チェレステカラーが印象的なビアンキのロードバイク。
愛用している芸能人がいたり、数多くの漫画に描かれていたりと、オシャレな自転車の代名詞的な存在です。
購入した状態でも充分にオシャレですが、カスタムすることでよりオシャレにすることができます。
ここでは、カスタム方法についてお伝えしていきます。
老舗ロードバイクメーカー、「ビアンキ」とは?
1885年に創業したイタリアの自転車メーカーで、現存するメーカーとしては世界最古のメーカーです。
イメージカラーとなっているチェレステ(Celeste)はイタリア語で「碧空」や「天空」を意味し、緑色に近い青色です。
創業者であるエドアルド・ビアンキがイタリアの当時の王妃であるマルゲリータ王妃に女性用自転車を献上してお褒めの言葉を頂いています。
その際マルゲリータ王妃に「一目でビアンキとわかるようにするべき」と言われ、王妃の瞳の色にちなんでチェレステカラーが生まれたと言われています。
このチェレステのイメージが鮮烈でオシャレなイメージがついていますが、ビアンキはオシャレなだけの自転車メーカーではありません。
競技用の自転車としても世界屈指のメーカーです。
ファウスト・コッピやマルコ・パンターニは、ビアンキのロードバイクで世界屈指のロードレースであるツール・ド・フランスと、ジロ・デ・イタリアの両大会を同一年に優勝するダブル・ツールを達成しています。
この性能とデザイン共に申し分のないビアンキのロードバイクを、カスタムしていきましょう。
ビアンキのロードバイクに合う色は?
ロードバイクをオシャレにカスタムするなら、パーツの色はどんな色がいいでしょうか?
まずは、ビアンキのイメージカラーであるチェレステカラーがお勧めです。
自転車以外の様々な商品においてチェレステカラーのものはあまり売られていませんが、自転車のパーツにおいてはチェレステカラーのものが多く発売されています。
それだけ、ビアンキのチェレステカラーがイメージとして完全に定着している証でしょう。
ロードバイクをチェレステカラー一色に染めるのも、ビアンキ好きな人にとっては嬉しいのではないでしょうか。
また、チェレステカラーが好きでも一色ではつまらないとか、そもそもフレームがチェレステカラーではないと言う人もいるかと思います。
そういった人はどのような色を選べばいいでしょうか?
センスのある人なら、自分のセンスを信じてカラーリングすればいいと思います。
では、センスに自信のない人はどうすればいいでしょうか?
そんなときはビアンキのサイトやショップのサイトを観て、現在、過去に発売されたロードバイクの画像を探してみましょう。
その中には単色のものもありますが、何色か使っているものもあります。
そういったものの中から、自分が気に入った色を選ぶのがお勧めです。
何せビアンキのデザイナーが選んだカラーリングですから、自信を持っていいでしょう。
ビアンキのロードバイクに合わせてカラーパーツでカスタムしよう!
ロードバイクのカスタムというと、軽量化や高品質化などで性能アップなどを目的としたカスタムが一般的です。
しかし、今回はビアンキのロードバイクのカスタムがテーマです。
ビアンキのロードバイクと言えばチェレステカラーに代表されるように、自転車界ではオシャレの代名詞的存在です。
ビアンキのロードバイク限定でカスタムを考えるなら、そのオシャレさをさらに強化してみたいと思います。
ロードバイクはいろいろなパーツで構成されています。
それらのパーツには様々なカラーのパーツが発売されており、自分好みに愛車を自由に彩ることが可能です。
ビアンキのロードバイクをよりオシャレにするために、バーテープ、タイヤのカスタムを考えてみましょう。
オシャレに大きな効果を発揮する!バーテープの素材の特徴
バーテープは交換できるパーツの中では面積が大きく、視覚効果も大きくなります。
ビアンキのロードバイクのオシャレ化のカスタムのためには、重要なパーツです。
また、せっかくのカスタムなので、性能アップも目指してみましょう。
ロードバイクに乗る上でバーテープは、操作する手と自転車の接点でとても重要なパーツで、滑り止めや、振動吸収、疲労軽減の効果もあります。
さまざまな素材の特徴を考えて、自分の使用環境に合わせて選びましょう。
●コルク
衝撃吸収性が高く、手触りがいいため人気がある素材です。
しかし、水に弱いため雨に濡れると劣化が早くなるのが欠点です。
●ポリウレタン
ビニールのような質感で柔らかく、握りやすくグリップしやすいのが特徴です。
濡れているときは滑りやすいのが欠点です。
●EVA素材
もっとも流通しているバーテープの素材です。
突出した特徴はないものの、柔軟性、吸湿性、衝撃吸収力などバランスのいい素材です。
強度が強く千切れにくいので、初心者でも巻きやすいでしょう。
●デュアルソフトポリマー
ゴムのような素材で非常に手にフィットしやすくグリップ力が高く、また濡れている状態でも滑りにくいので、どんな天候でも対応できるのも特徴です。
ロードバイク用のタイヤもカスタムしよう!
タイヤというと黒のイメージが非常に強いですが、ロードバイク用のタイヤには色のついたタイヤもあります。
ただし、色のついたタイヤはバーテープとは違い、非常に種類が少ないです。
ビアンキのカスタムに関しては、グリーンのものがチェレステに近いため、チェレステ一色にしたい人はグリーンを使っている人が多いようです。
有名どころでは以下のメーカーにグリーンのタイヤがあります。
●ミシュランのプロ4SC V2
●ブリヂストンのBICOLORE
●パナレーサーのCATEGORY S2
数が少ないので性能差で選ぶよりも、色重視で選ぶしかない状況です。
それでもビアンキのロードバイクをチェレステ一色に染めたい人には必須です。
また、上記のシリーズはカラーバリエーションが5~7色ほどあるので、他の色も選べます。
タイヤの色を変えるときは、フレンチバルブ用のキャップもタイヤの色に合わせて変えればさらにオシャレになるので、タイヤを替える際は一緒に替えるのがお勧めです。
チェレステカラーのカスタムパーツの多さから感じるビアンキのブランド力
バーテープとタイヤについてご紹介しましたが、他にもカラーパーツはたくさんあります。
ペダルやサドルなどのパーツから、サイクルコンピューターやライト、ボトルゲージなどカスタムできる箇所は本当に多く、それらのほとんどでチェレステカラーが発売されています。
さらには外からはまったく見えないチューブにも、チェレステカラーのチューブが存在しています。
全てをチェレステ一色に染まったロードバイクは、なかなか見ることのないので、自分だけの一台に仕上げたいという方にもお勧めのカスタマイズです。
これだけチェレステカラーのパーツがたくさん存在しているという事実は、それだけチェレステカラーが愛されている証拠と言えるでしょう。
ビアンキのブランド力の強さには驚かされます。
オシャレなビアンキのロードバイクをさらにオシャレに!
もともとオシャレなことで有名なビアンキのロードバイク。
それをさらにオシャレにできるカスタムパーツが、本当にたくさん発売されています。
チェレステ一色でキメるのもよし。
自分なりのカラーコーディネートするのもよし。
愛車をオシャレにカスタムして、より楽しいロードバイクライフを楽しみましょう!