サイクリングを楽しもう!自転車は昔から今も進化し続ける!

通学や通勤で自転車を利用している方、休日をサイクリングで楽しむ方は、目的は様々ですが自転車に乗る方って、とても多いですね。

私達の生活に欠かせない自転車は、昔から現在も進化し続けています。

今回は、進化する自転車の歴史やサイクリングの楽しみ方をご紹介します!

サイクリングを楽しむだけじゃない!自転車の魅力って?

自転車を利用されている方は大勢いることでしょう。
さらにその中には、サイクリングを趣味としている方も昔からいらっしゃいます。

それでは、自転車の魅力溢れる特徴をお伝えしましょう。

まず、自転車は乗っても、空気が汚れないため、地球に優しい乗り物です。

例えば、自動車に乗車すると、排気ガスによって空気が汚されてしまいます。
また、排気ガスに含まれている二酸化炭素は、地球温暖化の原因だと指摘する意見もあります。

しかし、自転車は空気を汚さない環境に優しい乗り物です。

また、他にも魅力はあり。自転車に乗ると健康になるという長所があります。
サイクリングは、有酸素運動としてダイエットのメニューに活用する方もいる程に健康に良い運動法の一つなのです。

そのため、日常の移動手段で使用すると、知らず知らずの内に健康になっていきます。
さらに、体重も減るかもしれません。

まだ、魅力は尽きず、自転車の乗ると行動範囲が広くなるという長所もあります。
サイクリングならば、ウォーキングをするよりも遠くに行く事も可能です。

そのため、コンビニやスーパーにも行きやすく、運動としても景色を楽しめるという利点があります。

さらに、自転車は自動車と違って駐車スペースが少なくて済みます。
他に、自転車は人力のみで走るので、費用が少なくて済みます。

このように自動車と比べてもメリットは沢山あり、歩くよりも色んな所に行きやすいので、自転車を活用することはとても良いことと言えるでしょう。

昔を知ろう!自転車の歴史①

サイクリングが好きな人は昔からいる理由は、先程の魅力からもわかっていただけたかと思います。

次では、自転車の歴史についても触れていきましょう。

自転車の始まりは、ドライス男爵というドイツの男爵が1818年に自転車を発明して特許を取ったことから始まります。
このドライス男爵が制作した自転車には、ペダルはついておらず、自分で地面を蹴って自転車を走らせるという仕組みでした。

このドライス男爵は森を管理する仕事をしており、タイプライターの発明にも成功しています。
この自転車は、貴族階級にとっての新たな遊びの一つとして流行りました。

そして、1861年には、フランスでミショー型ボーンシェーカーと呼ばれる自転車が発明されることとなります。
この自転車を発明したのは、ミショー親子というパリの馬車職人でした。

また、ミショー親子は自転車の大量生産を開始します。
しかし、この自転車は欧州の石畳の道路では乗り心地が悪かったことから、ボーンシェーカーと揶揄されたりもします。

この事もあり、自転車の座席にバネ板を使用して、乗り心地の向上が図られます。
さらに、木製から鉄製へと改良もされました。

そして、やがては貴族階級を中心に、パリで自転車のレースが始まるなど、流行していきます。

昔を知ろう!自転車の歴史②

そして、その後年月が経ち、今から100年以上昔の1880年頃に、より速さと安定性を追求した、オーディナリーと呼ばれる自転車が開発されます。

このオーディナリーが開発される前は、レースがあったためにスピードを出そうとしていましたが、その結果、乗り降りが困難で、急ブレーキ時には車体が宙返りをするという危ない面も持ち合わせしまっていたのです。

そして、もっと安定して、より速く走るためにオーディナリーを生産するための技術の開発がイギリスで進められることとなりました。

その結果、前輪が大きく、車体や車輪は鉄製になり、ゴム製のタイヤが使用されるなどの改良が施されました。
このように徐々に今の自転車の形へと変わってきます。

そして、1879年にイギリス人のローソンが、チェーンにより後輪を回転させるシステムの開発に成功しました。
さらに、同じイギリス人のスターレーが1885年に、ローバーという前後輪の大きさが同じ自転車を開発します。
このローバーという自転車は、前輪は自転車の進行方向を定め、後輪は自転車を前に進めるという役割分担が定められていました。

このようにして、今の自転車になってきたのです。
今ではサイクリングを趣味として楽しむことができるほど普及してきました。

しかし、今の自転車に辿り着くまでには、幾つもの経験と改良があったのです。

昔から現在まで進化し続ける自転車!最近の自転車事情

昔の自転車が今の形になるまでの歴史について触れましたが、今でも進化が止まることを知らない自転車事情についてもご説明していきます。

最近の自転車が昔の自転車より進化した点といえば、自転車にコンピュータが使われるようになった事でしょう。

このように自転車にもコンピュータを使われるようになりましたが、身の周りでもコンピュータが普及しており、運動をする機会が減ってきているのも事実です。

そのため、これからの時代は、自転車を介した健康や環境への意識が高まっていく事が予想されます。
このことから、自転車の進化が一段と求められる時代になるのではないでしょうか。

また、最近の自転車には 手動操作が不要な自動変速やオートライトなどを使用するなど、エレクトロニクス技術が活用されています。

そして、自転車に設置されたサイクルコンピュータなどで速度や走行距離なども知る事ができ、サイクリングを一段と楽しいものにしています。
最近は、通勤や旅行をするのにも、自転車の使用される機会が増え、一段と多様化が進んでいると言えます。

また、電動アシスト自転車やスポーツタイプの自転車(マウンテンバイクなど)を保有する人も増えてきています。

このようにコンピュータの使用によって更なる進化を遂げ、スポーツバイクに使用される素材にも変化があるなど進化が留まることを知りません。

サイクリングを楽しもう!様々な楽しみ方

自転車には色々な楽しみ方があります。
サイクリングコースを走るなど、最近では自転車のためのコースなども出てきてサイクリングを趣味として楽しみやすい世の中になりました。

更に自転車には、ママチャリと呼ばれる自転車、高速走行が可能なロードバイクという自転車など、多くの種類があります。

このように種類が幾つかあるように、目的も異なってきます。
中距離や長距離を走るのであれば、ロードバイクやクロスバイクが向いているでしょう。

このような自転車を使用して楽しむ、サイクリングには色々な楽しみ方があります。

●ツーリング

ツーリングを楽しむ方は、昔から大勢います。
それもそのはずです。

ツーリングとは、長距離を自転車で走行する事を意味していますので、遠くに移動する際に使用することは昔からあったので、昔は健康を意識してなくとも、色んな景色を見て楽しんでいたことでしょう。

また、今では計画を立てて日帰りやお泊まりでツーリングの自転車旅行を満喫される方もいらっしゃいます。
クロスバイクやロードバイクなどのスポーツタイプの自転車は、ママチャリなどと比較すると、軽快に走行することもでき、力をあまり使わなくとも走行できるので、疲労感が少なく楽しむことができます。

●ポタリング

このポタリングとは、自宅の近所などを散歩感覚で自転車でぶらぶら走ることです。

東京などの都会でも、サイクリングコースが川原などに設置されている場合があるので、ポタリングを楽しむかたも少なくないです。

サイクリングを楽しもう!豊富なバリエーション

先程では、サイクリングには、ツーリングとポタリングの楽しみ方があるとお伝えしましたが、他にも楽しめる方法がありますのでご紹介します。

●トレッキング

このトレッキングは、目的を決めて近所の公園や街中などをサイクリングをして楽しむことです。
サイクリングを気軽に楽しめるというメリットがあります。

呼び名は、トレッキングですが、この行為事態は昔から行われていた楽しみ方でしょう。

●キャンピング

キャンピングとは、テントなどを自転車に積んで、自炊などをしながらツーリングを楽しむことです。
今では、サイクリングが可能なキャンプ場も増えてきているので、キャンピングもしやすくなってきました。

●輪行

この輪行は、自転車を袋に入れて電車などに乗り、目的地の近くまで移動して、サイクリング楽しむことです。

近年は、本格的なモデルでも折りたたみが可能な自転車が増えており、輪行を楽しまれる方も多くなっています。

●レース

自転車を使ったロードレースやトライアスロンなどのレースも開催される事が多くなってきて、レベルも様々な設定に分けられているため、よりビギナーであっても楽しめるように工夫されています。

自転車の奥深さを知りたければ、レースに出てみると、より色んな事を知りたくなって、楽しくなること間違いなしですよ。

自転車は健康的で環境にやさしい

車と違って自転車は、空気を汚さず環境にやさしい乗り物です。

運動にもなるので、ダイエットしたい方にも自転車はおすすめですよ。

サイクリングを楽しむなら、スピードが出しやすいクロスバイク、ロードバイクが良いですね。
自分の力だけでどこまで行けるのか、挑戦してみてはいかがですか。

昔の偉大な発明家が現代の自転車を見たら、あまりの進化に驚くことでしょうね。