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自転車のvブレーキの特徴!ワイヤー交換方法と調整方法

2018.6.19

vブレーキは自転車の中でも、とりわけmtbとクロスバイクに使われる事が多いブレーキです。

今回はそんなvブレーキのワイヤー交換における注意点をご紹介します。

リムとブレーキシューの間隔をしっかりと調整しないと、vブレーキが上手く機能してくれません。

また、その間隔が正しくても、気をつけなければならない点というのがいくつかあります。

今回は、その辺りをご紹介します。

それから、インナーケーブルについても、色んな種類をご紹介しておりますので、良かったら、インナーケーブルについても考えてみてください。

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自転車の中でのvブレーキの位置付け

まずは、vブレーキについておさらいをしておきましょう。

vブレーキは、自転車の中でも主にmtbやクロスバイクに使用されています。

ロードバイクに使用されていない訳ではないですが、ほぼmtb&クロスバイク用と考えてもらっても構わないでしょう。

これはvブレーキが、そもそも泥水などが付着してもしっかりとした制動力が発揮できるように、というコンセプトの元に作られているから、mtbやクロスバイクに使用されているというだけです。

他のブレーキと比べて劣っていると見られる事もありますが、決してそんな事はなく、それぞれ一長一短の特徴を持っているとお考えください。

さて、そんなvブレーキですが、長所としてはしっかりとした制動力があるという事が挙げられます。

実際に、リムブレーキの中では一番の制動力になります。

しかし、一方で、調整が非常に難しいブレーキでもあります。

特に、ブレーキシューとリムの間隔調整の部分です。

ワイヤー交換の際などは、ここを気にする必要があります。

ですので、今回は、vブレーキの調整の仕方や、ワイヤー交換の際の注意事項をご説明していきます。

その中で細かい調整の行い方をご紹介しますので、ぜひ覚えてみてください。

では、まずはワイヤー交換方法についてご説明します。

vブレーキを使っている自転車のワイヤー交換方法

vブレーキのワイヤー交換の方法は、基本的には普通の自転車と同じです。

古くなったインナー&アウターケーブルを取り出し、新しい物に交換する。

これだけです。

ただ、vブレーキのワイヤー交換でいくつか違う点もありますので、手順を追いながらご説明させていただきます。

まずは、インナーケーブル先端のキャップを外します。

外せない場合は、ワイヤーカッターでキャップ部分を切断しても構いません。

とにかく、インナーケーブルがインナーリードなどを通れるようにしてください。

そして、5mmの六角レンチで固定ボルトを緩め、インナー&アウターケーブルを抜きます。

ここで、ケーブルを交換する前に、レバーのブレーキケーブル調整ボルトが出ていたら、ねじ込む必要があります。

もし調整ボルトの動きが悪いようなら、ここでネジ山にグリスアップをしておきましょう。

次に、新しいアウターケーブルの長さを調整します。

以前に使用していたアウターケーブルと同じ長さにしてください。

そうすれば、まず間違えることはないです。

ここまでくれば、次はインナーケーブルです。

インナーケーブルをレバーに固定する必要があります。

インナーケーブルの固定は、レバーの種類によって固定位置が違います。

たいていは、レバーを引くと丸い穴が空いた固定位置が判明しますので、まずレバーを引いて確認してください。

そして、インナーケーブルにグリスを塗ってください。

その後、インナーケーブルにアウターケーブルを通し、ブレーキの位置まで持っていきます。

リムブレーキの場合は、車体に沿わせる箇所が何箇所かありますので、そこを必ず通るようにしてください。

なければ、タイラップなどを使用し、車体とケーブルを仮止めしておく必要があります。

これは最後になりますが、ケーブルの位置が決まってからタイラップを締め、余分な部分を切断するようにしてください。

あとは、インナーリード、ブーツをインナーケーブルが通り、固定ボルトでインナーケーブルを固定するだけです。

この時、余分なインナーケーブルは切断し、先端をキャップで止めましょう。

また、走行中に邪魔にならないように、ケーブルをブレーキ本体にあるフックに引っ掛けてください。

そして、ブレーキレバーを握って、ブレーキの利きを確認して終了です。

これでワイヤー交換自体は終わりです。

では、ここからがvブレーキで気をつけなければいけないところです。

ブレーキシューとリムの間隔の調整をしていかなければなりません。

しかし、間隔の調整を行う前にいくつか注意点があります。

次は、その注意点についてご説明します。

vブレーキの調整の前に確認しなければならない三つの事

ワイヤー交換が終わった後、ブレーキシューとリムの間隔の調整を行う前に、大きく三つ確認しなければならない事があります。

一つは、ブレーキ自体の建て付けです。

vブレーキは、ブレーキ本体固定ボルトというボルトによって、自転車本体に固定されています。

この固定が緩んでいたり、あるいはブレーキ自体が曲がっていたりすると、間隔が上手く調整できません。

ブレーキ自体が曲がっている場合は、即交換を行ってください。

固定ボルトが緩んでいる場合は、固定ボルトをしっかりと締めてください。

この二つは、滅多にないですが、大きな事故をした後ならば可能性があります。

ここは絶対に確認にするようにしてください。

次に、二つ目です。

リム自体に振れがないかを、確認する必要があります。

振れ取り台があれば、振れ取り台に掛けて確認してください。

なければ、ここはプロに任せたほうが無難です。

近くの自転車屋さん等に持っていきましょう。

ブレーキシューとリムの間隔を1mmに調整する必要があるvブレーキでは、振れはブレーキとして致命的になります。

必ず確認して振れをとるようにしましょう。

最後に、三つ目です。

三つ目は、ブレーキシューの摩耗の問題です。

ブレーキシューの両方が摩耗しているのなら、確実に両方とも交換するようにしましょう。

問題なのは、片方が摩耗している場合です。

もちろん、片方だけが摩耗していても、両方とも交換する必要があります。

そこは絶対です。

ただ、片方だけが摩耗している場合は、そこに必ず原因があるという事を意識しなければなりません。

ブレーキシューが片方だけ摩耗していた場合の原因は、大きく二つです。

〇ブレーキワイヤーのインナーケーブルが錆びていた場合

以前、使っていたインナーケーブルを見て錆びを確認してみましょう。

錆びがない場合は、二つ目の原因を意識する必要があります。

〇リムの振れとブレーキの建て付け

振れや建て付けがあれば、片方だけの摩耗が起こりやすくなっています。

必ず確認してください。

それでは次は、間隔調整のご説明になります。

vブレーキ自転車の間隔調整方法

vブレーキの間隔の調整方法は二つあります。

一つは、ワイヤーを引っ張って調整する方法です。

これはワイヤー交換を行いながら、行える調整です。

リムとブレーキシューの間隔は1mmを目指して、調整するようにしましょう。

しかし、この調整方法だけではリムとブレーキシューの間隔を上手く調整するのは難しいでしょう。

そこで使用するのが、二つ目の方法、スプリング調整ネジの調整です。

スプリング調整ネジは、Vブレーキの種類にもよりますが、ブレーキ固定ボルトの横についています。

そこを調整する必要があります。

このスプリング調整ネジは、右に回すと外に広がり、左に回すと中に入っていきます。

ここを調整しながら、1mmの間隔を出していきます。

1mmで間隔がとれたら、それで調整は完成です。

しかし、ここで1mmという間隔はとれているのに、vブレーキが自転車に対して僅かにずれていると感じる事があるかもしれません。

買ったばかりの新車であれば、あまりそういう事はありませんが、数年乗った後の自転車だと偶にあります。

この場合は、vブレーキのどこかの調整がおかしいという事を認識しておいてください。

可能性は二つです。

●ブレーキ自体の建て付け

vブレーキを上から見て、ポンプの左端から右のブレーキまでは39mm以上の幅を取らなければなりません。

もしずれていると感じるなら、ここの長さを測ってみましょう。

その幅がない場合は、ブレーキ固定ボルトを調整します。

●ブレーキシューがリムに対して平行についていない場合

ブレーキシューは、リムに押し当てた状態で、当たり具合を調整する必要があります。

ブレーキシューがリムの外周上端より1mm低いところになるように、セットしてください。

これで、vブレーキの調整方法は終了です。

次からは、インナーケーブルの種類や、ブレーキシューの種類についてご説明します。

インナーケーブルの種類!ワイヤー交換時に考えてみよう

vブレーキに使用するインナーケーブルには、二つの種類がありますので、ワイヤー交換について学ぶのと同時に、知っておきましょう。

それは、スチール製とステンレス製です。

それぞれ一長一短の特徴がありますが、基本的にはステンレス製をオススメします。

以下に、短所と長所を記載しますので、ご確認ください。

・スチール製

長所……安価、ほぐれにくい。

短所……交換スパンが短い、錆びが出る、柔らかい。

・ステンレス製

長所……錆びが出ない、硬い、交換スパンが長い。

短所……高価、折れる可能性がある、ほぐれやすい。

簡単に記載すると、長所と短所はこのようになります。

スチール製はほぐれにくいのですが、錆びからインナーケーブルが切れる可能性があります。

アウターケーブルの中を確認することができませんので、最低でも一年に一度は交換するようにしましょう。

また、スチール製は交換スパン短いので、一般的に言われている一年に一度の交換でも遅い場合があります。

ブレーキレバーの戻りが遅いことや、ブレーキの利きが悪い場合などは、一度、交換を念頭にインナーケーブルを確かめる必要があります。

ステンレス製は、錆びが出ないことや、硬い為切れにくいというメリットがあります。

しかし、硬い為ポキリと折れる可能性は否定できません。

これは、ワイヤーを自転車に沿わせる為に無理に曲げている場合があります。

気をつければ、修正できる点ですので、気をつけるようにしてください。

他にも、ほぐれやすいという点は気をつけたほうが良いです。

ワイヤーの固定ボルトにインナーケーブルを挟むと、スチール製は平らに潰れますが、ステンレス製は硬い為、広がるように挟まります。

こうすると、確実にほぐれやすくなってしまいます。

しかし、だからといって、ワイヤーの固定ボルトを緩く締める訳にはいきません。

しっかり締めてください。

スチール製とステンレス製の二つをご紹介しましたが、この二つとは別に、全く違うアプローチをしたインナーケーブルがあります。

それが、コーティングインナーと呼ばれる、インナーケーブルです。

次は、インナーケーブルについてご紹介します。

コーティングインナーブレーキ!ワイヤー交換時に考えてみよう

前述したように、インナーケーブルにはコーティングインナーというものがあります。

こちらは、強度自体はほとんど変わらないものの、摩擦抵抗が少なくブレーキレバーの引きが軽くなる事や、錆びが出にくくなる事、ほつれにくくなる事というメリットが存在しています。

ノンコーティングのインナーケーブルより値が張りますが、非常に快適なインナーケーブルになっておりますので、こちらを使用してもいいかもしれません。

コーティングインナーとしては、ナノコートやテフロンコート、ナノテフロンコート、などがありますが、コーティングインナーであれば、引きの軽さは体感的にそこまで変わらないでしょう。

ただ、ナノテフロンコートだけ少し重量が重いという特徴があります。

これは、しっかりとコーティングされている証拠ですので、特に問題視する必要はありません。

ちなみに、どのインナーケーブルを使っても、交換時期が長引くという事はありません。

1年に一度は、ワイヤー交換をするようにしよう。

それから、コーティングの剥がれが気になるという方は、ポリマーコーティングの使用を考えてみてください。

とても引きが軽い為、使用できる自転車が限定されますが、非常に剥がれに強いコーティングインナーになっています。

コーティングインナーは、曲がっている箇所から剥がれていき、その剥がれが伝線していくことがあります。

しかし、ポリマーコートであれば、その剥がれがその場で収まる可能性が高まり、インナーケーブルのコーティングが剥がれにくく、より長く軽い状態で使えるようになっております。

コーティングインナーでも、色々と種類がありますので、より使いやすい物の使用を考えてみてください。

もちろん、vブレーキ専用やキャリパーブレーキ専用という規格もありますので、しっかり確認してください。

vブレーキの調整はとても大切!

vブレーキは、そのブレーキの特性上、リムとブレーキシューの間隔に非常に注意しなければならないブレーキです。

何度も調整を行い、しっかりとブレーキが利くように調整してください。

また、インナーケーブルにも色々種類がありますので、ブレーキの引きが気になる方や、色付きのインナーケーブルが欲しい場合などは、考えてみてもいいかもしれません。

vブレーキで安全に自転車に乗る為に、色々とご紹介しましたが、結局は皆様がどのくらいメンテナンスをするか、という部分が一番大切です。

空いた時間で構いません。

メンテナンスを頻繁にするようにしましょう。

 - 自転車全般