自転車フォークのガタ取りは簡単!自分でやっても5分以内

自転車は、ヘッドパーツによって、フレームとフォークが連結されています。

長く走行していると、走行による振動などで連結が不十分になってしまうことがあります。

連結が不十分になることは、フロントフォークとフレームを分解できることを考えれば仕方がないことです。

しかし、放っておいても良いことはありません。

ガタが出ているのに気づいたら、修理しましょう。

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自転車のフォークのガタ取りは意外と簡単

自転車走行中にガタが気になってきた、もしくはハンドルを握っているだけでガタガタしている。
そのようなガタは直してしまいましょう。

方法は、簡単なので初心者でも直せる作業です。

今回は、スポーツバイクで主流のアヘッドタイプのガタの取り方です。

用意する工具は、アーレンキーです。

まず、アーレンキーを使って横にあるステムのボルトを緩めましょう。
それから、トップキャップのボルトをアーレンキーで緩めていきます。

ボルトを緩めたら、ガタが出ているとフロントフォークとステムの位置がずれていることがあるので、フレームに押し込んで位置を正してください。

それから、ボルトを締めていきます。
緩めるのは逆順で、トップキャップのボルトから締めていきましょう。

トップキャップのボルトは締めすぎるとハンドルが回らなくなるので、ガタが出なくなる程度に調整して締めてください。

そして、ハンドルが曲がっているでしょうから、正面を向くように位置を正して、左右についているボルトをアーレンキーで締めれば完了です。

それだけでハンドルのガタが取れます。

つまり、ボルトを緩めてから、位置を正して、ボルトを締め直すだけなのです。

自転車のフォークのガタの原因はプレッシャープラグの場合も

自転車のハンドルのガタを取るには、トップキャップのボルトを締めれば良いのですが、それでガタが取れないことがあります。

その場合は、フォークのコラム内のプレッシャープラグが緩んでいると思われます。

プレッシャープラグにアクセスするためにも、トップキャップを外してしまいましょう。
それから出てくるボルトを締めることで、プレッシャープラグを固定することができます。

しかし、そこで注意点があります。

プレッシャープラグを圧着することで固定されるので、強く締めすぎてしまうと、コラムに圧力をかけすぎてしまうことがあります。

コラムがカーボンで作られている場合は、コラムを割ってしまうことがあるため、必ず推奨トルクを確認してください。

また、カーボンコラムの場合は、トルクレンチがあると安心です。

そして、トルクレンチを持っていないのであれば、自転車屋さんに頼むことも考えましょう。
自転車屋さんなら十分な工具があるので、適切なトルクで締め付けることができるはずです。

ステムの交換でもフォークにガタが出ることがある

自転車に乗っているとパーツをイジりたくなることもあるでしょう。
そして、ステムを交換することもあると思います。

ステムを交換することでハンドルの高さや距離が変わって乗車姿勢が適切なものになるでしょう。

しかし、ステムを交換することで、ハンドルやフォークにガタが出てきてしまうことがあります。

その原因は、「位置関係」と「順番」です。

位置関係としては、コラムとステム(およびスペーサー)の位置関係を確認してください。
コラムが出っ張ってはいけません。

ステム(およびスペーサー)が、1mmから5mm出っ張っていることを確認してください。
ステム(およびスペーサー)が出っ張っていないと、トップキャップの締めつけが利かないのです。

そして、順番というのは、締めつける順番のことです。

ボルトを締めつける順番は、トップキャップからステムという順番を守ってください。
つまり、トップキャップを締めてから、左右についているステム固定用のボルトを締めるということです。

その順番を守らないと、トップキャップの締めつけが利かないので、よく注意してください。

ノーマルステムのガタ取り

自転車のステムは、「アヘッドステム」と「ノーマルステム」の2種類があります。

アヘッドステムは、スポーツバイクに搭載されるもので現在の主流です。
そして、ママチャリやシティサイクルやシングルスピードバイクに搭載されているのが、ノーマルステムです。

その形状が異なることから、ガタの取り方も少し異なります。
ノーマルステムのガタを取るにしても、まずはチェックから行いましょう。

前ブレーキをかけて自転車を前後に動かしてみてください。
ヘッド付近にガタが出ているのであれば、ボルトの固定が緩んでいることになります。

しかし、それではブレーキのガタなのかヘッドパーツのガタなのか分からないこともあるので、フォークを掴んで揺らしてみるのも良いでしょう。

フォークを揺らすことで、ブレーキを無視してガタつきを調べられます。

緩んでいることが分かった場合は、ヘッドスパナで上ワンを固定して、その上についているロックナットをモンキーレンチなどで締めていきましょう。

ただし、締めすぎると、アヘッドステムの場合と同様にハンドルの回転がゴリゴリとした感触なって渋くなってしまいます。

そのため、ハンドルの回転がスムーズで、ガタが出ないちょうど良い締めに調整しましょう。

メンテナンス不足でも自転車のフォークがガタガタする

ブレーキをしたときや走行中に段差を超えたときにフォークがガタガタしているというのは、いくつかの原因を考えられます。

1つ目は、「調整不良」です。

ハンドルやフォークはヘッドパーツで固定されているのですが、ボルトやナットが緩むことでフォークにガタつきが生じます。

それらはこれまでご紹介してきたように直すのが簡単な原因です。

2つ目の原因は、「潤滑油の不足」です。

この場合は、分解しないといけないので少し面倒なことになります。

ハンドルは、ベアリングによって回転でき、このベアリングには潤滑油が不可欠です。

しかし、ヘッドパーツを分解することは少ないでしょうから、いつの間にか潤滑油が流れ出て、そのまま使用していることも多いです。

または、スプレー状の潤滑油を使うことで、粘度の高いグリスが流れてしまっていることもあります。
そうなると、問題はさらに大きくなります。

潤滑油が足りなくなったベアリングでは、玉や玉押しが磨耗してしまって変形してしまうことがあるからです。
変形してしまっては自然に直ることはないので交換するしかありません。

そうならないために日頃のメンテナンスが大切です。

また、メンテナンスでベアリングが変形していることが分かったら、問題を大きくしないためにも自分で修理するか、自転車屋さんに頼んで修理しましょう。

自転車からきしむ音がする場合

フォークのガタは自分で取ることができます。

フォークのガタを取ることで快適に自転車走行できるようになるわけですが、普段の走行では問題がなくてもダンシングなど激しい走行をすることで、ハンドルからきしむ音が聞こえてくることがあります。

ガタつきとは明らかに異なる音なのですが、原因はガタつきとほとんど同じです。

つまり、ボルトの締めつけに原因があります。

きしむ音がなるという場合は、ボルトの締めつけが弱いのが原因です。
それも普通の走行に耐えられるくらいですから、微妙に弱いことがほとんどです。

そのため、現在の調整よりも少しだけ強く締めるということを意識して調整してください。

トップキャップの締めつけだけで改善しない場合は、プレッシャープラグの締めつけも確認しましょう。

きしむ音がするということはどこかしら緩んでいるということなので、きしむ音が出続ける場合は全体的に確認しましょう。

きしむ音の改善は面倒かもしれませんが、それさえクリアしてしまえばガタつきは完全に除去できたと言えるので、しっかりと調整していきましょう。

ガタは放っておかず、すぐに修理しましょう

フォークのガタは走行中に悪影響を及ぼします。

ガタつくことでバランスが悪くなります。
ガタついてしまうことに気を取られてしまいます。

また、ガタつくたびにノックすることになるので、フレームにも悪影響があります。

そのため、放っておく手はないと思います。

幸いにしてフォークのガタ取りは簡単です。

カーボンの場合はトルクに注意しなければならないので、自転車屋さんの助けを借りることもあるでしょうが、トルクレンチがあれば自分で可能です。

気になるガタは、即座に取ってしまって快適な走行を取り戻しましょう。