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自転車の逆走は厳禁!取り締まりが厳しくなった背景

2017.5.12

みなさんは、自転車にはよく乗りますか?

自転車に乗る人も乗らない人も、安全に気持ちよく道路を通行したいですよね。

意外と知られていない自転車のルールについて、しっかり考えてみましょう。

今回は、取り締まりが厳しくなった自転車の逆走について取り上げます。

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自転車の逆走も取り締まりの対象!

平成27年6月1日に自転車に対する道交法が変わり、14歳以上の人で3年の間に複数回の違反を犯した場合は、安全講習を受けなければならず、受けない場合は5万円以下の罰金が課せることとなったのです。

違反となる14個の危険な行動に関しては、これまでの自転車に適用されていたルールまとめただけですので、新たなルールの追加は行われていません。

ですが、それらの中には一般的となっていないものが多く存在するのも確かです。

危険な乗り方と判断されているものをいくつかピックアップすると、

「1.信号に従わない」
「2.通行してはいけない場所での通行」
「3.歩行者用道路でも速度を落とさない」
「4.通行区分に従わない」
「5.路側帯を走行する際に歩行者の邪魔をしてしまう」
「6.遮断器が降りている、降りようとしている踏切に侵入する」
「7.交差点を通行する際に車両や歩行者に対する安全確認をしない」
「8.歩道を通行する際に定められたルールを守らない」
「9.ブレーキが正常でない自転車で走行する」
「10.アルコールを摂取した後に自転車を運転する」
「11.片手での走行やブレーキをきちんと使わずに走行する」

などとなっています。

2番と4番に関しては、自転車における逆走となるので、気付かずに違反を犯して取り締まりとならないよう、しっかりと頭に入れておくようにしてください。

自転車が右側を走ると「逆走」と言われる理由

自転車で走行する際の基本を改めて確認しておくと、まず、自転車の場合は歩道でなく車道を走行することが義務付けられています。
自転車とは言え、車両であることには変わりませんので、この点は納得できることでしょう。

さらに、もう一点重要なことを挙げると、それは、自転車は左側を走行しなければいけないということです。

自転車が関連した事故では、交差点、カーブで正面衝突するといった事故が多くなっています。
これは自転車が右側を走行することによって、車が交差点に進入する時や、左カーブを走行する時に左側が非常に見づらくなってしまうためです。

ですから、自転車も左側を走行することを意識すれば、上記のような事故は激減すると言えます。

自転車が右側を走行すると逆走として扱われるのは、車が進む方向とは逆方向に走行することになるためであり、この形で衝突すると悲惨な事故となってしまう確率が高いため、これを取り締まり、事故を減らしていこうとしているわけです。

ただし、車道を走行するのが危険と判断される時に限り、歩道の走行が可能となっています。
その際は歩行者と衝突することのないよう注意し、歩行者が邪魔だと思ってもベルを使うようなことはしないでください。

さらに、自転車の通行が可能なことを示す標識があれば歩道の走行が可能ですが、その際も歩行者には十分気を付けて、できる限り車道に近い方を走行しなければなりません。

なぜ自転車は逆走してしまうのか?

取り締まりが必要となるぐらい逆走する自転車が多い理由について考えていこうと思います。

『左側を走行したいけど逆に危なくなるので、仕方なく右側を走ってしまう』などといった明確な理由があればまだいいのですが、実際は、左側を走行できるのにただ守っていないだけといった人もいます。

他には、そもそも自転車が左側の走行を義務付けられていることが分かっていない人や、右側を走行することがどれだけ人に迷惑をかけ、危険なことであることが分かっていない人が多いのも事実です。

このような事情から日本は世界の中で迷惑な自転車の乗り方をしているとも言われています。

自転車をきちんと乗っていない理由としては、『親が指導しない、あるいは、ルールを分かっていながら守ろうとしない』、『学校側で指導をしていない』といった2点があります。

さらに自転車で走行するすべての人がきちんと乗ることを意識しようともせず、規則を理解しようしないことから、『気付かない間に大方の人間がルールを破っている』などといった、最悪な状況となってしまうのです。

それに加え、免許が不要といった点から、自転車を用意することですぐにでも乗れることも、逆走のみならず、他の違反行為にもつながっていると言えます。

ただし、一部の学校では授業の中に『自転車の指導』をしている学校もあるようです。

今後は自転車で走行する人が、右側を走行するのはいけないことだと認識し、これを止めていく必要があるかと思います。

逆走自転車が取り締まりにあったときの言い分

自転車が左側を走行することを分からず違反を犯す人や、免許が不要だから適当に走行してもかまわないと思っている人も存在しますが、左側を走行することを分かっていながらも、安全性を考え、右側を走行している人もいます。

このような人の場合は、取り締まりにあった際、左側を走行すると後ろから車が近付いても分からないため、かえって危ないという言い訳をすることがあります。

その他、背後から追い抜かれたり、ぶつけられたりするという恐怖心があり、右側を走行することでそのような危険を避けられるので、危険度が少なくなるという人もいます。

そのような考えも分からなくはありませんが、自分中心に考えて行動をすることはよくないことであり、法律を守っていくべきなのは言うまでもありません。

右側を走行すると相対速度も随分と変わってきますので、大変危険です。
交通ルールを守らなければ、車を運転する人や、ルールをきちんと守って自転車で走行している人が非常に不快な思いをしてしまいます。

逆走をしてしまう自転車乗りというのは、それによる危険性が分かっていないということや、それによって危険に遭遇しているのにもかかわらず、そのことが逆走が原因で起きたことを分かっていないといったケースもあるのです。

きちんと走行している自転車乗りに迷惑をかけないためにも、今後は考えを改めるようにしていくべきかと思います。

自転車の逆走はかなり危険!!取り締まりをするべき

自転車と自転車の事故というのはニュースにはそれほどなりません。

しかし、確認できているだけでも1年間に4000件から5000件は発生しており、軽傷であれば警察への届出を行わないケースもかなりあるでしょうから、実際にはそれよりもはるかに多いです。

中でも逆走をしている時に右へ曲がろうとする際に発生するケースが多く、高い建物などが存在する十字路も見づらい部分が多いことから事故が発生しやすいです。
運が悪ければ左側を走行する自転車との正面衝突も考えられます。

また、道幅が狭いようなところで内側を通り、右へ曲がろうとする人も多いため、事故発生の確率が高まってしまいます。
前が見づらいカーブの場合も同じであり、左側を走行し、左カーブを曲がろうとする時に急に右側を走行していた自転車と衝突するケースも多いです。

また、言うまでもなく車と衝突するケースも考えられます。
左折をする自動車の場合、普通であれば運転する人は右側に気を付けながら左に曲がろうとします。

しかし、この際に自転車が逆走をしていると運転手側もそれを見つけづらくなるため、事故が起きやすくなってしまうのです。

このことから、車を運転する側からも、逆走をする自転車の取り締まりを強化してほしいという意見も出てきています。

逆走の危険さを広める取り組み

逆走などの違反の取り締まりも重要ですが、この逆走行為そのものが危険だということをしっかりと伝えなければいけません。

『自転車は左側を走行してください』と指導することに加え、右側を走行することが危険な理由をきちんと分からせる指導を行っていくことが必要です。

そこで大きな事故に遭ってしまう確率が高くなることや、皆が非常に迷惑に思っていることが分かれば、直す人も増えてくることでしょう。

信号を守らないことなどが危険であることは誰もが分かることではありますが、逆走が危険だということに関しては、直感的には分からない部分もあるため、守る人が少ないです。
ですから、左側を走行しなければ自分自身が痛い目に合うということを認識させる必要があります。

禁止されている理由を分からせるだけでは不十分ですが、逆走による危険性の高さや、取り締まりにあう可能性、自分が損をするということが分かる人が増えてくれば、逆走は減ってくるかもしれません。

逆走者が減っていけば、それだけでも事故に遭う人の人数はかなり減ってくることでしょう。

学校、警察などもルールを守らせるために、それに関する活動は行っています。
このような活動を無意味なものとしないためにも、今後はよく理解されていない危険性などしっかり理解して頂きたいものです。

逆走の危険性を理解して自転車は左側通行を!

自転車の逆走を取り上げましたが、いかがでしたか?

車から見て「逆走」になるという話や、例外的に歩道を走ることも可能など、自転車のルールは複雑ですね。

ですが、自分や相手の命を守るため、また、知らずに違反行為をしていたということにならないように、自転車に乗る際はルールを確認し安全運転をしましょう。

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