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ツールド東北は大人気で倍率が高い!東北の魅力たっぷり

2017.10.14

「ツールド東北」というイベントがあります。
サイクリストなら一度は聞いたことがあるでしょうか。

東北の復興支援を目的とした大会で、倍率が高く、エントリーしても参加することができなかったという声が多く聞かれます。

そんなツールド東北の魅力に迫ってみましょう。

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ツールド東北は大人気!いつから開催されているの?

大人気の理由にせまる前に、まずはツールド東北とはどんな大会なのか、簡単にご紹介します。

ツールド東北は、2013年から開催されている自転車イベントです。

東日本大震災の復興支援を目的とし、10年ほど続けて開催することが初めから決められています。
この理由は、東北の被害を少しでも長く忘れないようにするためです。

ツールド東北は、2017年で5年目を迎えます。

あれから「もう5年」と感じるか、「まだ5年」と感じるかは人それぞれだと思いますが、いまだに震災の影響は東北の地に残っています。

そんな状況を少しでも明るくするため、東北各地でさまざまなイベントが行われていますが、ツールド東北は中でも人気のイベントです。

初めはコース数も3コースと少なく、参加者も1300人程度でしたが、2016年にはコース数は6コース、参加者も3764人になり、年々大規模になっています。

優先ライダーは4月中旬から、一般ライダーは5月中旬から募集が始まりますが、当然倍率も高く、エントリーしても参加できるか分からない、注目のイベントとなります。

ツールド東北の特徴

ツールド東北は、河北新報社とヤフー株式会社が主催しています。

ロングライド形式で、何より大きな特徴は、順位やタイムを争うレースではないということです。
津波の被害を受けた沿岸部を走り、現状を見て震災の被害を目に焼き付けることが目的なのです。

2013年からは毎年、駐日大使を務めているキャロライン・ケネディも参加しています。

キャロライン大使は、ただ走るだけではなく、ボランティアや参加者と交流したりご遺族と面会されたりして、東北の人々を勇気付けてくれました。

復興を確かめ、地元の人たちの活気を感じるという意味でも、ツールド東北は大切な大会なのです。

また、年々参加ライダーが増え続け倍率が高くなっている理由の一つに、リピーターが多い、ということがあります。

ツールド東北は、ボランティアと参加ライダーが一丸となって作り上げるイベントです。

温かく熱心なボランティアや、イベント全体に感じ取れる明るく希望に満ちた空気を一度参加すると忘れられず、また来年も参加しようと決意する方が多いのかもしれません。

ツールド東北の倍率が高いのはなぜ?

ではそんなツールド東北に参加した方の声から、倍率が高い理由に迫っていきたいと思います。

参加費もそれなりに高く、前泊の費用もかかり、コースもなかなかハードな設定でありながら、なぜこんなに人気があるのでしょうか。

〇誘導員がたくさんいて迷う心配がない

初めてのコースでも、道を間違える心配はまずありません。
人気のイベントなのでボランティアはかなりの人数が集まりますし、多くの方が笑顔で誘導してくれます。

〇東北の美味しいものがたくさん食べられる

東北の特産品がたくさん味わえるほか、いろいろなブースが出ていて活気に満ち溢れています。
まるでお祭りのような楽しい雰囲気です。

〇東北の美しい景色を見ながら、タイムや順位に追われることなく楽しく走れる

海を臨む東北の景色は雄大で開放感あふれ、震災の被害を感じる場所もありますが、気持ちよく走ることができます。

〇ボランティアや地元の人が笑顔で手を振ってくれたりして、温かい気分になる

ツールド東北に参加するために続々とボランティアや参加ライダーが集まってくると、その人同士でも話が弾みますし、地元の店などでも歓迎ムードが漂っています。

こうしたコミュニケーションによって、仲間や友人ができ、誘い合わせて毎年参加している人も多いのです。

2017年ツールド東北のサイクルジャージ

ツールド東北が毎年倍率が高く、大人気の理由が伝わりましたか?

2017年のツールド東北では、サイクルジャージも話題になりました。

デザイナーはポール・スミス氏で、テーマカラーのポップな黄緑色のジャージには、ポール・スミスを象徴するストライプのひとつ「サイクルストライプ」がデザインされています。

ポール・スミス氏は自転車好きで、子供の頃にはプロロードレーサーを目指していたようです。

また、親日家で、東日本大震災の直後に単身で来日し、チャリティーTシャツの売り上げ全額を寄付するなど復興支援活動も行っていました。

まさに今大会のデザイナーにぴったりの人選ではないでしょうか。

今回のデザインを手掛けるにあたって、女川駅を訪れたポール・スミス氏は、「早期の復興に感銘を受けた」と語っています。

毎年毎年、確実に復興していく東北の底力は、同じ日本人として誇るべきことですね。

なお、ジャージの売上の一部は、「ツール・ド・東北基金」に寄付され、震災の被災地のさらなる復興に使われることになっています。

ツールド東北の倍率が高い理由の一つ!グルメに注目①

次に、ツールド東北の高い倍率を支えている、休憩所で食べられる名産品についてご紹介します。

こうしたレースの補給食といったらバナナなどの軽食が一般的ですよね。
ですが、ツールド東北では地元の方の応援があり、それぞれの地域の名産品が味わえるんです。

過去に出された、東北の旬を感じられる「ツール・ド・東北 応“縁”飯」を振り返ってみましょう。

〇「女川汁」

心まで温まる、優しいだしの効いたさんまのつみれ汁です。
女川の「おふくろの味」として親しまれています。

ねぎや豆腐などのシンプルな具材が、臭みの無いつみれの味わいを引き立てます。
疲れた体にホッと染み渡る一品です。

〇ホタテ焼き

雄勝の名産品であるホタテ焼きは、水揚げされたばかりの新鮮な状態で塩も何もつけず焼いたものです。

大会のために、地元の方が朝方から獲ってくれたホタテは弾力があって甘く、スーパーで売っているものとは比べ物になりません。

ツールド東北の倍率が高い理由の一つ!グルメに注目②

〇「平椀(しゃ)」

クルミ豆腐に甘い餡をかけて冷やしたものです。
なんとも上品な甘さがあり、ここでしか味わえない味として評判です。

〇海鮮炊き込みおにぎり

南三陸町産のホタテやカキ、タコを贅沢に使った炊き込みご飯をおにぎりにしたものです。

素朴で、愛情がたっぷり詰まったおにぎりを頬張ると、もうひと頑張りするためのパワーが湧いてきます。

〇シーフードカレー

無料なのが信じられないくらい豪華なカレーです。
タコやホタテがゴロゴロ入っていて昔懐かしい甘みのあるカレーで、食欲が無くても食べられます。

〇ずんだ餅

枝豆をすり潰し、砂糖、塩、水を加えて作ったきれいなグリーンの餡を餅と合わせた料理です。
栄養豊富で消化にも良く、東北では定番のデザートです。

こうした料理は、一つ一つは素朴で飾り気のないものです。

もちろん新鮮な食材を使っているので味はとっても良いのですが、何よりツールド東北で味わうと豪華な食事よりも美味しく感じます。

地元の方が手間ひまかけて作ってくれ、明るい笑顔と一緒に振舞われるからかもしれません。
来年も再来年もツールド東北は続いていきますが、倍率は高いままだということは覚悟しておきましょう。

ツールド東北の人気の理由は復興を願う人々の輪!

ツールド東北は、河北新報社とヤフー株式会社が主催し、2017年で5年目を迎える自転車イベントです。

地元の方のもてなしやコースの美しさが反響を呼び、回を重ねるごとに人気が上がり、倍率も高くなっています。

また、休憩所で振舞われる名産品も評判で、お腹も心も満たしてくれます。

ぜひ来年、エントリーしてみてはいかがでしょうか。

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