「三輪車は卒業させたいけど自転車はまだ早い」
そんなお悩みを持つお父さん・お母さんは多いのではないでしょうか。
そのような方に考えて頂きたいのが、今回ご紹介する子供用の二輪車「ストライダー」です。
「Amazon」などの有名通販サイトでも販売があるようですので、価格や種類なども確認していきます。
ストライダーの特徴とは
まずは「ストライダー」についてご説明させて頂きます。
ストライダーはアメリカ発祥の子供用の二輪車で、形は自転車と変わりませんが、ペダルとブレーキがありません。
自分の足で地面を蹴って前に進み、止まる時も地面に足を着けることで止まります。
曲がる時は、ハンドルを動かすというよりは、曲がっていく方向に体重を傾けるイメージです。
自転車であればペダルを漕ぐ、ハンドル操作をする、ブレーキを掛けるという一連の動作が必要です。
しかし、ストライダーは対象が2歳からとなっていますので、2歳のお子さんの脚の力ではペダルは漕げないので割愛されています。
また、ブレーキレバーを強く握ることも難しいので、ブレーキも付いていません。
ストライダーは足で進んで、足で止まるの単純作業なので、幼児でも本能で動かすことができます。
そして、全体の重量が3㎏しかないので、お子さんの脚の力でも十分に止めることができます。
後述しますが、価格は子供用の補助輪付き自転車と同じくらいで、近くに販売店が見付からなくても、通販サイトの「Amazon」や「楽天」で購入できます。
ストライダーはAmazonでは「おもちゃ」に分類されている
「ストライダー」は子供用二輪車の一つの商品名であり、他に「バランスバイク」や「ランニングバイク」といったものがありますが、それらはストライダーとは違います。
ですから、Amazonなどの通販で購入をする場合は、子ども用二輪車のあとに「ストライダー」を付けて検索すると確実です。
ちなみに余談ですが、Amazonでのカテゴリーは「おもちゃ」に分類されています。
これはストライダーは公園や決まったスペースでの使用しかできず、自転車とは違って「公道」を走れないので、乗りものということにならないためです。
ストライダーは無償で修理や部品の交換をしてくれる保証制度がありますし、オプション品も充実しています。
また、日本の正規代理店である「ストライダー・ジャパン」が主催するレースなどもあります。
そのため、価格は他の子供用二輪車よりも少し高いですが、ストライダーを選んでおけば後悔が少ないはずです。
ストライダーは2種類!オプションと価格が違う
ストライダーには、「クラシックモデル」「スポーツモデル」という2つの種類があります。
ベースはクラシックモデルで、スポーツモデルはいくつかのオプションが付いている形です。
ストライダーは2~5歳のお子さんを対象にしていますが、当然ながら2歳と5歳では身長が大きく違ってきます。
スポーツモデルはその成長を見越して、サドルの棒(シートポスト)がもう1本、通常より長いものが付属してきます。
また、成長して体力が付いてくるとアグレッシブな乗り方をするようになります。
それ自体は歓迎できることですが、転倒などのトラブルの危険も高まります。
しかも、ストライダーはハンドルが360度回転しますので、転倒した時に思わぬ動きをして顔に直撃なんてこともあります。
そういったトラブルに備えるために、スポーツモデルには「ハンドルバーパット」が付属しています。
ハンドルが転んだ時に身体に直撃してもケガをしないように、守ってくれるパットです。
さらに、スポーツモデルは、クラシックモデルよりも柔らかくて乗り心地の良いサドルが使用されています。
このように、スポーツモデルは特別仕様なので、価格もクラシックモデルよりも3000円ほど高くなっています。
なお、ストライダーは定価販売を徹底しているようなので、Amazonなどの通販でも、実際のお店でも価格は同じとなっています。
ストライダーの日本正規品を扱う通販サイトは「Amazon」と「楽天市場」のみ
ストライダーは先述したように、正規代理店の「ストライダー・ジャパン」が一手に輸入を引き受け販売しています。
そのため、価格も同じになりますし、どこでも販売されているわけではなく、取扱い店は限られています。
通販では「Amazon」と「楽天市場」のみで、もしその他のサイトに上がっている製品があれば、それはストライダーとは無関係のものです。
また、Amazonや楽天であったとしても、「並行輸入品」と明記されているものは注意が必要です。
ストライダーに限らず通販サイトには、多くの並行輸入品があります。
並行輸入とは、アメリカ(現地)で販売しているストライダーを、正規代理店ではない第三者が買い付けて日本に持ち込むことをいいます。
いわゆる、メーカーとは伺い知れないところで起きている取引きです。
そのため、ストライダーに限らずどのメーカーでも、並行輸入品については保証や修理などの対象外になるケースが多いです。
ストライダーには、正規品であれば無償で修理や部品を交換してくれる保証が2年間約束されていますが、並行輸入品は対象外です。
さらに、ストライダー・ジャパンが主催するレースには、並行輸入品でのエントリーはできません。(日本正規品のシールを確認されます)
ストライダーの販売価格はAmazonなどの通販も実店舗も同じ
それではここで、ストライダーの価格についてお話しておきます。
なお、スポーツモデルには、メーカーとのコラボモデルや、売り上げの一部が支援団体に寄付されるモデルなどもありますので、同時にご紹介します。
(価格は2018年4月の情報を参考にしています)
「クラシックモデル」参考価格:¥11,722(税込)
「スポーツモデル」参考価格:¥14,580(税込)
この3,000円ほどの差がオプションということになりますが、スポーツモデルのオプション品は後付けも可能です。
そのため、クラシックモデルにしておいて後からカスタムも可能ですが、全て付けるとスポーツモデルよりも割高になるので、そこは考えどころです。
なお、前項でお話した「並行輸入品」ですが、Amazonでは軒並み正規品よりも高額です。
デザインなどは日本正規品と若干の違いも見られますが、高額になるほどの明確な仕様の違いはないので、特に選ぶ必要はないかと思います。
ストライダーの「コラボモデル」の価格
次はスポーツモデルのメーカーコラボ品になります。
このコラボ品ですが、理由は分かりませんがAmazonでは取扱いはありません。
しかし、「ストライダー・ジャパン」のホームページに掲載されている、列記とした正規品ですのでご安心ください。
【ストライダー・ホンダモデル】参考価格:¥18,144
世界的自動車メーカー「HONDA(ホンダ)」とのコラボモデルです。
ホンダのロゴ入りということですが、使用されているパーツや性能は、スポーツモデルと変わりありません。
【ストライダー・ハーレーダビットソンモデル】参考価格:¥18,144
こちらもベースはスポーツモデルで、ハーレーダビッドソンのロゴが入ります。
アメリカのオートバイといえば「ハーレー」ですから、このモデルは目を引きます。
【ストライダー・セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンモデル】参考価格:¥14,500
スポーツモデルと同一品ですが、1台につき、1,000円がセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに寄付されます。
【ストライダープロ】参考価格:¥22,140
こちらはコラボモデルはなく、スポーツモデルで車体とハンドルが軽量のアルミ製になります。
スポーツモデルよりも500g軽くなりますので、ストライダーでレースを目指すお子さん向けとされています。
ストライダーは定価購入が基本
今回は、ストライダーについてお話しました。
「ストライダー」は子供用二輪車の中で最もメジャーな製品で、日本正規品がおすすめです。
正規品の購入は販売店舗が限られますが、価格が同じなのと、保証はどこで買ってもストライダーが行ってくれますので安心です。