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速くなる近道!?ガーミン520jの性能と使い方

2017.12.8

最近は、スマホの無料アプリも充実してきました。

そんな中で、あえて高価なサイコンであるガーミン520jを購入する意味はあるのか、悩んでいる方もいるかもしれません。

ガーミン520jを使ったトレーニングが有効な理由と、使い方について解説します。

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ガーミン520jとは?

ランナー向けのGPSウォッチや、自転車用サイクルコンピューター(通称「サイコン」)製品で有名なガーミン(germin)は米国で1989年に創業されたGPS機器のメーカーです。

現在は撤退しましたが、かつてはUCIワールドチームの1つである、キャノンデール・プロサイクリングチームのスポンサーも行っていたので、レースファンにもおなじみではないでしょうか。

ちなみに、ガーミン、という変わった会社の名ですが、これは創業者である2人、ゲイリー・バレルとミン・ガオの名前から取ったものです(Gary+Min)。

そして、ロードバイク乗りからも絶大な信頼を寄せられているガーミンのサイコンが、ガーミン・エッジ・シリーズ(Germin edge)です。

そのガーミン・エッジシリーズの中で、エントリーグレードになるのが、今回ご紹介する520jです。

エントリーグレードといっても、520jは定価で36,000円(本体のみ)、または49,800円(付属品セット)となっています(いずれも税別)。

最近は、スマホでも無料のサイコンアプリが数多くリリースされているので、「ちょっと高いかも」と思う方も多いのではないでしょうか。

ガーミン520jは果たして高いのでしょうか、あるいはむしろリーズナブルなのでしょうか?

今回は、ガーミン520jの特徴や使い方についてご紹介していきますので、購入の際の参考にしてみてください。

ガーミン520jの基本性能は?

ガーミン・エッジ・シリーズは520jをエントリーグレードとして、上位機種に820j、1000jがラインナップされています。

この数字が大きくなるほど高機能で高価格となっており、大体1年ごとにいずれかの機種がアップデートされるというのが、近年の傾向です。

ちなみに、520jについては、2015年10月に発売されましたから、アップデートはまだ先の話ですね。

また、520jと上位機種である820j及び1000jで大きく異なるのは、地図機能&ナビ機能とタッチスクリーンが搭載されていないところです。

逆にいえば、それ以外のサイコンとしての基本機能は、ほぼ共通といってもよいでしょう。

さて、520jの基本的な機能は次の通りです。

・速度表示 (平均、最高)
・走行距離・時間
・斜度表示(リアルタイム)
・ケイデンス(リアルタイム)
・気温
・心拍数
・消費カロリー

他のメーカーのサイコンでは、斜度や心拍計測をリアルタイムで行わないものもある中、520jは基本となる機能をしっかり抑えているといえるのではないでしょうか。

また、端末本体の重さは約60グラムと小型軽量で、バッテリーの持ちは15時間と、通常使用するのであれば十分なレベルでしょう。

もちろん、日常防水機能も備えているので、万一の雨降りの際にも安心です。

その他の使い方として、スマホ専用のアプリとBluetoothで接続したり、シマノDi2との連携も可能となっています。

エントリーグレードといっても、充実した基本性能を備えているサイコンなのです。

ガーミン520jは使い方以前にセッティングも簡単

それでは、実際の使い方の前にセッティング方法について見ていくことにしましょう。
新しいギアを購入した際に、セッティングができず、お店に戻ることは珍しいことではありません。

特に、高性能の電子機器になればなるほど、その傾向が強くなるようです。

分厚いマニュアルを読んだり、細かな調整をすることを考えるだけもおっくうになる、という方も多いのではないでしょうか。

特に、かつての有線式のサイコンでは、取り付けや調整に非常に手間がかかったことを覚えている方も多いでしょう。

それに比べれば、ガーミン520jのセッティングは簡単すぎて、むしろあっけなく感じられるほどです。

セット品(本体+ケイデンスセンサー、スピードセンサー、心拍計49,800円(税別))で実際の作業についてご説明していきます。

まずはケイデンスセンサーを付属しているゴムバンドで、クランクに取り付けます。

その時の注意点としては、センサーが足に当たらないように気をつけることぐらいでしょうか。

その次に、スピードセンサーを取り付けます。
こちらも、ケイデンスセンサー同様に、付属のゴムバンドで後輪のハブに取り付けるだけで完了します。

これまでのサイコンでは、まずスポークにマグネットを取り付けて、それからフロントフォークにスピードセンサーを設置する、という一連の作業が必要でした。

そのため、マグネットセンサーのクリアランスに気をつける必要があり、あまり近いとマグネットがセンサーに当たってしまったり、逆に離れているとセンサーがマグネットに反応しなかったり、いろいろと面倒でした。

また、輪行やメンテナンスで前輪を外してから前輪を再度装着したら、セッティングが狂っていて、また調整しなければならなかった、という経験をされた方もいるのではないでしょうか?

しかし、ガーミン520jであれば、後輪のハブにゴムで止めるだけなのでそういった手間とは無縁です。

ホイールを頻繁に交換するような方には、着脱に手間がかからないので、よりありがたみが大きいのではないでしょうか。

ガーミン520jの実際の使い方

分厚いマニュアルに一瞬ひるみそうになるかもしれませんが、ガーミン520jは使い方自体も非常にわかりやすくなっています。

まず、操作ですが820jや1000jのようなタッチパネル式は採用されていません。

本体の左側面に3つ、下部に2つ、そして右側面に2つ配置された、計7つのボタンで行います。

見た目のスッキリした感じではタッチパネル式の方が上ですが、ボタン式なら走行中のブラインドタッチでの操作も慣れれば可能、というメリットもあります。

起動は左側1番上の電源ボタンです。

正常に起動するとホーム画面が立ち上がり、その後1分ほどでGPS電波の取得や各種センサーの接続が完了します。

そして、右側の「エンター」ボタンを押すと、「アクティビティープロフィール選択ページ」に行きます。
そこで、ロードを走る場合には「トレイン」を選択します。

まずは、走り出す前にメニュー画面から、画面表示のカスタマイズを行いましょう。

520jは、スピードやケイデンスだけではなく、車道や走行距離などを1から15画面まで選択して表示可能です。

また、表示する順番も自分の好みにあわせて変更できるのが特徴です。
設定する方法は、表示したい画面を選択て、何も考えずにペダルをこいで走り出すだけです。

強い日差しの下だと、サイコンによってはバックライトがないと見づらいものもありますが、520jは鮮明な表示で読み取りやすくなっています。

さらに、自動的に速度やケイデンスが画面に表示されるので、センサーの起動等を意識する必要は全くありません。

各センサーは、自転車が走り始めると自動的に本体と接続し、一定時間動きが止まると自動的に電源オフになります。

ガーミン520jは機能が豊富で、使い方も簡単なのですね。

本格的なナビとしての使い方はできない?

ガーミン520jは 820jや1000jのような、しっかりしたマップ機能は搭載されていないので、ナビとしての使い方はできません。

しかし、PCであらかじめルート設定をして、それを520jに転送することで簡易的なナビ代わりに使用することは可能です。

ただし、表示される地図はかなり省略されたもので、Googleマップを見慣れた目にはかなりお粗末に映っていまうのも事実です。

おおまかな位置が把握できる程度の精度なので、あまり多くは期待しない方が良いでしょう。
とはいえ、走行中に地図に集中しすぎるのも、安全上は問題です。

ガーミン520jでは、コースをそれた場合に音声で警告する設定があるので、実用上は十分ではないでしょうか。

また、オープンストリートマップ(OSM)という、有志の方が作成した地図ソフトをインストールすることで、詳細な地図に変更する方法もあります。

ただし、このソフトをインストールした場合には、メーカーの保証対象外となってしまうこともあるようなので、使用する場合には要注意です。

使い方次第で自分の走りが見えてくる!

走行後に、データを保存すると、Bluetooth経由で走行データがスマホに送信されます。

この一連の作業もすべて自動で、同期などの作業は一切不要です。

スマホから専用アプリである「ガーミン・コネクト・モバイル」にログインすれば、すぐに詳細な走行データをその場でチェックできるのは便利ですね。

もちろん、自宅のPCにUSBを経由でデータを転送することも可能です。

スマホとの連携の便利さに慣れてしまうと、ちょっと面倒に感じてしまうかもしれませんが、PCにデータを保管して、一つ一つのデータについて分析を行うことで自分の得意・不得意が見えてきます。

少しでも効率よく、速く走りたいのであれば、ガーミン520jはとても心強いパーソナルトレーナーになり得るでしょう。

また、最近ではサングラスなどに後付けして、各種のインフォメーションを目の前の小型モニターに表示するという「Varia vision」が発表され、未来的なガジェットとして話題になっていますが、520jも対応しています。

これを接続すれば、視線をサイコンに落とすことなく、各種のデータをチェックできます。

筆者の個人的な感想ですが、公開されているデモンストレーション動画を見ると、まるでドラゴンボールに出てきたスカウターのようで頼もしく感じます。

しかし、価格は49,000円(税別)ですから、決して安いとはいえません。

それでも、今後はこういったガーミン520jにコネクトできるデバイスもどんどんリリースされ、使い方もどんどん広がっていき、ますます便利になっていくことが期待できます。

速くなりたいならガーミン520jはおすすめ

最初に申し上げたように、スマホのサイコンアプリや自転車ナビの機能も向上しているので、もはや以前のサイコンのような機能だけあれば、スマホで代替可能です。

しかし、もっと速くなりたい、長く効率的にトレーニングをしたい、と考えるロードバイク乗りの方であれば、ガーミン520jの各種機能は魅力的で、使いこなす意義は十分にあるといえるでしょう。

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