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スポーツバイクのブレーキが故障する前に!安全点検を行おう

2017.1.30

ロードバイクなどのスポーツバイクは、いわゆるママチャリのような普通の自転車よりスピードが出るため、ブレーキの機能は重要になってきます。

ブレーキの故障は、人の命に関わることであり、定期的な点検が必要です。

今回は、家でも出来るブレーキ点検とメンテナンス方法をご紹介します。

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スポーツバイクのブレーキの仕組みとは?

スポーツバイクのブレーキは、ブレーキレバー、ワイヤー、ブレーキシュー、アームという大きく4つのパーツからできているものがあります。

ブレーキレバーはブレーキをかけるときに握るレバーのことです。
ワイヤーはブレーキレバーから伸びているチューブとそこから出ている細いワイヤーのことです。
車輪に接触するゴムでできている部分がブレーキシューと呼びます。
ブレーキシューを固定している金属がアームです。

スポーツバイクのブレーキは、ブレーキシューが車輪をおさえて速度を緩める仕組みになっています。
ブレーキレバーを握るとワイヤーが引っ張られて、アームがブレーキシューを車輪に接触させるように動きます。

ブレーキのメンテナンスは、これらのパーツを点検したり、動きをよくしたりすることがポイントです。
注油、破損や故障の確認、簡単な効き具合の調整などは工具などがなくても自分でできます。

ブレーキシューやワイヤーの交換なども必要な工具と知識があればできますが、いじり方を間違えると命に関わる大変な事故につながる可能性もあります。
故障など、ブレーキの詳細なメンテナンスが必要なときは、速やかに自転車屋さんに行きましょう。

スポーツバイクのブレーキが故障する前に!点検方法①

走行中のスポーツバイクのブレーキ故障は大変危険です。
故障する前に、しっかり点検をしておきましょう。

ブレーキレバーの点検のポイントは握ったときの動きです。
動きが鈍ければオイルを注入します。

自転車用のオイルがなくても、100均やホームセンターで売られている液状機械油で十分代用できます。
ただし、スプレー式のオイルは避けましょう。
もともと自転車に施してある油を溶かしてしまう可能性があるからです。

注油の仕方は簡単です。
ブレーキレバーを握ったり離したりを繰り返しながら動いている部分を見ると、パーツ同士が擦れているところがいくつかあります。

それらの箇所にオイルを注入していきます。
このとき、オイルの量に注意が必要です。
オイルは数滴で十分です。
量が多すぎると逆に動きを悪くしてしまいます。

注油した後、ブレーキレバーを握ったり離したりを何度かすると動きがスムーズになるのが分かります。
オイルを注入しても動きがよくならない場合には、パーツそのものの破損が考えられます。
自転車屋さんで見てもらいましょう。

ワイヤーは、アウターワイヤー樹脂のはがれや破損がないかをチェックします。
アウターワイヤーの樹脂ががはがれたりすると中に雨水などが入り、インナーワイヤーが錆びてしまいます。
インナーワイヤーがむき出しになった箇所がある場合は、インナーワイヤーに切れや錆がないか確認します。

ワイヤーの破損や劣化は自転車屋さんに相談しましょう。

スポーツバイクのブレーキが故障する前に!点検方法②

アームの変形もブレーキ故障の原因のひとつです。
アームがきちんと動作しないと、スポーツバイクを止めるための力がかかりにくくなるため、ブレーキの効きが悪くなります。

曲がったりしていないか、動作が鈍くないかを確認します。
変形については、新品のアームと自分のスポーツバイクのアームを見比べるとよくわかります。

新品のアームの形は、ネットの画像やカタログの写真などを利用するとよいでしょう。
変形が見られたときは交換します。

動作については、ブレーキレバーを握ったり離したりして確認します。
動きが鈍いと感じた場合は、動きの鈍い箇所に注油をします。

ブレーキシューの点検ポイントは、油汚れ、金属や砂つぶなどの汚れ、溝の3点です。
ブレーキシューの表面や車輪のブレーキシューが接触する部分に油が付着していると、滑って止まらなくなります。

油分が付着している場合は、水で薄めた中性洗剤を少量布に含ませて拭き取ります。
ブレーキシューの車輪に接触する部分についた金属や砂つぶは、車輪の表面を削ってしまう恐れがあります。

金属や砂つぶがついていたら、きれいに落としましょう。
破片などが食い込んでいる場合は、カッターなどを使って取り除きます。

ブレーキシューの溝は、すり減っていないかチェックします。
すり減ったまま使用していると、中の金属がむき出しになって車輪を傷つけてしまいます。
すり減ったブレーキシューは交換が必要です。

故障する前に!ブレーキの調整方法

スポーツバイクのブレーキは、利用しているうちに効きが悪くなったり、逆に効き過ぎるようになったり変化します。
自転車屋さんへ行くのがベストですが、故障してしまう前の応急処置として、ご自分で調整することも可能です。

ブレーキの効きを調整するためのネジは、ブレーキレバーとワイヤーが繋がる部分についています。
このネジを回してブレーキの効きを調整します。
ブレーキレバー側とワイヤー側にそれぞれネジがあります。

ブレーキの調整はワイヤー側のネジを回して行います。
ブレーキレバー側のネジはネジを固定するためのものです。
まず、ブレーキレバー側の固定用のネジを緩めてから、ワイヤー側の調整用ネジを手で回します。

ブレーキの効きを強くしたい場合は、調整用ネジをワイヤー側に緩めます。
効きを弱くしたい場合は、調整ネジをブレーキレバー側に締めます。

次に、車輪とブレーキシューの間の隙間を確認します。
隙間は約2mm程度空いているのが理想です。
車輪がブレーキシューと接触している場合には、ネジを回してシューの位置を調節します。
調整用ネジを動かないように手でおさえながら、固定用ネジをしっかりと締めたら調整は完了です。

応急処置はご自分でもできますが、ブレーキの故障は命にも関わる大事なパーツです。
年に一度はプロに依頼するのをお勧めします。

自転車のブレーキが故障してしまった時は!?

スポーツバイクのブレーキは前後についていますが、両方が同時に故障することは珍しいことです。

片方のブレーキが故障しても、もう片方のブレーキで止まることができます。

前輪のブレーキが故障してしまったときは後輪のブレーキで止まることになりますが、後輪のブレーキだけではなかなか止まり難い場合があります。

スポーツバイクの構造上、前輪に比べて後輪の方が、ブレーキの効きが弱くなっているためです。
なかなか止まらないからといって、後輪のブレーキだけで無理に止まろうとするのは危険です。
後輪がロックしたままタイヤが滑って、コントロールを失ってしまう恐れがあります。

後輪のブレーキだけで止まる場合は、後輪をロックさせないように時々ブレーキを緩めながら、少しずつスピードを落とすようにしましょう。

後輪のブレーキが故障したときは、前輪のブレーキで止まります。
前輪のブレーキの方が後輪のブレーキよりも効きが良いので、後輪のブレーキだけで止まるよりも制動距離は短く停止できます。

ただし、いきなりブレーキレバーを強く握ると前につんのめってしまうので危険です。
場合によっては、体が前に投げ出されて大怪我をしてしまうこともあります。

後輪のブレーキで止まるときと同じように、時々ブレーキを緩めながら少しずつスピードを落とすようにしましょう。

自転車のブレーキの消耗を判断する方法

スポーツバイクのブレーキは前後同時に同じくらいの力加減でかけるのがよいとされています。

片方のブレーキだけを使い過ぎると、使う頻度の高いブレーキのワイヤーが消耗してしまいます。
知らないうちにワイヤーの消耗が進むと、突然ワイヤーが切れて大事故につながる危険性が高まります。
ブレーキの消耗に気づくことは難しくありません。

ブレーキレバーを深く握らないとブレーキがかからなくなったという経験ないでしょうかこれはワイヤーが伸びている、あるいは切れかけているというサインです。

キキーッとうるさい音を出す自転車もよく見かけます。
これは車輪に接触する部分が消耗しているか、その角度が変になっているというサインです。

そのままにしておくとブレーキに大きな負担がかかり、ワイヤーの消耗を早めてしまいます。
何かサインが出たときは、早めに自転車屋さんへ行きましょう。

ワイヤーが切れかけている場合は、ワイヤーを交換することになります。
この場合の修理時間は1時間程度。
料金は1000円から3000円程度です。

ワイヤーに問題がなければ、締め直しだけで済みます。
締め直しだけなら時間は数分、料金も数百円程度で済みます。

特に故障やそのサインがないとしても、故障を大事故につなげないために、自転車屋さんで定期的に点検してもらうことが大切です。

自転車は定期的な点検が重要

事故を防ぐ一番の方法は自転車の変化に気づくことでしょう。

日々メンテナンスを行うようになると、変な異音がする、新車の時と乗り心地が違う、など様々な異変に気づくはずです。

異変に気づき、修理などのメンテナンスをしてあげることで、自転車は正常に動いてくれ、安全に走行することが出来ますね。

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