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徹底比較!ロードバイクのタイヤをチューブラータイヤに!?

2017.12.16

自転車のタイヤで一般的なのが、「クリンチャータイヤ」と呼ばれるタイヤです。
クリンチャータイヤは、ロードバイクにも多く使用されているタイプのタイヤです。

今回は、ロードバイクを「チューブラータイヤ」に交換することで、どんなメリット・デメリットがあるのかについてご紹介していきます。

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ロードバイクのタイヤの種類と構造

ロードバイクのタイヤは主に3種類で「クリンチャータイヤ・チューブラータイヤ・チューブレスタイヤ」があります。

ここでは、もっとも一般的である「クリンチャータイヤ」と、多くのプロの選手の方が使用している「チューブラータイヤ」との違いを比較してみましょう。

この2種類のタイヤは構造そのものが全く違います。

クリンチャータイヤは、タイヤとチューブが分かれているタイヤです。

構造としては、リムにタイヤをはめ込み、その中にチューブを閉じ込めるような形です。
完成車として販売されているロードバイクの大半は、このクリンチャータイヤが採用されています。

そして、チューブラータイヤですが、主に競技用自転車に使用されるタイヤです。
クリンチャーと違う点は、タイヤとチューブが縫い付けられ一体となっていることです。

そのため、タイヤの形状は丸く、チューブのようになっています。
リムへ取り付ける際は、専用の接着剤や、両面テープで固定します。

このように、この2つのタイヤは構造から見ても、全く違うタイヤになります。

クリンチャータイヤからチューブラータイヤに交換すると、どんなメリット・デメリットがあるか、次にご説明していきましょう。

ロードバイクをチューブラータイヤに交換するメリット①

まずは、ロードバイクをチューブラータイヤに交換することで、どんなメリットがあるのかをお伝えしていきます。

クリンチャータイヤの場合、強い段差などでタイヤに衝撃を加えると、リムとの間に挟まれチューブが破裂する、いわゆる「リム打ちパンク」が起こりやすいというデメリットがあります。

しかし、チューブラータイヤの場合、タイヤがチューブを包み込む構造となっていますので、段差などの衝撃にも比較的強く、リム打ちパンクをしにくいのが特徴です。

また、先ほどもお話したように、チューブラータイヤの特徴は、チューブとタイヤが一体となり、リムに接着剤で貼り付けるといった構造です。

この構造は、高圧の状態を維持しやすく、空気圧が下がりにくいというメリットがあります。

空気圧が下がりにくいということは、チューブがリムなどの固い部分に挟まれる面積が少ないため、チューブが傷みにくい上、クリンチャータイヤのように、タイヤがつぶれないようにサイドを強化する必要がありません。

そのため、タイヤが柔らかく作られているものが多いです。
空気圧が下がりにくく、柔らかいタイヤは、乗り心地もよくなります。

ロードバイクをチューブラータイヤに交換するメリット②

また、クリンチャーと比べると、チューブラータイヤは単純構造です。
そのため、タイヤやリムを軽量化することが可能です。

タイヤやリムは軽いほど漕ぎ出しが軽くなるといわれ、またヒルクライムなどのペース維持にも役立ちます。
このような利点から、ホイールの重量が増すようなときにもチューブラータイヤが選ばれることもあります。

他にも、メリットとして、チューブラータイヤは真円に近い構造であるため、回転のエネルギーロスが少なくなるといったことが挙げられます。

競技用として9割以上もの選手がチューブラータイヤを選ぶのは、このような理由からでしょう。

パンクのリスクの軽減と、乗り心地のよさ、軽量化、回転効率を上げるということは、ロードバイクにとって大きなメリットになります。

次項では、チューブラータイヤに交換することで、どんなデメリットがあるのかについて、お伝えしていきましょう。

チューブラータイヤに交換するとどんなデメリットがあるの?

クリンチャータイヤの場合、タイヤとチューブが分かれていますから、パンク修理もチューブの穴をゴムパッチで塞ぐことによって、比較的簡単に行うことができますよね。

クリンチャータイヤは、パンク修理がしやすく、ランニングコストが低いのが魅力です。

しかし、チューブラータイヤの場合、タイヤとチューブが一体となっているため、分解するのは困難です。
そのため、クリンチャータイヤのように安易にパンク修理ができません。

そのため、チューブラータイヤがパンクしてしまったら、基本はタイヤごと交換することになります。

また、チューブラータイヤは構造上製造が難しいことから生産数も少ないため、修理にかかる費用も高くなってしまいます。

クリンチャータイヤの場合、パンク修理費用が1000円前後で済むことが多いですが、チューブラータイヤの場合タイヤごと交換しなければなりませんから、1本につき、10000円前後もの費用がかかることもあります。

ロードバイクをチューブラータイヤにすることで、メリットはたくさんありますが、手間とコスト面を考えるとクリンチャータイヤに軍配が上がりそうですね。

チューブラータイヤは交換が大変!?

チューブラータイヤがパンクしてしまった場合、自転車店に持ち込みタイヤごと交換してもらわなければなりません。

中には「コストを抑えるために自分で交換してしまえばいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。

ですが、チューブラータイヤの交換は、大変で難しいといわれています。

チューブラータイヤの場合、タイヤそのものを接着剤などで固定しているため、まず、ロードバイクのタイヤをリムから剥がす作業をしなければなりません。

そして、タイヤを剥がしたあと、リムに残った接着剤の洗浄、新しい接着剤の塗布、タイヤの取り付け、という手順で行う必要があります。

また、タイヤをリムへ貼り付ける作業は手作業で行うため、タイヤの接地面を真っ直ぐに仕上げるためには、いくらかの慣れが必要になるでしょう。

タイヤが曲がった状態だと、せっかくの回転効率のよさも生かすことができません。

その点、クリンチャータイヤの場合は、レバーでタイヤを外し、チューブの修理または交換で済むのですから、チューブラータイヤと比べても容易に行うことができます。

チューブラータイヤとクリンチャータイヤどちらを選ぶ?

ご紹介したように、チューブラータイヤのメリットはたくさんあります。

ロードバイクの乗り心地や走行性能を最重視するのであれば、やはりチューブラータイヤがおすすめです。

しかし、チューブラータイヤはコスト面や交換の手間を考えると、クリンチャータイヤと比べ、どうしてもデメリットとなる部分も大きい、と感じてしまいます。

コストをなるべくかけず、メンテナンスを重視するのならば、クリンチャータイヤを選ぶといいでしょう。

また、ロードバイク初心者であれば、出先でのパンクトラブルでも対処がしやすいという点と、コストがかからないことから、始めはクリンチャータイヤで十分だと思います。

チューブラータイヤへの交換は、乗り慣れてきた頃にもう一度考えてみてはいかがでしょうか。

ご自分の用途に合わせて、チューブラータイヤとクリンチャータイヤを、使いわけても面白いかもしれませんね。

ロードバイクのタイヤを選択しよう

プロ選手の9割もの方がチューブラータイヤを使用しているということは、それだけ性能のよさが伺えます。

性能を取るならチューブラータイヤがおすすめですが、交換の手間やコスト面ではクリンチャータイヤの方が優れています。

どちらのタイヤにするのかは、よく考えて選択してみてくださいね。

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