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シマノのmtbとロードバイク用コンポーネントの違いと特徴

2017.11.29

スポーツ自転車にも様々な種類があります。

クロスバイク、シクロクロス、グラベルロード等様々ありますが、その中でも、代表格といえばmtb(マウンテンバイク)とロードバイクです。

今回は、その2つの車種のコンポーネントの違いとそれぞれの特徴についてご紹介していきます。

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mtbとロードバイクの違いについて

まずはコンポーネントの前にそれぞれの車種についての違いをご紹介していきましょう。

まずはロードバイクです。

ロードバイクは舗装路を速く走るための自転車です。
レース(競技)の種類はクリテリウム、エンデューロ、ヒルクライム、ロードレースとあります。

これとは別に、ロングライド、グランフォンドという長距離を走るイベントや、ブルベという長距離を走りタイムを競うようなものもあります。

基本的な造りとして、余計なものはつけずに軽量化されていたり剛性も高く保たれていることが挙げられます。
次にmtbです。

mtbは山を走る競技用の自転車です。
レース(競技)の種類はクロスカントリー、トレッキング、ダウンヒル等があります。

基本的に山道のような荒れた道を走るための自転車です。
ですので、ロードバイクと違い衝撃吸収性に優れていること、路面追従性が高いことが重要になってきます。

そのため、前後にサスペンションがついており、ホイールも違います。

また、それぞれ自転車の種類も競技も違うため、コンポーネントも専用のものがあります。

では、次はそれぞれのコンポーネントについて見ていきましょう。

mtbとロードバイクのコンポーネントの共通点と違い

共通点として、上位のコンポーネントはクランクセットがホローテックⅡ構造になっています。

ホローテックⅡというのは右クランクとシャフトが一体化されており、シャフトが中空構造になっているものです。

こうすることで、シャフトを支えるベアリングの幅を広くとることが出来るため、たわみが少なくなり安定感と力の伝達効率が向上しています。

また、一体化構造としたことで剛性も向上しています。

さらに、mtbの最上級グレードとロードバイクの最上級と次点のグレードは、ホローグライドという技術が投入されています。

これはチェーンリングも中空構造となっており、それにより更なる軽量化が図られています。

また、最近ではロードバイクにもディスクブレーキが出てきたこともあり、その点も共通していますね。

リアの変速機構も、リアスプロケットの歯数が違うため、リアディレイラーのアームの長さに違いはあれど構造は同じです。

では、なにが違うかといいますと、リムブレーキの場合のブレーキの差が最も大きな違いです。

mtbはフラットバー、ロードバイクはドロップというハンドル形状の違いと、ブレーキ時のストッピングパワーの違いにより、ブレーキの種類が違います。

基本的にはmtbのVブレーキのほうが効きが上です。

ロードバイクのリムブレーキは効きが劣る点と、カーボンホイールを使用している際には熱の問題も生じてきます。

この点が最も大きな違いですね。

mtbのコンポーネントのグレードと変速段数

まずはmtbについて見ていきましょう。

mtbのコンポーネントは、種類が大変多くあります。
ロードバイクについては後述しますが、mtbは複雑です。

また、各社すべてのコンポーネントを紹介すると、とても長くなりますので、馴染みのあるシマノ製を例に書いていきます。

まず、クロスカントリー用としては、上位グレードから順にXTR、デオーレXT、SLX、デオーレ、アリビオ、アセラ、アルタス、ターニーとあります。

そして、これとは別にトレッキング用として、デオーレXT、デオーレLX、デオーレ、アリビオ、アセラのトレッキングがあります。

さらに、ダウンヒル用として、セイント、ZEEがあります。

また、電動コンポーネントも採用されており、XTR、デオーレXTにはDi2モデルもあります。

ホローテックⅡ構造になっているのは、XTR、デオーレXT・LX、SLX、セイント、デオーレです。

このうち、ホローグライド構造になっているのはXTRのみで、歯がチタン製になっており軽量化と耐久性の向上が図られています。

変速段数はクロスカントリー用のXTR、デオーレXT、SLXは11速です。

そして、デオーレLX、デオーレ、セイント、ZEEは10速、アリビオ、アセラは9速、アルタス、ターニーは8速仕様です。

mtbのコンポーネントのブレーキって?

引き続き、mtbのコンポーネントのご説明をしますが、mtbの場合、走る場所が舗装路ではない場合が多いため、リムブレーキよりディスクブレーキが主に使用されます。

なぜなら、ディスクブレーキはリムブレーキと違い、泥を巻き上げても制動力への影響が少ないことが挙げられます。

上記のようにmtbの変速仕様は様々ありますが、レースを考えるのであれば10速仕様以上のものが良いでしょう。

それは、レースとなれば変速段数が多いほうが有利なこともありますが、デオーレ以上のコンポーネントはディスクブレーキが油圧になります。

油圧のほうが機械式に比べて、絶対的な制動力とコントロール性が増します。
レースのように1分1秒を争う局面であれば、ブレーキによるロスは大きな差となります。

また、ギアの歯数に関しては、上位でも下位でもさほど変わりはありません。

クロスカントリー用の上位グレードには、フロントシングルのギアもありますが、フロントダブルやトリプルの場合はほぼ同じです。

ダウンヒル用はフロントシングルです。
そして、トレッキング用はフロントトリプルです。

ただ、リアスプロケットの歯数が最大46Tまでありますのでフロントシングルにし、リアをワイドスプロケットにすることで様々な場面に対応することが出来ます。

ロードバイクと違いmtbはワイドスプロケットの種類が多いので、フロントと組み合わせて自分に合った最適な形を見つけることが大切です。

ロードバイクのコンポーネントについて その1

では、次はロードバイクのコンポーネントについて見ていきましょう。

こちらも同様にシマノ製のものでご説明します。

ロードバイクのコンポーネントは上位グレードから順に、デュラエース、アルテグラ、105、ティアグラ、ソラ、クラリス、ターニーとなっています。

こちらも、mtbと同様に電動コンポーネントがあり、デュラエースとアルテグラにDi2モデルがあります。

今年アルテグラが新型のR8000シリーズになったこともあり、アルテグラとそれ未満では造りが違います。

以前の6800系はロングアームにより変速速度の向上をしていましたが、設計が変更され、より軽い動作で素早い変速が出来るようになりました。

また、ケーブルテンション調整機構が搭載されたことで、ワイヤー途中のアジャスターがなくなり、空気抵抗の低減につながっています。

ちなみに、アルテグラ以上はトライアスロン用のレバー等もありますし、フロントディレイラーの変速機構も変わっています。

リアディレイラーはシャドーデザインになり、トラブル回避とエアロダイナミクスの向上が図られています。

また、リムブレーキもデュアルピボットとトリプルピボットでコントロール性と制動性が違います。

さらに、最近ではディスクブレーキが使われるようになってきましたが、アルテグラ以上は油圧式ディスクブレーキ対応STIがあります。

ロードバイクのコンポーネントについて その2

ロードバイクのコンポーネントについて、引き続き書いていきます。

変速仕様ですが、デュラエース、アルテグラ、105が11速、ティアグラが10速、ソラが9速、クラリスが8速、ターニーは7速と8速があります。

105以上のモデルは、クランクがホローテックⅡになっており、デュラエース、アルテグラはチェーンリングも中空構造になっています。

ただ、ティアグラ以下のモデルもモデルチェンジにより2ピースクランクとなりましたので、同様のBBを使用することが出来ます。

また、105は前回のモデルチェンジで上位と同じく11速になった際に、左右対称デュアルピボットブレーキ、チェーンのSIL-TEC加工、ワイヤーのポリマーコーティングが成されています。

これは、その後にモデルチェンジされたティアグラにも一部採用はされていますが、SIL-TEC加工とポリマーコーティングは105以上からです。

そして、SIL-TEC加工自体によりチェーンの耐久性を向上させ、ポリマーコーティングされることで変速がスムーズに行われるようになっています。

また、今はクラリスもモデルチェンジされ、R2000シリーズからは、STIから出るケーブルは全て内蔵式になりました。

リアスプロケットについては、変速段数で多少の違いはありますが、最小が11Tで最大は34Tまでとなります。

フロントはティアグラ以下のモデルはフロントトリプルがありますので、初心者も安心して坂に挑むことが出来ます。

ロードバイクとmtbのコンポーネントについて、ご理解していただけたでしょうか。

ギア交換をしてもっと自転車を楽しもう

ここまで2大スポーツバイクのコンポーネントについて触れてきましたが、いかがでしたか?

最大手のシマノだけでもこれだけの種類があり、造りも様々です。

自分がどんなシチュエーションで使いたいか、どんな性能を求めているかによって必要なものも変わります。

自分に合ったものを選んで、走る楽しさをもっと味わっていきましょう。

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