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ブレーキワイヤーの調整方法!自転車を長く使う為の秘訣

2018.3.29

ブレーキワイヤーの調節方法をご存知でしょうか。

もしかたら、皆さんが知っているやり方は、自転車の寿命を縮めているかもしれません。

ブレーキは自転車、ひいては皆さんの命を守る最後の砦です。

自転車の中でも最も大切な箇所の1つでもあるため、今回はブレーキワイヤーの正しい調整の仕方をご説明していきます。

また、ブレーキについても少しだけでも知ってただければと思います。

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ワイヤー調整の前に!ブレーキの種類について知ろう

フロントブレーキ(前輪)は、皆さんが想像しやすい箇所でしょう。
アーム(キャリパー)とブレーキシューがついている、一般的な作りのブレーキです。

では、皆さんはリアブレーキ(後輪)にどんな種類があるかご存知でしょうか?

リアブレーキだと、ディスクブレーキが有名です。
高価なスポーツタイプの自転車には、フロントとリアどちらにも使われています。

ただ、それは高価なスポーツタイプの自転車だけで、一般的なママチャリなどの自転車には殆ど使われていません。

では、一般的な自転車には、どんなリアブレーキが使用されているのでしょうか。

基本的には、バンドブレーキ、ドラムブレーキ、ローラーブレーキの3つが使用されています。

バンドブレーキは最も安価なブレーキで、長期使用をすると、鉄とゴムの加工品の擦り合う「キィーキィー」という音が聞こえてくるようになるブレーキです。

一般的なママチャリには、このブレーキがついているものが多いでしょう。

次にドラムブレーキです。

こちらは、長期使用するのに最も向いているブレーキかと思います。

使い込むとバンドブレーキ同様、音がします。
ですが、バンドブレーキより長く使用する事ができる為、非常に質のよいブレーキと言えます。

ブリジストンのBランクの自転車などは、こちらのブレーキを使用しています。

最後にローラーブレーキです。

こちらは、自転車部品を作っているシマノ製のブレーキで、3つの中では最も高価で、最も信頼できるブレーキになっております。

長期使用しても、異音がほとんどしません。
「流石シマノ!」 と言える作りになっています。

音がしてもグリスを注すべき場所に、注せば音がしなくなります。

以上、3つのブレーキとその特性です。

ブレーキの作りが違う為、違う呼び方をされる3種ですが、実はワイヤー調整の方法は同じだったりします。

それも3種とも、自転車を長く使う為のワイヤー調整方法は一緒です。

これを機に、一般的な自転車に使えるワイヤー調整方法、それも正しいやり方を覚えてみてください。

ちなみにブレーキはそもそもが消耗品です。
あまりに長期使用している自転車は、どのブレーキも調整はオススメはしません。

3年~4年くらいの目安で交換してください。

ブレーキワイヤーの調整をする為に必要な道具

自転車のブレーキワイヤーは消耗品です。

長年乗っているようでしたら、ワイヤー調整を行いましょう。
ブレーキワイヤーの調整をする為には、基本的にはスパナ8、10を用意していただければ問題ありません。

それから、ペンチです。

ちなみにどの自転車も同じ規格で作られているので、ある程度同じような操作で調整する事ができます。

ただ、少しだけ例外がありまして、規格外の自転車が存在する事もあります。
このような自転車は、同じ道具で調整する事ができなかったり、調整が困難な場合があります。

こういった時は、素直に購入店舗に持っていくのが吉です。

あと、道具としましては、インパクトドライバーがあればスムーズです。

しかし、インパクトドライバーは、一般的な家庭にはないと思いますので、あれば楽になるという程度の認識で大丈夫です。

実は間違っている?ブレーキワイヤー調整方法

今まで行ってきた方法が、実は正しい方法ではないということもあります。
それでは、その正しい方法とは違う調整方法をご説明しましょう。

この方法は、ブレーキのワイヤー調整の中でも、とても簡単な方法です。

その方法とは、ワイヤーのアウターケーブル(カバーの部分)、つまり樹皮の部分と、ブレーキを繋ぐ部分に、小さなナット(ワイヤー調整ねじ)を動かして調整する方法です。

非常に簡単に行えるため、調整方法として行っている方もいるかもしれません。

ただし、この方法は、絞れば絞るほどブレーキワイヤーの余裕がなくなってしまう為、あまりオススメできる方法とは言えないでしょう。

長く乗るつもりで自転車を購入したのなら、控えた方がいい調整方法と言えるでしょう。

この調整方法はあくまで、応急処置だと覚えておいてください。

では、ようやく次から正しいブレーキの調整に入っていきます。

ブレーキワイヤーの調整(フロント編)

まず、右のブレーキレバーを引っ張ってみてください。

引きしろはどれくらいありますか?

この引きしろがなさすぎても、レバーが全く動かなくてもダメです。
個人差はあると思いますが、1センチ動く位がちょうどいいとされています。

まず、右のレバーから出ているブレーキワイヤーのアウターケーブル(樹皮の部分)を追ってみてください。
前輪の上側についているアームにたどり着くかと思います。

自転車を前から見ると、アームの右側にワイヤーのアウターケーブルがすっぽりと収まっていて、インナーケーブル(鉄の部分)が見えている状態だと思います。

このインナーケーブルを止めているネジ(ブレーキ止めネジ)が、ブレーキワイヤーの調整を行う箇所になります。

このブレーキ止めネジは、ネジの根元にインナーケーブルを差し込む穴があります。
少し特殊なネジなので一度見てもられば、すぐにわかると思います。

ブレーキ止めネジのナットを緩めてもらうと、アームが完全に開ききった状態になります。
この状態からワイヤー調整をしていただく形になります。

アームの両脇にはブレーキシューがついていると思います。

フロントブレーキ調整での一番大事な事は、このブレーキシューと前輪との距離が1ミリあるかないかを調整する事です。

ペンチでインナーケーブルを引っ張りながら、ブレーキ止めネジを調整していきましょう。
その際、ナットを丁度よい位置で締めていきます。

そして、ブレーキシューと車輪の間が1ミリになれば調整の終了です。

ただ、ここで絶対にしておいて欲しい事は、調整後に右のブレーキレバーをしっかりと握ってみる事です。

自分では丁度よい位置と思っていても、実際には車輪とブレーキシューがこすれてしまっていたり、ナットを強く締めておらず、インナーケーブルがすっぽりと抜ける事があります。

特にインナーケーブルが抜けてしまうのは非常に危険です。
乗っている最中、ブレーキが効かなくなってしまいます。

ブレーキワイヤー調節後は、必ずレバーを何回も握って、しっかりとブレーキが効いている事を確認してください。

ブレーキワイヤーの調整(リア編)

次にリアのブレーキレバーの調整方法をお伝えしていきます。

まず、左のブレーキレバーを握ってみてください。

こちらもフロントブレーキの時と同じです。
引きしろがどのくらいあるのか、そこを確認してください。

そして、左のブレーキレバーから出ているブレーキワイヤーを追っていくと、リアブレーキにたどり着くと思います。

リアブレーキも、基本的にはフロントブレーキと一緒です。
ブレーキ止めのネジを、丁度よい位置でしっかりとナットを閉めます。

ただ、フロントブレーキとは違って、ブレーキシューがある訳ではありません。
リアブレーキは、左のブレーキレバーを何度も握って、調整しないといけません。

右のブレーキレバーと同じくらいの引きしろになれば、調整終了です。

何度も右ブレーキレバーを握ってみて、確認してみてください。

ブレーキワイヤー調整の他にブレーキ関連で気をつける点

ブレーキワイヤーを調整しても、ブレーキが効きにくかったり、引きしろが大きすぎる事があります。

考えられる原因は2つです。

まず1つが、ブレーキそのものが劣化している場合です。

フロントのブレーキシューであったり、リアブレーキの内部のゴムの加工品だったりが、すり減ってしまっている場合ですね。

この場合は、即座に部品交換をする必要があります。
部品は近くの自転車屋さんにあると思いますので、そこで購入してください。

そして、もう1つの原因をお伝えします。

それは、ブレーキワイヤーのインナーケーブルが錆びてしまっている場合です。
これは非常に危険な状態です。

インナーケーブルの状態は、目視点検がなかなかできません。

ですので、ブレーキが効きにくいと感じた場合は、この可能性も疑っておいてください。
また、その場合は近くの自転車屋さんで交換してください。

ブレーキは命を守る最後の砦!定期的な確認を

ブレーキワイヤーの調整方法と、ブレーキについてここまでご説明させていただきました。

皆さんの知っている知識と相違がありましたでしょうか。

ブレーキワイヤーの調整も非常に大切な部分なのですが、ブレーキそのものを少しだけでも知っておくと、グッと安全になります。

また、確実に長く自転車を使う事ができると思います。

ちょっとした休みの5分でもいいと思います。
ブレーキの点検をしてみてください。

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