ロードバイク好きによる自転車知識の情報ガレージ

ロードバイク好きによる自転車知識の情報ガレージ│わくわく自転車情報館

自転車のブレーキでよく見るブランド「promax」とは?

2018.10.6

自転車のブレーキ、とくにロードバイクやピストバイクでよく見かけるのが「promax(プロマックス)」というブランドです。

見かける機会が多いわりにはあまりなじみがなく、どんなブランドなのかご存知ない方も多いことでしょう。

そんなpromaxのブレーキの特徴について、ご紹介します。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

高速道路に自転車が降ってきた!?少年たちが犯した過ち

アニメなどの影響で、若い世代の中でも自転車に乗る人が増えてきています。 その一方で、自転車に関...

小学生が乗る自転車は何インチ!?自転車選びの基準

小学生あたりになると、自転車購入を考える人も多いでしょう。 実際、子供の自転車選びといっても、...

シマノ製コンポ装備自転車のギア比とギア交換の必要性

シマノといえば、シティサイクル~ロードバイク等の競技用自転車までコンポーネント(コンポ)類のパーツに...

2歳からペダルなし自転車「ストライダー」で慣れさせよう!

2歳という年齢は自分で歩けるようになって行動範囲が広がってくる頃で、そろそろベビーカーの卒業を考える...

ラレーのミニベロ、rsrと、その後継車rscってどんな自転車?

ラレーのミニベロは、街中を走るときでも、ひときわ目を引くデザインです。 おしゃれに敏感な方にも...

自転車に乗ると身長が伸びるって本当!?自転車の効果とは?

自転車は子供でも簡単に乗れ、移動手段として利用されている人も多いですね。 自転車に乗ることで身...

自転車のブレーキを掃除して制動力をよみがえらせよう!

自転車のブレーキは動きを止める唯一の手段なので、乗り手の命を預かっている、と言っても過言ではあり...

競輪選手の太ももは、なぜ太い!?競輪選手になるには?

競輪選手の太ももってなぜあんなに太いのでしょう? もちろんトレーニングをしているからこそ、あの...

気になる自転車のカーボンフレームの特徴やメリット!

自転車を買おうと思ったときに、フレームの素材がたくさんあって、どれが良いかわからない・・・とお困りの...

自転車に於ける後輪ブレーキに関するあんなコトやこんなコト

自転車はもちろんの事、全ての車両と呼ばれる乗り物に於いて、最重要と言っても過言ではない機能の1つ...

ホイールのバルブの種類とタイヤの外し方・はめ方について

スポーツバイクを乗るともなると、ホイール・タイヤ・空気入れなど、一般的なママチャリとは異なるため、最...

自転車の分解方法をご紹介します!カギはホイールとクランク

ロードバイクなどのスポーツ自転車は、メンテナンスありきの乗りものです。 メンテナンスは、分...

サドルで変わる!ロングライド向けのサドルとセッティング

ロードバイクでロングライドをすると、お尻が痛くなることってありませんか? もしかしたら、その原...

自転車の2台持ちは贅沢?いろいろと言い訳を考えてみた

自転車の2台持ちで迷う...。 あなたはまだ、引き返せるかもしれません! 私にも、そんな...

mtbをドロップハンドル化したい!予算はどのくらいだろう?

最近は、スポーツ自転車の用途が多様化されてきており、車種の垣根を超えたカスタマイズが目立ちます。...

スポンサーリンク

多くの自転車に使われるpromaxのブレーキ

ブレーキは、自転車にとってなくてはならないパーツのひとつです。

スポーツ自転車の場合、ロードバイクであればキャリパーブレーキと呼ばれるもの、クロスバイクならVブレーキ、そしてマウンテンバイク(MTB)であればディスクブレーキが採用されるのが主流です。

近年では、ロードバイクやクロスバイクでもディスクブレーキが使われるケースが増えています。

そんな自転車のブレーキには、どんなメーカーの製品が使われているでしょうか。

基本的には、変速機を中心とした「コンポーネント」のメーカー、つまり日本のシマノ製コンポーネントを採用した自転車なら、ブレーキもシマノ製であることが多くなります。

しかし、中には変速機はシマノ製なのに、ブレーキは他社の製品が使われていることもあります。

そして、そんなシマノ製以外のブレーキでよく見かけるのが、今回ご紹介するpromaxのブレーキなのです。

安価な自転車ほどpromaxの採用例が増える

promaxとは、ブレーキを中心として、自転車に用いられるさまざまな部品を製造している海外のメーカーです。

promaxのブレーキは、どんな自転車に使われているのでしょうか。

それはズバリ、安価なスポーツ自転車です。

入門用やふだんの足として使われる安価なスポーツ自転車では、なるべく完成車の価格を下げようと、どのメーカーも工夫をします。

価格を安くすれば多くの人々に買ってもらいやすくなりますし、ライバルメーカーの製品よりも少しでも安くしたい、という考えもあります。

そして、自転車の価格を下げるための工夫をするとき、ターゲットとなる部品のひとつが、ブレーキなのです。

ある程度より上の価格帯の自転車であれば、先ほどご説明したように、シマノ製コンポーネントとともにシマノ製のブレーキが採用されます。

安価なスポーツ自転車であれば、シマノの「ソラ」や「クラリス」といった入門用のコンポーネントが使われ、ブレーキも同じグレードのものを使うのが基本です。

しかし、自転車メーカーが「もっと安くしたい」という場合に使用するのが、promaxのようなシマノ以外のメーカーが製造する、安価なブレーキです。

シマノの部品は安価なグレードでもそれなりの価格がしますが、promaxのようなメーカーは、自転車メーカーの「もっと安くしたい」というニーズを汲んで、安価なブレーキを製造し、自転車メーカーに納めています。

promaxのブレーキは効くの?

さて、実際にpromaxのブレーキを使用する上でいちばん気になるのは、やはり「効くのか、効かないのか」という点ではないでしょうか。

promaxのブレーキにも、ロードバイク用のキャリパーブレーキ、クロスバイクに多いVブレーキ、そしてMTBに多いディスクブレーキと、さまざまな種類があります。

そして、その効き、つまり制動力については「値段なり」という評価を下す方が多いようです。

高いブレーキに比べるとどうしても、制動力では劣るというわけです。

これは、promaxのブレーキに限らず、他社の製品も含め安価なブレーキ全体に言えることでですが、とくにロードバイク用のキャリパーブレーキについて「効きが悪い」と感じる方が多いようです。

自転車のブレーキ性能を決めるのは、シューだけではありません。

キャリパーブレーキのアーチや、Vブレーキのアームといった部分の剛性が低いと制動力が落ちる、つまり効きが悪くなります。

promax製ブレーキの場合、とくにロードバイク用のキャリパーブレーキで、剛性不足の影響が出るようです。

ただし、製品として世の中に出ている以上「効かない」「止まらない」ということはありません。

promax製ブレーキでも、ブレーキ自体は効きます。

ただし、より高価なブレーキと比べると劣るので、ブレーキの性能を知った上で、安全運転を心がければよいでしょう。

安価な自転車をアップグレードするならブレーキから

自転車は、とても趣味性の強い乗り物です。

「少しでもいいモノを知ってしまうと後戻りできない」という方も、少なくないことでしょう。

とくにブレーキの効きは、安心して気持ちよいサイクリングを楽しむ上での「肝」であると言えます。

promaxのブレーキでも実用上の問題は生じませんが、「もっとスピードを出したい」「もっと気持ちよく走りたい」と思ったら、まずブレーキを交換してみることをおすすめします。

ビギナーの方であれば、コンポーネントやホイール、サドルやペダルなど、他にも交換したいパーツはいろいろあることでしょう。

しかし、優先順位をつけるとすれば、やはりブレーキがいちばんです。

promaxのブレーキから、シマノ製などより上位のブレーキに交換することで、自転車のブレーキはもっとよく効くようになります。

単純な「効き」だけではなく、ブレーキを弱くかけ始めてから、ブレーキレバーを強く握って自転車を停止させるまでの細かいコントロールも、上位モデルになればなるほど優れています。

ロードバイクのブレーキ交換は互換性に注意

promax製のブレーキから、他のもっとよいブレーキに交換するにあたり候補となるのは、やはりシマノ製でしょう。

ロードバイク用のキャリパーブレーキ、Vブレーキ、そしてディスクブレーキ、そのすべての種類において、シマノは安心して使用できるメーカーです。

ただし、自転車の中でもとくにロードバイクの場合は、ブレーキの交換時には、規格に注意してください。

シマノのロードバイク用ブレーキは、製品の世代によって、レバーでワイヤーを引く量が異なっており、一部の組み合わせではシマノが動作を保証していないので、互換性には注意しなくてはなりません。

具体的には「スーパーSLR」と「新(ニュー)スーパーSLR」の2種類があります。

現在、使用しているブレーキ及びブレーキレバーが、スーパーSLRなのか、新スーパーSLRなのか、しっかり把握して交換しましょう。

自分ではどちらの規格か判断がつかない場合は、決して「なんとなく」で選んでしまわずに、自転車店に相談しましょう。

promaxのブレーキにも利点はある

では、promaxのブレーキにはメリットがないのかというと、そういうわけでもありません。

まず、「なるべくお金をかけたくない」という方にとっては、promaxのブレーキが採用された安価なスポーツ自転車は、ありがたい存在です。

また、promaxのブレーキは、パーツ単体でも流通しています。

そのため、なるべくお金をかけずに自転車を修理したり、しばらく乗っていなかった自転車を再生したり、パーツを寄せ集めて自転車を組み立てたいときなども、promaxのブレーキは使われています。

先ほどもご紹介したとおり、promaxのブレーキは、シマノや他のメーカーに比べて制動力やコントロール性能に劣ることがあっても「止まらない」というわけではありません。

したがって、ブレーキの性能に合わせて安全運転を心がければ問題ありません。

また、promaxからはブレーキのシューも発売されていますが、同社のシューは比較的「キーキー」という音鳴りが少ないので、安価なクロスバイクなどの補修用部品としては有用な存在です。

決して「promax=ダメ」と切って捨てるようなものではありません。

問題なく機能するが安い完成車に付属のものは交換したい

promaxというメーカーのブレーキは、比較的安価なスポーツ自転車で、よく使われています。

自転車のブレーキとしての性能は満たしていますが、安価なブレーキですので、シマノなどの上位モデルと比較すると効きが悪い、と感じるのはしかたがないことです。

安価なスポーツ自転車を購入し、標準で装着されていたpromax製ブレーキの効きに不満を感じるようでしたら、シマノ製など、他のブレーキに交換するといいでしょう。

 - 自転車全般