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シマノ105のハブHB-5800をメンテナンス!玉押し調整のやり方

2017.6.22

2014年にシマノ105は5800系となり、11速化されましたね。

ここでは、11速の105のハブHB-5800を例に、ハブのメンテナンス方法をご紹介します。

とても重要な玉押し調整のやり方もお教えしますので、ホイールを高回転にしたい方はぜひ参考になさってください!

ハブを分解した事がない初心者の方にも、わかりやすく解説していきます。

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シマノ105のハブHB-5800をメンテナンス!必要工具を揃えよう

シマノ105は、2014年に5700系から5800系へとバージョンアップし、11速化されました。

5800系105はシールドベアリングのハブが採用されており、メンテナンスしやすくなりました。
ここでは、11速の105のハブ(HB-5800)を例にして、 カップ&コーンの整備方法をご紹介していきます。

リア部分のみを解説していくのですが、その理由はフロント部分と比較すると、フリーハブがあることで複雑な作りになっているからです。

フロントハブはフリーハブが無いだけなので、リアハブさえ整備出来ればフロントハブは簡単に分解、整備が可能となります。
ですので、頑張ってリア部分のハブの調整を覚えてしまいましょう。

玉押し調整のやり方もお教えするので、ホイールの回転を上げたいと思ったら、ぜひ試してみてください。

ではまず、必要な工具を揃えましょう。

使用するのは2つ、15mmのスパナと5mmのアーレンキーです。
15mmのスパナでハブを緩め、アーレンキーは取っ手のあるものが開け閉めしやすくおすすめです。

この2つは、今後も何かと出番があるかと思うので、持っていなければ購入しておくといいですね。

シマノ105のハブHB-5800のメンテナンス方法

それでは、シマノ105のハブHB-5800をメンテナンスしていきましょう。

まずはスパナを使って、ハブフランジ側の上部ナットを外します。
続いて、ハブフランジ側の下部ナットも外します。

2個ともナットを外したら、フリーハブ側からボルトを抜きましょう。
ボルトを抜くと、埋まっているカップ&コーンのベアリング(玉)が見えます。

このベアリングを取り除いて、ハブの中心にある穴に落としていくのですが、そのまま穴に落としてしまうと、床に落ちて玉を傷つたり、汚れが付着することになります。

最悪転がって失くしてしまうこともあります。
そのため、必ずタオルなどのなにかクッション代わりとなるものを敷いてから作業してください。

玉はハブフランジ側とフリーハブ側にもあります。
綿棒などの細い棒を使って、全部の玉を掻き出しましょう。

全部のベアリングを取り除いたら、次は洗浄です。

ベアリング洗浄とグリスアップ

続いて、取り除いたベアリングを洗いましょう。
まずは、床に玉が落ちていないか、よく確認してください。

シマノ105のハブHB-5800はシールドベアリングなので、取り出した玉は、潤滑しやすく既にグリスが付着した状態です。

この古いグリスは洗浄しましょう。

全てのベアリングをトレーなどに入れたら、クリーナーで洗浄します。
使用するクリーナーは、洗浄力が高くゴム等を傷めないものを選びましょう。

ハブの内部の汚れやグリスも取り、クリーナーで綺麗にします。
ハブ内にクリーナーが残ったままにならないように気をつけましょう。

しっかりとクリーナーを取り除いたら、ハブの内部にグリスを塗ります。

塗り始めるのは、フランジ側、フリーハブ側のどちらからでも構いません。
塗る際に工具を使ってもいいですが、へこんでいる箇所は手を使って丁寧に塗りましょう。

ここで、トレーの中で洗浄していたベアリングを再登場させましょう。
ベアリングに付いているクリーナーを、綺麗に拭き取ります。

一つ一つ丁寧に拭いたら、新しいグリスの入れ物の中に入れていきます。

次章でも、メンテナンスは続きます。

ベアリングを戻して、シマノ105のハブHB-5800のメンテナンス完了

いよいよ、シマノ105ハブのメンテナンスも終盤です。

洗浄が終わったベアリングに、新しいグリスを付けて、ハブの中に戻していきましょう。

小さい玉に素手でグリスを塗ろうとすると、落としやすいので、なるべく工具を使いましょう。
耳かきのような形状のものや、ピンセットでもいいですね。

グリスの中に直接玉を入れて、グリスを付着させたら、ハブの内部に戻します。
フランジ側に戻したら、続いてフリーハブ側にも戻しましょう。

全部のベアリングを装着出来たら、フリーハブ側からボルトを入れます。
ボルト部とナットの内側にも、しっかりグリスを塗って錆を防ぎましょう。

ボルトを入れたら、フランジ側の下部ナットを閉め、フリーハブ側からボルトを通したら、ハブフランジ側に向けてナットを付けていきます。

下部ナットが付けられたら、スパナとアーレンキーを使って、しっかりと閉めてください。
最後に上部ナットを閉めます。

ここまで出来たら、あとは重要な「玉押し調整」です。

ハブのメンテナンスは「玉押し」が重要!玉押し調整のやり方

シマノのカップ&コーンハブのメンテナンスで、何よりも重要なのは「玉押し」です。

ここからは、ハブを最良の状態にする玉押し調整のやり方をご紹介していきます。

ホイールの回転が悪くなったと感じた時に有効なのが「玉押し」です。
この作業を行うことで、ホイールは高回転になります。

シマノならではのカップ&コーンは、ナットで玉を押して調整する仕組みになっています。
そのため、ナットを締め過ぎるとホイールは回らず、緩め過ぎるとガタが出てしまいます。

難しいのですが、ガタが出ない範囲でなるべく緩めにナットを締めていきます。
この微調整は、経験が必要かもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください。

回転することと、ガタがないかを確認しながら、まずは下部ナットから付けていきます。

次に、下部ナットをスパナで固定させながら、上部ナットをアレンキーで締め付けるため、下部ナットに若干の緩みが生じます。

この時点でガタが出ているようなら、ガタが出ないように下部ナットを締め付けてください。
アーレンキーとスパナを使って上部ナットも固定させましょう。

玉押し調整は、ガタがないかをしっかり確認!

玉押し調整成功の決め手は、ガタがないことです。
最後にもう一度、ガタがないかをしっかりと確認していきます。

上部ナットを締め込み、フリーハブ側のナット部をしっかりと押さえます。
手で押さえながら、反対の手でフランジ側のナット部をしっかり持ち、上下に揺らしてみます。

ポイントは、しっかり押さえて揺らすことです。

ガタがあれば、上部のナットを緩めたり外したりして、下部ナットを再調整します。
逆に、締め付け過ぎていないかも確認しましょう。

この作業を何度も繰り返すことで、最良の状態のハブに仕上がっていきます。
シマノのカップ&コーンハブの最良の状態は、よく回転して、ガタがないことです。

ベストの状態を見極めるには、ある程度のメンテナンス経験が必要なので、やっていくうちに慣れていきましょう。

完璧に仕上がったハブを軸とした高回転ホイールで、走りの違いを感じてください。

玉押しはガタがないように調整して

先ほどもお伝えしましたが、最良の状態のハブはよく回転してガタつきがないことです。

何回もナットの調整を繰り返して、ガタがなく、よく回転することを確かめましょう。

年に1回はハブのメンテナンスを行い、高回転ホイールを維持しましょう。

ロードバイクのメンテナンスは大切です。

他のパーツも一緒に、点検してみるといいですね。

 - SHIMANO, SHIMANO 105, メーカー, ロードバイク