登山ブームにより、以前より山に入る人は増えてきました。
mtbでトレイルを始めたいけど、何から揃えていいかわからない。
というトレイル初心者に、服装や走行中の注意点など分かりやすくご紹介します!
最低限のマナーを覚えてトレイルを楽しみましょう。
mtbでトレイルするときの服装は?
まず、mtbでトレイルをするのに最高の時期は、9月から11月です。
そこで、トレイルをするときに、抑えておいてほしいマナーをご紹介していきます。
まずは、服装についてです。
ヘルメット、グローブ、アイウェアは必ず準備しましょう。
脛あて等のプロテクターもあると良いでしょう。
転んだときに、プロテクターを身につけていれば、怪我から身を守れます。
また、パッドが入ったサイクリングショーツがあれば、お尻の痛みを防ぐことができます。
服装は、「トレイル用」がメーカーからラインナップされていますが、初心者は無理してそろえなくて大丈夫です。
動きやすくて丈夫で汚れても良い服を着ましょう。
怪我を防ぐために、肌の露出は抑えてください。
ズボンは、右足はチェーンリングに引っかかるのを防ぐために、裾が絞れるズボンをおすすめします。
ジーンズは怪我を防ぐのには良いのですが、タイトなものやストレッチがないものは、膝が動かしにくいし疲れやすいので、あまりおすすめできません。
夏のmtbトレイル!!服装で害虫から身を守る!
夏のmtbのトレイルには、虫が多いのが困りますよね。
服装は、長袖、長ズボンにして、虫に刺されないようにしましょう。
蚊に対しては 体にくっつかないゆったりとした服装をすると、蚊に刺されにくいです。
アブは、黒と黄色を好みます。
走り続ければ、アブが体にとまることはほとんどありません。
それから、マムシやヤマカカシなどの毒蛇には注意が必要です。
夏は転ばないように気をつけて、毒蛇に噛まれないようにしましょう。
もし噛まれたら 血清を打つために ヘビの種類を確認しておかないといけないのですが、実際に確認するのはけっこう難しいです。
模様が見分けにくかったり、藪の中で姿が確認しにくかったりするからです。
プロテクターとゆったりとした長ズボンを見につければ、マムシの攻撃を防ぐ確率が高くなります。
ポイズンリムーバーは携行するようにしましょう。
夏のトゲで、パンクをする事はほとんどありません。
秋冬には スローパンクチャーという徐々に空気が減っていくパンクにあうことがあります。
対処としては、DH系のタイヤを装備することです。
DH系のタイヤを装備しておけば、どの季節でもパンクの心配をすることが少なくなります
うるしに弱い人は、うるしに触れないようにするために、長袖、長ズボンを着用しましょう。
冬は冷やさない服装でトレイルしよう
mtbの初心者だった頃は、トレイルのときの服装の知識があまりないので、冬でもジーパン、シャツ、ジャンバーで走ってしまうことがあると思います。
すると、かなりの冷えを感じて、震えてしまうのです。
冷えの影響で思った通り走ることができなくなります。
冬には、暑いくらいの服装をしておくことが良いでしょう。
また、メッシュのシューズは、夏は風通しが良いのですが、雨が降ると困ります。
さらに、冬は足の指の感覚をなくすくらい冷えます。
レジ袋でシューズを覆うと、これらの問題が解決できます。
しかし、冬はレジ袋を使用しても冷えるため、薄い発泡材のシートを使うのをおすすめします。
足に合わせて折りたたみ、シューズを履くと、足が冷えません。
新聞紙を使用している方もいると思いますが、靴下が汚れたり、意外とかさばって、足が窮屈になるので、薄い発泡材のシートの方がおすすめです。
夏でも汗で冷えるということと、寒い時は足元を工夫すること、を忘れないようにしましょう。
mtbでトレイルする前に点検を行おう!!
mtbでトレイルをするときは、フルサスペンションでもハードテールでも大丈夫です。
フルサスペンションは、前と後にサスペンションが付いているので、下りは楽です。
ただ、登り、担ぎにはあまり向いていません。
ハードテールは、フロントサスペンションのみです。
軽いので、登り・担ぎが多いトレイルにおすすめです。
フレーム素材も種類が多いので、選択がたくさんあります。
値段も良心的なので、購入しやすいでしょう。
初心者は、ハードテールにすると、バイクコントロールが上手にできます。
トレイルに行く前には、mtbの点検をしてください。
タイヤの空気圧、ブレーキ、変速、をチェックしましょう。
ブレーキは、入念にチェックし、サスペンションの調整、ハンドル・ステム等の増し締め、反射板やフェンダー等は外しておきましょう。
ビンディングペダルは危険なので、フラットペダルをおすすめします。
トレイルをした後は、泥などを取り除いて、チェーンの洗浄・注油をしましょう。
トレイルのときの服装の準備も大切ですが、トレイル前のmtbの点検も忘れないようにしてください。
mtbでトレイルする際の必要な装備
mtbでトレイルをするときは、バックパックがあると便利です。
荷物がたくさん持てるし、転んだ時にクッションになって身体を守ってくれます。
レザインのトレイル用バッグは、ポケットがたくさんあり、ツールやタオルなど小分けして収納できます。
バックパックに入れるものは、時計・携帯電話・携帯ポンプ ・予備チューブ ・水分・補給食・タイヤレバー、六角レンチセット・タオルなどです。
また、サイクルコンピューター ・GPSあるいは地図とコンパス ・薬・虫除け なども入れるのをおすすめします。
トレイルの準備をするときは、自転車が故障したときのこと、そして山に登るときに何が必要かを考えると、準備不足を避けることができます。
自転車の故障で考えられることは、まずはパンクなので、携帯用の空気入れは必ず持って行き、パンク修理キット、スペアチューブ、チューブ交換用のタイヤレバー、マルチツールなども持って行くと安心してトレイルを楽しむことができます。
服装や持参するものを考えるのは、トレイルの楽しみの一つですね。
実際mtbでトレイル走行する際の最低限のマナー
mtbでトレイルするときの、最低限のマナーをご紹介します。
トレイルでは、進入禁止区域に入ってはいけません。
迷ったり誤って入ってしまったら、自転車を降りてすぐに進入禁止区域から出てください。
歩行者優先なので、追い越すときは自転車を降りて、挨拶をしましょう。
あらゆる危険を考えて、スピードを出しすぎないようにして、安全に走ってください。
リアブレーキをかけるとタイヤで土を掘るので、トレイルにダメージを与えます。
そのため、できるだけ急ブレーキをしないようにしてください。
ダウンヒルを走るときは、いつも3mくらい先を見るようにしましょう。
そうすれば、障害物が認識しやすいです。
階段やドロップは、自転車を降りて担いでください。
そして、当然のことですが、ゴミは持ち帰り、壊れた部品も拾って持ち帰りましょう。
パーティで走るなら、車間距離を取って走り、初心者がいれば3人以上で走るのをおすすめします。
以上、トレイルをするときの服装、mtbの点検、持参品、マナーについてご紹介しました。
トレイルのマナーを守ってトレイルを楽しもう
トレイル走行する前の服装や装備が分かりましたね。
トレイルは、いつどこで何が起こるか分かりません。
季節ごとのアクシデントにも対応できる準備をしましょう。
トレイルを楽しむ前提として、必要最低限のマナーは守り、楽しくトレイルしてくださいね。