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自転車のブレーキシュー汚れ!きれいに掃除して制動力アップ

2018.7.26

ママチャリやロードバイクなど多くの自転車のブレーキには、「ブレーキシュー」というゴム製のパーツが使用されています。

ブレーキシューはブレーキの制動力を大きく左右する部分であり、傷ついたり、汚れたりするとブレーキが効かなくなってしまう可能性もあります。

そのため、日常的に行える点検や掃除が非常に大切になってきます。

今回はそんな自転車のブレーキシューについてお話します。

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自転車の「ブレーキシュー」はリムブレーキの部品

自転車のブレーキシューは、「リムブレーキ」という種類のブレーキに使われる部品の一つです。

リムブレーキには、ママチャリの前輪やロードバイクに使用される「キャリパーブレーキ」、クロスバイクに使用される「Vブレーキ」が代表的です。

「リム」はホイールの外周で、タイヤをはめる部分のことで、この場所に制動が掛かって車輪の回転が止まる仕組みなので、リムブレーキと呼ばれています。

ブレーキの本体とブレーキレバーがワイヤーで繋がれており、レバーを引くとワイヤーが本体のアームを動かします。

左右のアームの先にブレーキシューが付いていて、リムを両方から挟み付けることで起こる摩擦によって制動が掛かります。

リムは限りなく地面に近い場所を転がっているので、泥汚れなどは避けられず、それに接触するブレーキシューも当然ながら汚れてしまいます。

水分や泥が付着してしまうと、リムとシューの間で摩擦が起こりづらくなるので、ブレーキが効きにくくなります。

そのため、特に雨の日や泥道を走った際は、掃除をしなければいけません。

自転車のブレーキシューの掃除は車輪を外した方が楽

ブレーキシューの掃除は日々行うものであれば、洗剤を使わずに布で拭いてあげれば大丈夫ですが、小まめに行っていない場合は、この際ですから点検も含めて大々的に行ってしまいましょう。

後述しますが、リムブレーキはリムも掃除しなければなりませんので、ホイールを外してから行うのが賢明です。

その点では、スポーツバイクはクイックリリースでホイールがすぐに外れますが、ママチャリはさすがにそうはいかないので、掃除だけでホイールを外すのは現実味に欠けます。

したがって、ママチャリの場合はブレーキシューを外して掃除するのが一般的で、外すにはモンキースパナやメガネレンチのような工具が必要です。

もし工具がない場合は、オーバーホールの意味も込めて自転車屋さんに一度見てもらうことをおすすめします。

ブレーキシューは消耗してすり減ってしまっている可能性もありますので、そこで交換してもらうのも、安全面を考えれば得策かもしれません。

自転車のブレーキシューは掃除前に表面を確認!

自転車のブレーキシューの掃除ですが、その前にまずは表面を確認します。

ブレーキシューは摩擦によって表面がすり減っていく消耗品であり、一生使えるものではありません。

頻度はそれぞれですが、必ず交換が必要になりますし、摩耗すればブレーキの効きが悪くなったり、最悪の場合全く効かなくなります。

そこで定期的な点検が必要になるのですが、表面に彫ってある水はけ用の溝が、深さ1㎜程度になっていたら交換の目安と考えてください。

また、ブレーキシューはゴムなので、小石や金属片、ガラスなどの異物が刺さってしまうことがあります。

「キーン」という金切音の原因になることもありますし、リムを傷付けることにもなりますので、取り除かなくてはいけません。

ピンセットやカッターなどを使って、丁寧に取り除いてください。

さらに、シューの表面は摩擦を起こすために少しザラザラしているものですが、摩耗することで徐々にツルツルしてきます。

また、ゴムが摩擦熱で溶けたものが再度固まって、カピカピの部分ができることもあります。

ツルツル、カピカピの状態ではブレーキの効きが悪くなりますので、紙やすりを使って表面を削ってあげるとよいでしょう。

紙やすりがない場合は、地面に数回こすりつけてもよいですが、また小石が挟まってしまうかもしれないので、確認してください。

ブレーキシューの掃除でやってはいけないこと

自転車のブレーキシューの表面の確認が終了しましたら、掃除に入っていきます。

先ほどもお伝えしたように、さほど汚れていなければ布でサッと拭けば十分ですが、一度くらいは洗剤を使ってあげましょう。

精密機械ではないので、洗剤の種類にデリケートになる必要はありませんが、絶対に使用してはいけないのが、油分を含んだものです。

ブレーキシューやリムに油が付いてしまうと、滑ってしまって摩擦を起こすことができず、ブレーキが効かない状況になります。

そのため、成分が不明な洗剤を使うよりは自転車用のクリーナーの方が安心なので、その意味では専用の方がよいでしょう。

また、洗剤を使う場合も、直接シューに吹き付けるのはよくありません。

自転車には「グリス」という粘度の高い潤滑油が各所に使用されており、洗剤をむやみにかけてしまうと流れてしまう可能性があるので、注意が必要です。

自転車のリムの掃除方法

自転車のリムブレーキについて、ブレーキシューの掃除の仕方をご紹介してきましたが、シューだけをきれいにしてもリムが汚れていては意味がありません。

リムもシューと同じで油分の入った洗剤さえ使用しなければ、特に何も制約はありません。

ただ、リムにはブレーキシューの削れカスが付着するので、黒いラインが入って消えなくなることがあります。

そうなったら洗剤でも落とすのは難しく、研磨が必要になります。

なお、研磨してよいのはアルミなどの金属製のリムに限られますので、カーボン製のものは研磨をしてはいけません。

リムの研磨はお子さんが使用する砂消しゴムなどで行うこともできますが、おすすめなのは工業用の砥石です。

アルミリムには、六角レンチなどの工具でも有名な「ホーザン」の「K-141」が最も適しています。

筆者も使用していますし、数多くの成功した報告がありますので、ほぼ、どんなリムにも対応できます。

砥石と一緒に専用のホルダーを使用すると研磨しやすいのでおすすめです。

ブレーキシューの交換について

ここまで、自転車のリムブレーキの掃除について考えてきました。

掃除だけでも制動力は随分と変わってくるものですが、それでもブレーキの効きに違和感が残る場合もあります。

その場合は、ブレーキシューの交換が必要かもしれません。

交換の目安は先ほどお伝えした通り、表面の溝が1㎜程度まで減ってきたらになりますが、ブレーキレバーの引き代でもシューの摩耗を感じ取ることができます。

シューがすり減るとリムから離れていき、ブレーキを掛けるにはアームが大きく動かなければいけなくなりますので、レバーの引き代が大きくなります。

その場合、ワイヤーの伸びの可能性もありますので、アジャスターで調整してみてください。(ただし、ママチャリはほとんどアジャスターは付いていません)

それでも、引き代が改善されない場合はシューの交換を考えてください。

ブレーキシューは台座とゴムが一体型になっているものと、ゴムだけ交換可能なカードリッジ式があります。

ブレーキシューが頻繁に消耗するような乗り方をするなら、カードリッジ式がおすすめです。

掃除一つでブレーキの制動力が変わる

今回は、自転車のリムブレーキの掃除についてお話しました。

ブレーキシューは異物が刺さっていないか、ツルツルやカピカピになっている部分がないかを確認してから、掃除をしてください。

また、交換の目安もご紹介しましたので、併せて確認してみてください。

リムは掃除だけで落ちない汚れもありますので、その場合は研磨も行ってみましょう。

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