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ビアンキのアルミロードバイクインプルソの実力はどうか?

2018.3.12

ビアンキのロードバイク「インプルソ」は、ビアンキの中では希少価値ともいえるアルミフレームです。

ミドルグレードの位置付けですが、フレームの造形美が高評価されており固定ファンが付いているとも言われています。

今回はそんな「インプルソ」の魅力をお届けします。

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ビアンキ【インプルソ】はアルミフレームのロードバイク

ロードバイクのフレームに使われる素材は、アルミ、クロモリ(スチール)、カーボンの3種類が主になります。

今回取り上げるビアンキの「インプルソ」はアルミフレームです。

中でも、プロのレースでの使用度が圧倒的ということで、現在はどのメーカーもほぼカーボンフレーム車が多くなっています。

しかし、カーボンは高価ですし繊細で扱いが難しいところもあるので、初心者向けのエントリーモデルではアルミフレームが主力です。

ビアンキもエントリーモデルに位置付けられている「ヴィアニローネ」はアルミフレームですが、かなりのロングセラーです。

アルミフレームの利点は衝撃に強く頑丈なことと、金属でありながら軽量である点です。

アルミフレームでお馴染みのアメリカの「キャノンデール」などは、「カーボンキラー」と呼ばれる超軽量のフレームでも有名です。

カーボンは傷に弱く、ひどい場合には裂けて破断することもあります。

しかしアルミは多少の傷なら簡単に修復できますし、凹みくらいなら叩けば直せます。

そのため、手荒とまでは言いませんが、割と大胆な乗り方をしても大きなトラブルに繋がりにくいので扱いやすいということになります。

ビアンキのアルミロードバイクの顔ぶれ

ビアンキのアルミフレームのロードバイクは、エントリーグレードの「ヴィアニローネ」、ミドルクラスの「インプルソ」。

そして、ハイエンドモデルの「フェニーチェプロ」があります。

中でもフェニーチェプロはアルミ素材に、レアメタルの一種であるスカンジウム合金を配合した特殊なフレームです。

しかも、ビアンキのレース機材専門部門である「レパルトコルサ」が企画、製造を行っています。

さらには、厳しい審査を通過した「レパルトコルサストア」のみが、販売を許されるモデルです。

そのため、アルミながらフレーム単体の販売をしていますし、シマノ「105」搭載の完成車でも24.3万円もします。(カンパ・「ケンタウル」モデルは27万円)

こういった経緯もあり、ビアンキのアルミフレームでは一般ユーザー人気が高いのは「ヴィアニローネ」と「インプルソ」ということになります。

エンデュランスモデルのロードバイクとは?

ビアンキの「インプルソ」はアルミフレーム車のミドルグレードの位置付けで、ロングライドに適するエンデュランスモデルです。

エンデュランスモデルは「パリ~ルーベ」などの、ヨーロッパで盛んな石畳の上を走るレース用に開発されたモデルです。

そのため、地面からの衝撃を吸収し、振動を減衰させるジオメトリやスペックを持つフレームです。

また、長距離走行に対応するために、アップライドで楽な姿勢で乗車できるようになっているのが特徴です。

サドルから見て、ハンドルが「遠く低く」なれば、前傾姿勢がきつくなります。

そのため、アップライドな姿勢を基本とするエンデュランスモデルは、その反対に「近く高く」なっています。

このハンドルとサドルの距離感を示すのが「トップチューブ」で、ハンドルの高低を左右するのが「ヘッドチューブ」です。

これを踏まえて、インプルソのジオメトリ表を後ほど確認します。

エンデュランスモデルは乗り心地が良く、極端な前傾姿勢になることがないのでロードバイク初心者に向くとされます。

ただし、あくまでもレース用に開発されていますので、レーシーな仕様も端々にのぞかせます。

そこが相まって、トータルバランスの良いバイクが生まれるとも言えます。

ビアンキ・インプルソのここに注目!

それではビアンキの「インプルソ」を詳しく見ていきましょう。

カタログやホームページの製品名の記載は【IMPULSO】です。

良く似た名前の【INTENSO(インテンソ)】と間違いやすいので、注意してください。

ちなみにインテンソは、カーボンフレームです。

インプルソの2018年モデルには、シマノのロードバイク用コンポ「105」と「ティアグラ」搭載のモデル。

そして、オンロード・オフロード兼用の「グラベルロード」というカテゴリーの1台もあります。

インプルソの最大の特徴は、フロントフォークとシートステイに、カーボンの数倍の衝撃吸収性を持つといわれる「ケブラー繊維」を挿入していることです。

これによってアルミフレームとは思えないほどの、柔らかな乗り心地になっています。

このような衝撃吸収性の高いフレームは少しフワフワした感覚になりがちですが、インプルソは剛性を上げる工夫も施されています。

インプルソ特有の「トリプルハイドロフォームドテクノロジー」が、剛性の高いフレームを実現しています。

トップチューブとヘッドチューブを溶接した後に一体型成型を繰り返し行うことで、つなぎ目で弱くなりがちな剛性を上げています。

また、繰り返す一体型成型の恩恵として、トップチューブからヘッドチューブを経て、ダウンチューブに至るまでの流線形の美しさは特筆すべきことです。

そのしなやかなフォルムは、カーボンフレームを思わせる高級感が漂っています。

インプルソのジオメトリを確認する

ビアンキの「インプルソ」を紹介していますが、次はフレームのジオメトリ表を確認します。

先述したように、ロードバイクのエンデュランスモデルは「短く高く」が基本ですが、インプルソはそれほど極端ではないです。

ビアンキのレース用バイクである「フェニーチェプロ」や「センプレプロ」と比較した場合、ヘッドチューブが長めではあります。

これなら、ハンドルは高い位置にきますので、アップライドな姿勢にはなります。

しかし、トップチューブの長さはレース用と変わりませんので、バランスを取っているものと思います。

ヘッドチューブの取り付け角度であるヘッドアングルも、チェーンステイの長さもほぼレース仕様車と変わりません。

そのためジオメトリ表からは、インプルソはエンデュランスを基本としているものの、用途の広いオールラウンドモデルであることが読み取れます。

インプルソの「グラベルロード」はどうか?

ビアンキのインプルソは、アルミフレーム+ミドルグレードのコンポという字面だけならば、ごく標準的なコスパのロードバイクといえます。

「105」搭載モデルのホイールやタイヤなどのパーツも、価格なりのグレードですので特筆することはありません。

そうなると、フレームの評価がこのバイクの決め手になりますが、ここまでお話してきた通りアルミフレームとしてはかなりのプレミア感があります。

あくまで個人的見解ですが、このフレームなら105モデルの17.3万円は高くないと思います。

そして、最後に触れておきたいのは、グラベルロード的な要素があるインプルソのもう1台です。

【IMPULSO ALL ROAD DISC】

基本のフレーム形状はノーマルタイプと同じですが、こちらはディスクブレーキを搭載しているので、チェーンステイが太く長くなります。

35cという太いタイヤもあって衝撃吸収性は抜群ですので、山林道や泥道などを果敢に攻めたい人におすすめです。

また、非常にどっしりとした作りで安定感がありますので、路面状況が良くない場所を頻繁に走るような場合には、街乗り車としても悪くない選択です。

インプルソは希少価値がある!

今回は、ビアンキの「インプルソ」をご紹介しました。

カーボンフレームのレースバイクが多いビアンキの中では、希少なアルミのエンデュランスモデルです。

幅広い用途に対応出来ますし、大胆に乗りこなせるので使い勝手の良いフレームと言えます。

あとは、パーツを見直すなどして、自分なりの1台に仕上げていただければ幸いです。

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