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悪路向きのmtbをvブレーキ交換で制動力を上げよう!

2017.10.4

mtbのブレーキはカンチブレーキに始まり、vブレーキに移行し、今現在はディスクブレーキが主流になっています。

中でもvブレーキ主流の時代が長かったため、今でも多くのmtbがvブレーキを搭載していると思います。

長年使用していると、そろそろ交換なんて考えている人もいると思いますので、今回はvブレーキ交換についてお話していきます。

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mtbがvブレーキ交換に至った流れ

まず、スポーツ自転車のブレーキの種類について、簡単に説明します。

mtbやクロスバイクに搭載されるvブレーキや、ロードバイクのキャリパーブレーキは、若干の構造の違いはあるにせよ、ホイールのリムをゴムや樹脂でできたパッドで挟んで制動する「リムブレーキ」です。

一方、mtbで主流となりつつあるディスクブレーキは、ホイール中央のハブに円盤型のローターを取り付け、それをパッドで挟んで制動します。

悪路を走るのが前提で作られている自転車なので、制動力と共に、ブレーキ部分に泥が詰まったりするのを極力避けるのが常識になります。

その意味でも、タイヤから離れた場所で制動するディスクブレーキが、現在の主流になっているのは、当然の成り行きです。

mtbは当初、カンチブレーキを搭載しており、当時のリムブレーキとしては制動力が最強と言われていました。

ところが、mtbの性能が上がるにつれて、カンチブレーキの制動力では追いつかないようになり、タイヤクリアランスとの問題で泥詰りがしやすい欠点も露呈して、vブレーキ交換に流れたのです。

vブレーキのメリット・デメリット

カンチブレーキやキャリパーブレーキは構造上の問題で、タイヤとの隙間(クリアランス)が狭くなります。
vブレーキはその点、アームが垂直に伸びているので、クリアランスを広く取りやすくなります。

また、てこの比率が大きく、直線的に力を加えられ、他のリムブレーキに比べて制動力が高くなります。
そのため、太めのタイヤを装備した自転車の強い味方になっています。

現在は、mtbがディスクブレーキに移行しつつあるので、クロスバイクの主流ブレーキと言っても良いでしょう。

ディスクブレーキに比べて部品数が少なくメンテナンスが容易ですし、価格も比較的低価格なので、見放されてしまうようなブレーキではないと思います。

しかし、低価格であるということが、ひとつネックになるとすれば、エントリーモデルなどには制動力に不安が残るような廉価版が取り付けられているということでしょう。

vブレーキ交換に踏み切る理由は、それが一番大きいと思います。

全てが安かろう悪かろうではありませんが、クロスバイクのエントリーモデルクラスに付いているブレーキの評判は芳しくありません。

命を預けるものですから、おろそかにはしたくないですね。

mtbのvブレーキ交換の前に

vブレーキ交換と言っても、どんな意図で行うかで変わってきますが、今もある程度グレードの高いブレーキを装備しているのに制動力に不安があるというならば、まずメンテナンスをしてみましょう。

まずは、リムやブレーキシュー(パッド)の汚れを落としましょう。

リムブレーキは、リムやブレーキシューが泥や水分で汚れていると、滑って制動力が落ちます。

悪路を走るmtbは、制動力の低下が特に顕著ですから、水拭きで構いませんので、掃除をします。

水拭きでも汚れが落ちない場合は中性洗剤を使いますが、油が入っているものは絶対に使用してはいけません。

油がリムやシューに付着すると、滑って制動力が落ちるので、かえって逆効果になります。

また、シューには小石やガラス片などの異物が刺さりやすいので、定期的に点検する必要があります。

さらにシューはリムにこすり付け、摩擦を起こして回転を止めているので、すり減ってきます。
そのため、交換が必要になってきます。

ブレーキシューはゴム部分とホルダーが一体型になっているタイプと、ゴムとホルダーが別になっているカートリッジ式があります。

今後も頻繁に交換する可能性があるなら、カートリッジ式がおすすめです。
カートリッジ式なら、今後はゴムの部分だけ交換すれば良いので、ランニングコスト的にはお得です。

排水用の溝がなくなったり、商品によってはリミットラインが彫ってあるので、それを目安に交換してください。

mtbのvブレーキ調整方法

mtbのvブレーキ交換に重要なのは調整で、パッドやシューのみの交換でも必要です。

まず、ブレーキシューが正確な位置にあるかどうかを確認します。
リムのブレーキが当たる面に対して、はみ出さず平行についているのが正しい位置になります。

もし、なっていなければ、ブレーキを固定しているボルトを緩めた状態で、ブレーキバーを軽く握ります。

そうすると平行になるので、レバーを握ったまま、正しい位置に移動させてから固定ボルトを締め直します。

また、調整のときに「トーイン」をすると、音鳴り防止になります。

進行方向に向かって、シューがカタカナの「ハ」の字に見えるように、後ろ側を1mmほど広げる調整の仕方です。

キャリパーブレーキでは当たり前ともいえる方法ですが、vブレーキはシューとリムの間隔が狭いので、上手くいかない場合がありますので、気を付けて行ってください。

また、ブレーキレバーに付いているテンションボルトでも、ブレーキの効きが調整できます。
反時計回りに回すと、ワイヤーは張られるので効きが強くなります。

シューが減り、効きが悪くなってきたと感じたら回してみましょう。

逆に効き過ぎていると感じたら、時計回りに締めればワイヤーが少し緩みます。

mtbのvブレーキ交換

色々と調整を試みても、制動力が戻らないとなれば、ブレーキ自体の交換をしなければなりません。

mtbのvブレーキ交換は、グレードの高いvブレーキにするか、ディスクブレーキにするかの2択だと思います。

まず、vブレーキを考えるのであれば、シマノのmtbコンポの中位グレード(デオーレ)以上をおすすめします。

デオーレで1本2,000円くらいですが、制動力の強さを実感できると思います。

さて、今のmtbに主流に乗って、この際、ディスクブレーキにしてしまおうと思う方もいると思います。
しかし、これは最初にいくつか確認しなければいけないことがあります。

まず、フレームにディスクブレーキ用の取り付け穴があるかどうかです。

フロントはフォーク、リアはシートチューブかチェーンステーに取り付け穴がないと付けられません。

また、ホイール(ハブ)もディスクブレーキ対応でなければいけません。

ディスクブレーキ用のハブにはローターを取り付ける6つの穴があるか、センターロックというギザギザが付いています。

また、リムにシューを当てる面がありません。

以上のハードルを全てクリアして、ようやくディスクブレーキに交換できます。

ディスクブレーキのメリット・デメリット

mtbのvブレーキ交換について、ディスクブレーキへの換装の条件を挙げてみましたが、皆さんのmtbは取り付け条件をクリアできましたか?

ディスクブレーキはリムブレーキとは違い、路面の状況に制動力が左右されませんので、一定した制動力が保てるのが大きなメリットです。

特に油圧式のディスクブレーキに言えることは、ブレーキレバーを握った力がロスなくストレートに伝わるので、微妙なスピードのコントロールが可能なのです。

デメリットは、ブレーキそのものの価格がリムブレーキより、かなり高額です。

ブレーキパッドなどの消耗品も高額ですし、頻度は低いですが、油圧式はブレーキオイルの交換もあるので、ランニングコストが掛かります。

あとはメンテナンスが大変というのが、機械いじりが好きな人にはメリットかもしれませんが、一般的にはデメリットになるでしょう。

ただ、一度きちんと調整をすれば、ほとんどメンテなしで済むという意見もあるので、その辺は好みの問題かもしれません。

vブレーキは良いブレーキです

今回は、mtbのvブレーキ交換について考えてみました。

vブレーキは制動に落ち度はありませんし、メンテナンスも容易ですから、優秀なブレーキだと思います。

mtbはディスクブレーキに変わりつつありますが、まだ十分に活躍できるはずです。

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