ラレーのcrnに25cのタイヤが装備されているその理由は?

ラレーのロードバイクcrnはカールトンシリーズの人気モデルです。

カールトンシリーズは伝統的にクロモリなどのスチールフレームで、近年は700×25cのタイヤを装備しています。

また、非常にコスパの高い1台と評価されていますので、どんなところにその理由があるのかを探っていきます。

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ラレーcrnはカールトンシリーズの人気モデル

ラレーはイギリスの老舗自転車メーカーですが、日本で販売している自転車は「新家工業(以下アラヤ)」が企画、販売を行っています。

crnの正式名称は、「Carlton-N」というロードバイクで、「カールトン」はイギリスのレース機材を提供するワークショップでしたが、1960年代にラレーの傘下となり名前を今に残しています。

アラヤ製造のラレーブランドのロードバイクは、現在Carlton(カールトン)シリーズのみです。

搭載されているコンポによってグレード差が設けられていますが、フレームは全てクロモリなどのスチール製です。

レース機材としてはカーボン、エントリーモデルはアルミが全盛の時代に全車クロモリというのがこだわりを感じさせますね。

完全ホリゾンタルスタイルのトップチューブに、きれいな大きな前三角と小さめの後ろ三角のバランスが素晴らしいダイヤモンドフレームです。

タイヤは数年前から終始一貫して全車25cですが、クロモリを考えれば悪い選択では無いですし、リムのメーカーとしては国内トップのアラヤが選んでいるタイヤですから間違いなさそうです。

ラレーcrnのタイヤは700×25c

さて、ここではロードバイクのタイヤについて触れていきます。

上記でもご紹介したcrnを始めとするラレーのカールトンは、全車700×25cです。
数年前までロードバイクのタイヤは23cが主流でしたが、今では完全に25cが主流になりつつあります。

それに合わせたのか、そもそもそちらの方が先なのか定かではありませんが、ワイドリムという言葉を良く聞くと思います。

ホイールのタイヤをはめる部分であるリムの内径を、太いタイヤをはめやすい様に広げたのがワイドリムです。

剛性が上がるメリットの反面、少し重くなるのをデメリットと感じる人もいます。

昔からタイヤに関しては、細ければ細いほど地面との接地面積が少なくなり、摩擦が低いのでスピードが出る物とされてきました。

しかし、最近の研究によって同じ空気圧であれば23cよりも25cの方が地面と接した時に変形しづらく、転がり抵抗が低い事が分かったそうです。

恐らくそれが影響して一気に25cにシフトしたものと思われますが、23cを知っている人からすれば太くなる事にメリットを感じない人も多い様です。

ただ、初めてのロードが25cだったら、それでも最初は細く感じることでしょう。

25cタイヤはクッション性が高い

上記でご説明した23cよりも25cの方が転がり抵抗が少ないという話は、あくまでも「同じ空気圧」という前提での話です。

一般的には太いタイヤの方が推奨空気圧が低いので、その分変形する確率は高くなります。
そのため、推奨空気圧で乗る分にはほとんど変化が分からないはずです。

現在は、リムがワイド化されて来ており、23c以下の細さのタイヤが適合しにくくなっていますので、選択肢が減っています。

しかし、本来ならリムの都合や転がり抵抗から考えるのでは無く、用途によって選べば良いと思います。

例えばロードバイクに乗っているけど街乗りが中心という人は、タイヤがあまり細いと側溝などにはまってしまう危険性があります。

さらに段差で衝撃を受けやすいので、街乗りメインで考えるなら25c以上のタイヤでも良いと言えるでしょう。
単純に太いタイヤの方が空気量が多くなるのでクッション性は強くなり、衝撃吸収性は高くなります。

ですから長時間を走る事が好きな人も25cの選択は良いです。

このことから、衝撃を拾いやすいスチールフレームのラレーcrnがここ数年25cを履き続けている理由も納得出来るでしょう。

ラレーcrnはクロモリフレームに25cのタイヤという選択

ラレーcrnが25cのタイヤを履いていることが分かったところで、スペックをご紹介していきます。

既にお伝えしている様にカールトンシリーズは全車スチールフレームですが、こちらはフルクロモリです。
そして、シマノ・ティアグラのフルコンポを搭載したリア10速になります。

シマノのハブにアラヤのリムで組んだジャパニーズなホイールに、タイヤはパナレーサーの25cを搭載した日本の技術を結集させた様な1台です。

ダウンチューブにWレバー用の台座が設けられているので、昔ながらのクロモリロードを再現する為にダウンチューブシフターを換装してみるのも良いです。

また、サイズが420から用意されているので、女性にも選んでもらえそうです。

前後共にホイールが32本のスチールスポークで組んであり、クロモリフレームという事も加味すると、脚力や体力に自信が無い人には少し剛性が高すぎるかもしれません。

ただ、その分漕いでいてスピードに乗っていく感覚は気持ちの良いものがありますので、しっかりとしたペダリング技術を持っている人におすすめ出来るでしょう。

ラレーcrnクロモリフレームのメリット

ラレーcrnは、上記のスペックで12万円(メーカー参考価格)ですから、かなりコスパの高い1台です。

クロモリはアルミにもカーボンにも無い独特な乗り心地があると言いますので、好き嫌いがはっきりするとは思います。

先程も触れましたが剛性が高い仕様なので、最初は「硬いな」という印象を受けると思います。

しかし、慣れてくるとちょっとしたそのクセが病みつきになりますし、カールトンシリーズは衝撃吸収性を考えての25cタイヤですからね。

また、クロモリフレームは耐久性が良く錆びにさえ気を付ければ15年、20年と同じフレームに乗り続けられます。

crnはそこまでグレードの高いパーツで構成されている訳ではないので、のちのカスタマイズの余地も残しているので長い目で見ながら自分なりの1台に仕上げていく楽しみがあります。

少し剛性を落とす意味でシマノ製のホイールなどは合うと思いますし、フロントフォークだけでもカーボン製にするなどの衝撃対策をしても良いのではないでしょうか。

ラレー・カールトンシリーズ

ラレーのカールトンシリーズはcrn以外にも種類がありますのでご紹介しましょう。

【Carlton Team TI】

参考価格は290,000円です。

完成車のハイエンドモデルとなり、コンポにカンパの11速Potenza(ポテンザ)を搭載し、シマノ製のパーツが一切使用されていません。

本家ラレーと同じイギリスの自転車用チューブメーカーレイノルズの、超ロングセラーのマンガンモリブデン鋼フレームを採用しています。

【Carlton-F】

参考価格は162,000円です。
レイノルズ製のスチールフレームを採用しており、コンポはシマノ・105を装備しています。

カーボンフォークに25cのタイヤで衝撃吸収対策を取り、位置付けとしてはレース仕様のコンペティションロードとしていますが、普段使いにも適したカスタムをされています。

【Carlton-A】

参考価格は98,000円です。

ラレーのロードバイクの中で一番安価なエントリーグレードになります。

コンポにシマノ・ソラ、コンチネンタルのタイヤ、ヘッドパーツにも高評価のFSA製を採用しており、あからさまなコストカットは見られません。

また、ハンドル中央に補助ブレーキが付いているので、STIレバーに不慣れな内でも安心してブレーキング出来ます。

ラレーcrnを最初のクロモリ車とする贅沢!

ラレーのcrnは本家ラレーがカールトンから引き継いだクロモリフレームを、アラヤが日本向けにコーディネートし、歴史を紡いできた1台です。

それだけに細部にこだわりが見られますし、その中で最近のトレンドでもあるワイドリムに25cのタイヤも取り入れています。

クロモリフレーム車に乗ってみたいという方の最初の1台には最適だと言えるのではないでしょうか。