレーキワイヤーを切断するために使用します。

ワイヤーカッターは、ホームセンターなどで1000円程度で入手できます。

なお、ニッパーや爪切りなどでの代用は難しいでしょう。

なぜなら、ブレーキワイヤーは頑丈なため、ニッパーや爪切りでは文字通り歯が立たないためです。

機械油は、ブレーキワイヤーを組み付ける際に、ブレーキワイヤーの滑りを良くする目的で使用します。

理想は、粘度の高い機械油である「グリス」を使用することですが、スプレータイプの機械油でも構いません。

自転車に取り付けられた古いブレーキワイヤーの取り外し!

では、ブレーキワイヤーの交換手順をお話しします。

まずは、古いブレーキワイヤーを取り外します。

ブレーキワイヤーの、ブレーキ本体側の末端には、金属製のキャップが取り付けられています。

このキャップを、ブレーキワイヤーの末端を切断して除去します。

次に、ブレーキ本体の、ブレーキワイヤーの固定ボルトを完全に取り外します。

そうすると、ブレーキワイヤーはブレーキ本体から完全に取り外されます。

その状態で、今度はブレーキレバーからブレーキワイヤーを取り外します。

ブレーキレバーに接続されているアウターケーブルを、ブレーキ本体側に送るようにして引っ張ります。

すると、アウターケーブル内のブレーキワイヤーが露出します。

ブレーキワイヤーを3cmほど露出させたら、ブレーキワイヤーをブレーキレバー側に90度捻ります。

この作業が正しく行われれば、ブレーキレバーの「Ω」型の切り掛けの、開口部の部分にちょうどブレーキワイヤーが来ます。

そして、その「Ω」を見た状態で、ブレーキワイヤーを手前に引くと、ブレーキワイヤーがブレーキレバーから取り外されます。

後は、アウターケーブルからブレーキワイヤーを引き出せば、自転車からブレーキワイヤーが完全に取り外されます。

新品のブレーキワイヤーを切断して長さを調整!

ブレーキワイヤーが取り外されたら、新品のブレーキワイヤーを、作業しやすいような長さに切断します。

古いブレーキワイヤーの端と、新品のブレーキワイヤーの端を合わせ、古いブレーキワイヤーの長さより、新しいブレーキワイヤーが15cmほど長くなるようにして切断します。

ここで注意すべき点が2つあります。

1つは、ブレーキワイヤーの丸い金属が付いている側を切らないことです。

この丸い金属は「タイコ」と呼ばれ、このタイコがブレーキレバーの切り掛けに納まり、ブレーキレバーに引っかかっていることで、ブレーキワイヤーを引っ張れます。

そのため、このタイコ側を切断してしまうと、ブレーキワイヤーをブレーキレバーに固定できません。

2つ目は、ブレーキワイヤーの切り口を整えることです。

最初の章で述べたように、自転車のブレーキワイヤーは何本かの細いワイヤーをより合わせて作られています。

そのため、切断するときなどに力が加わると、その切り口がバラバラに解けてしまう場合があります。

その状態では、ブレーキワイヤーをアウターケーブル内に通せません。

もし、ワイヤーの切り口がバラけてしまったら、位置をずらして、もう一度切断し直して切り口を整えます。

ブレーキワイヤーを自転車のブレーキレバーに取り付けよう!

ブレーキワイヤーを作業しやすい長さに切断したら、いよいよ自転車に組み付けます。

まずは、ブレーキワイヤー全体に、薄くグリスを塗布します。

グリスがない場合は、スプレータイプの機械油をアウターケーブル内に噴き、十分に行き渡らせます。

そして、ブレーキワイヤーをアウターケーブルに通します。

このとき、アウターケーブルのブレーキレバー側の末端に、ブレーキレバー側に凸型の金属製のキャップが、元通り付いていることを確認してください。

そうしたら、今度はブレーキワイヤーの取り外しの逆の手順で、ブレーキワイヤーを自転車に取り付けます。

まずは、ブレーキレバーの「Ω」型の切り掛けに、ブレーキワイヤーのタイコを納めます。

その状態で、ブレーキワイヤーを進行方向側に90度捻ります。

正しく作業が行われていれば、ブレーキレバー下部の溝に、ブレーキワイヤーが納まった状態で、ブレーキワイヤーが進行方向を向きます。

ブレーキワイヤーが進行方向を向いたら、アウターケーブルをブレーキレバーの金属の台座に接続します。

ブレーキ本体にブレーキワイヤーを固定してあまったワイヤーを切断しよう!

ブレーキレバーにブレーキワイヤーを取り付けたら、最後にブレーキ本体に固定ボルトを用いてブレーキワイヤーを固定し、自転車のブレーキワイヤーの交換は完了です。

ブレーキワイヤーの固定ボルトには、頭のすぐ下の足の部分にブレーキワイヤーが通る穴が開いています。

その穴にブレーキワイヤーを通し、ブレーキアームの端を固定ボルトと、固定ボルトに付属するナットで挟むようにして、ブレーキワイヤーを固定します。

なお、固定する前にペンチでブレーキワイヤーを下向きに引っ張り、ブレーキワイヤーの弛みを取ります。

そして、片方の手で、左右のブレーキシューとリムの間隔が2mmほどになるようにして保持しながら、もう片方の手でブレーキワイヤーの固定ボルトを締めます。

ブレーキワイヤーの固定が済んだら、ブレーキワイヤーの末端を固定ボルトから10cmほど残るようにして切断します。

最後に、金属製のキャップを、ブレーキワイヤー末端にペンチを使用してかしめて、ブレーキ調整ねじで、ブレーキレバーの遊びを調整したら作業は完了です。

ブレーキワイヤー交換後のチェックは念入りに!

ブレーキワイヤーの交換の作業手順を書き出してみると、複雑で難しそうに思えます。

ですが、実際に作業してみると案外簡単です。

さらに、ブレーキワイヤーを取り外す過程で、おおよそのブレーキの構造が理解できるため、途中からは、直感的に作業ができると思います。

しかし、作業のミスに気付かずに走り出してしまうと大変危険です。

走り出す前には必ず、念入りにブレーキのチェックを行ってください。

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