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bb30でもアダプターがあればシマノのクランクが使用可能?

2018.2.12

bb30というのはボトムブラケットの規格の1種になります。
数年前には、多くのフレームに採用されていました。

現在でも採用しているフレームがあり、このbb30規格を採用しているフレームにシマノクランクを使う場合、アダプターというアイテムが必要になります。

そこで、bb30ことの詳細やシマノクランクのアダプター類についてご紹介していきます。

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bb30とはどんなボトムブラケット?

まず、bb30についておさらいしていきましょう。

bb30は、今まであったねじ切りbbとは別の圧入タイプのボトムブラケットになります。

シェル幅が68mmで、シェルの内径が41.96mm。
そこに左9.7mm、右9.8mmのところまでベアリングを圧入します。

ベアリングの内径は30mmで、シャフト径は30mmになります。

bb30のメリットは、

①Qファクターを狭くすることで空気抵抗の低減と力の伝達効率の向上を図ること
②シャフトのサイズを上げることによる剛性の向上を図ること
③軽量化

の3つが公表されています。

また、ベアリングを圧入するわけですが、簡単につけ外しが出来、シャフトをベアリングに通す際も比較的簡単に通せます。

しかし、この部分はマイナスの要因にもなってしまいます。
極端に言えば、隙間がある状態になり、遊びがある状態になってしまうということです。

シェルとベアリング、ベアリングとシャフト間で遊びが生じている分、摩耗も促進されますし、剛性アップに本当につながっているかは疑問に感じてしまうところでもあります。

また、他のデメリットとしては、ベアリングを守るものがなにもなく、雨等で中のグリスが流れたりしてしまうとベアリングがすぐに劣化してしまうことです。

これが、度々耳にする異音の発生原因となります。

そして、そのまま使用していると、bbシェルが摩耗することもあります。

これらがbb30のデメリットです。

また、もう一点大きなデメリットとして、メーカーによっては対応クランクがないことが挙げられます。

そして、シマノがこのことに該当します。
通常のサイズであるシャフト径24mmのものを基準に製造し続けています。

もし、シマノのクランクを使用するのであれば、アダプターというアイテムの使用が必要不可欠になるわけです。

bb30規格に対してのシマノの対応

bb30規格の自転車に乗っている方も、シマノクランクを使用したいと思っている方はたくさんいます。

その理由は、剛性が高い点はありますが、何より変速性能が高いためです。

そんなシマノですが、bb30対応のクランクは発売していません。
ですので、bb30でシマノクランクを使う場合は、アダプターを使用する必要があります。

シマノは、bb30に否定的なところがあるようです。
その理由は、シマノは耐久性や耐環境性に重きを置いています。

bb30には軽さという大きなメリットはありますが、シマノの重要視している点を満たしていないため、bb30対応クランクは発表していないわけです。

シマノのホローテックⅡ用のbbを使用すると分かりますが、無負荷状態(空転状態)で回すとbb30より回転が渋く感じます。

それは、bbにつけられているベアリングのシール性を高めているため、そのシールがベアリングの回転を阻害する形になっているからです。

その回転の渋さを解消するためにベアリングの玉の口径を大きくしたり、玉の数を増やしたりして対応はされています。

しかし、bb30には及ばないと言えるでしょう。

また、ただ単純にフレームに穴をあけて筒を入れ込むだけのbb30と、シェルにネジを切る必要があるbbとではフレーム製造コストも変わってきます。

では、製造コストが下がったから、エンドユーザーに対する価格に反映されているかというと、そういうわけでもないのです。

このようにbb30とホローテックⅡ用のbbとでは、様々な違いがあります。

bb30でシマノクランクを使うためのアダプター類

では、bb30でシマノクランクを使うためにはどうすればいいのでしょうか。

先程の内容を見ていただいてるとわかっていると思いますが、アダプター等を使用すれば使うことが出来ます。

それではここからは、アダプター等についてご紹介していきます。
また、アダプター等といっても、様々な種類がありますので、特徴別にご紹介していきます。

まず初めに、bb30のベアリングをそのまま流用するタイプです。

ベアリングはそのまま使用し、ベアリングに内径24mmの金属の受け金具のようなものを取り付けることでシャフト径24mmを取り付けられるようになっています。

これはホイールマニュファクチュアやエンデューロというメーカーからリリースされています。

これの利点は、取り付けが用意なところと安価なところです。

ベアリングを外す必要がなく、単純に取り付けるだけなので簡単にシマノクランクに移行出来ます。

そして、価格もホイールマニュアクチュアのものは2500円程です。

エンデューロのものは、ベアリングとセットで販売もされています。
スチールベアリングのもので15000円程、セラミックベアリングのものが20000円弱程になります。

bb30は専用工具をきちんと使用すればベアリングの取り外しを比較的簡単に行えるので、その特性をそのまま活かした形になります。

アダプター兼bb使用でbb30でもシマノクランクが使える

他には、アダプター兼bbという形のものがあります。

アダプター兼bbのため、現状ついているベアリングを取り外しこの製品をbbに取り付ける形になります。

もちろん、こちらの使用をすることでbb30規格のフレームにシマノクランクの取り付けが出来ます。

このアダプター兼bbは、KCNCやスギノ、プラクシスワークスといったメーカーからリリースされています。

KCNCの製品のほうが重量的には軽いのですが、KCNCの防水用シールが貧弱なこともあり、メンテナンス性はスギノのほうが上です。

取り付け方としては、現状のベアリングをリムーバーを使い取り外し、スナップリングを取り外した後に、この製品を圧入していきます。

圧入していくのですが、スギノは単純な圧入方式で専用工具が必要になります。

あまり良いとは言えませんが、Oリングで固定されてのに近いような状態になります。

それに対して、KCNCやプラクシスワークスのアダプターは、はめ込んだ後にシマノbb用の工具でねじ込む必要があります。

固定度は、KCNCやプラクシスワークスのほうが上だと言えるでしょう。
シール性は、スギノ、プラクシスワークスのほうがKCNCより上のように感じます。

そして、製品としての出来は、プラクシスワークスが最も高いのではないでしょうか。

まだあるアダプターの種類!スリーブ?

最後にご紹介しますのは、アダプターというよりはスリーブという名前になっています。
これは、言ってしまえばフレーム側のbb30規格を違う規格にしてしまうというものです。

これはFSAからリリースされています。

使い方としては、まずbb30のフレームに取り付けられているベアリングとスナップリングを外します。

その後、このスリーブを圧入していくことになります。

このとき、スリーブの外側には付属のロックタイト609を塗っておきます。
ロックタイトには様々な種類がありますが、609は永久固定です。

そのロックタイトを塗ってスリーブを圧入していきます。

圧入が完了したら、その後は触らずに24時間放置しておきましょう。
これで固定されます。

その後は、シマノのbbの装着が出来るようになっていますので、専用工具を使い、bbを取り付けてください。

シマノクランクを使うためのおすすめは?

ここまで3種類の方法をご紹介してきました。

では、本格的にシマノクランクをbb30の自転車に運用しようとした場合、どのアダプターが良いのでしょう。

①プラクシスワークスのコンバージョンBB
②FSAのBB30toBSAコンバージョンキット

この2つです。

その理由を、一つずつご説明していきましょう。

まず、①のプラクシスワークスのコンバージョンBBですが、これは形としては、アダプター兼bbと同じです。

違いは、ドライブ側から取り付けるbbをねじ込む際に、反ドライブ側から圧入しているbbカップのスリーブが広がっていきます。

これにより、bb内からシェルを押す形になり、剛性を保つことが出来る構造になっています。

次に、②のFSAのコンバージョンキットですが、これは先程ご紹介したスリーブのものです。
そのため、bb30が使用出来なくなります。

永久固定のロックタイトを使用していることもあり、bbシェルをBSA規格のものに変更してしまうわけです。
と、いうことは信頼性の高いシマノのbbを使用することが出来ます。

上記のような理由で、この2つをおすすめします。

上記2つはいきなり過ぎて敷居が高いと感じる方は、ホイールマニュファクチュアのものをお使いください。
安価で簡単に24mm化が可能です。

bb30でもアダプターを使ってシマノクランクを使える!

bb30とシマノbbの違いやアダプターのご紹介をしてきましたが、いかがでしたか?

変速性能に優れ剛性とのバランスが取れているシマノクランクを使いたい方は多くいらっしゃるでしょう。

ここではおすすめの方法として2つご紹介しましたが、上記でご紹介した通り、方法は様々です。

ご自分に合った方法で是非シマノクランクをお使いください。

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