自転車のサドルカバー!100均や様々なサドルカバーの特徴

皆さんは、サドルカバーを使用していますか?
意外と、使用されていないという方が多いのではないでしょうか。

自転車に対しての個人の価値観によって、サドルカバーが必要かそうでないかが変わってきますよね。

もちろん、必ず使用しなければいけない物ではありませんが、使用するメリットはあります。

今回は、そのサドルカバーについて、100均の商品から本格派ジェル付き商品まで、どのようなメリットがあるかを、それぞれご説明します。

自転車のサドルカバーの必要性!

冒頭でもお伝えしましたが、自転車のサドルカバーは、絶対に必要な物ではありません。

あくまでオプション的な物になっておりますので、必要かどうかは人それぞれになってきます。

しかし、使用した方が良いのではないか、と思える事例があります。
以下の事例に悩まれている方は、サドルカバーの使用を検討してみてください。

まず、自転車のサドルに穴が空いてしまったケースです。

サドル自体に穴が空いてしまった為に、雨がサドルの中に入ってしまってサドルがずぶ濡れになってしまうことがあります。

これはサドルの中にあるスポンジが水を吸収してしまっている為、なかなか水がなくなりません。
お尻に不快感が長く続くことがあるようです。

このように、お尻が濡れるのが嫌だと思う方は、サドルカバーをご購入されたほうがよいでしょう。

次は、サドルの表面が熱さや劣化によって、変形してしまっているケースです。

これは、お尻自体にはあまり不快感はないですが、人肌で触れると非常に不快感を感じるものでしょう。

サドルのお尻を乗せるという機能に対しての不快感はあまりないので、サドルカバーをご購入されるかはケースバイケースということなります。

ただ、服に柔らかくなったサドルの表面が付着するのが嫌ならば、ご購入したほうがよいと言えますね。

最後は、長距離を自転車で走る際に、お尻が痛くなってしまうケースです。

お尻が痛くなる時間には、個人差があると思いますが、長距離を走ることが多いという方はご購入したほうがよいです。

このような場合、ジェルつきのサドルカバーがおすすめです。

まだ他にも、使用用途はあるのですが、大きく分ければこの3ケースです。

しかし、この悩みを抱えている場合、どのようなサドルカバーを買えばよいのかが分からない方もいらっしゃると思います。

ですので、次からはどのようなサドルカバーが、どの悩みを解決してくれるのかをご説明します。

まずは、100均のサドルカバーについて触れていきましょう。

100均のサドルカバーはどのくらいの効果があるの?

初めにご紹介するのは、100均で売られているサドルカバーです。
100均で売られているサドルカバーも、サドルカバーとしてしっかりと機能します。

主に、サドルに穴が空いた場合とサドルの表面が沸いてしまったというケースに対応出来ます。
この二つのケースが起こったときは、もちろんサドルをご購入されるのが本来は一番よいかもしれませんね。

ですが、サドルだけを買い替える場合、モノによりますが1500円~2500円くらいはするでしょう。

高価なサドルだともっとすることもあります。

ですので、ちょっとした穴が空いたときや、サドルの溶け具合がそこまで酷くないときなどは、100均のサドルカバーのほうがお得と言えるでしょう。

ただ、100均のサドルカバーはデザイン性に少し難点があります。

100均は灰色や黒色の単一色や、水玉模様やドット模様などデザインは意外と多いのですが、店舗にもよりますし、そこまで多いとは言い切れません。

ですので、自転車のデザインに合わせたサドルカバーを求める場合は、気に入るものが見つからないかもしれませんね。

100均にはない強み!デザイン重視のサドルカバーのよさ!

100均のサドルカバーよりは少しお高めの価格のサドルカバーもあります。

値段による部分でもありますが、デザイン重視のサドルカバーは多く販売されています。

インターネットで、サドルカバーと検索してもらえれば、どんなサドルカバーがあるのかはすぐに分かっていただけます。

デザインは多種多様で、迷彩柄もあれば、キャラクターイラストが描かれた物もあります。

1000円から1500円くらいの物がほとんどで、100均よりはしっかりとした作りになっているため、多少破れにくいとお考えしてよいでしょう。

基本的な用途は、100均と同じです。
自転車で長距離移動する場合は、効果を発揮しません。

デザインの部分に楽しみを覚える方にとっては、こちらのご購入がおすすめではあります。

それから、お子さんが乗る自転車に、キャラクターイラストの描かれたサドルカバーをつけてあげると喜ばれるかもしれませんね。

柄やカラーも、男の子向けから女の子向けまで、種類が多いので選べる幅も相当あります。

では、最後に長距離を走る方に最適なジェルつきカバーについてご説明します。

100均にはない強み!ジェルつきのサドルカバーよさ!

最初にお話ししたように、ジェルつきのサドルカバーは、自転車で長距離移動される方には嬉しい物です。

特に、mtbやロードバイクなどの自転車をご利用の場合は、こちらを使用していただくと快適に走ることができるでしょう。

サドルカバーの中に低反発のジェルが入っていて、お尻の痛みを軽減してくれます。

ただ、注意点としてお尻が全く痛くならないということはありません。

100均のサドルカバーやデザイン重視のサドルカバーと比べると、雲泥の差はありますが、あくまで軽減です。
これは、高反発ジェルカバーや肉厚タイプでも同じです。

比較的、楽にはなりますが、あまりに長く乗ると絶対にお尻は痛くなります。

また、ジェルつきサドルカバーは、極力防水機能のある物がおすすめです。
防水機能がないと、雨が上がった後も濡れたままのサドルに乗らないといけなくなります。

お値段としては2000円以上くらいが目安になります。

また、高価な物だともう高いお値段の物もありますので、こちらは乗る距離次第でのご判断ということになります。

あまりに長い距離の乗る場合は、少しお高めのサドルカバーでもよいかもしれませんね。
そして、ジェルつきサドルカバーは、しっかりとしている為、破れにくいという特徴もあります。

そんな便利なジェルつきサドルカバーですが、一番気をつけておくべきことがあります。

それは、盗難です。

ジェルつきサドルカバーは、その便利さと高価さ故に、盗まれることがあるのです。

次は、その盗難対策についてご説明します。

自転車のジェルつきサドルカバーの盗難対策!

先ほどお話ししましたが、ジェルつきサドルカバーは、100均の商品などとは違い、それなりの価値もあるため盗難被害に合うことがあります。

しかし、これは少しの対策をするだけで、ある程度は防げます。

まず、サドルに鍵をつけることです。

ジェルつきサドルカバーは、そのもの自体を盗まれるのではなく、サドルごと盗まれることがあります。
これは販売されているサドル用の鍵でご対応ください。

小さいワイヤー錠のような鍵です。
これをサドルの一部分に繋ぎ、仮にサドルを抜かれても持っていかれないように車体に引っ掛けます。

これだけで、盗まれる可能性はグンと減りますので鍵は必ずかけるようにしてください。

また、サドルではなく、自転車自体の盗難を少しでも避けたければ、自転車にブルーシートをかけて、自転車を見せないようにするのもいいでしょう。

もし、ジェルつきサドルカバーだけに鍵をかけたければ、しぼりがサドルカバーの後ろについています。
そこに、ワイヤー錠で車体に引っ掛けるというのも一つの手です。

それから、家の中でサドルカバーを保管するというのも、非常に有効な対策になります。

こういった面では、100均のサドルカバーや、デザイン重視のサドルカバーは盗まれにくい為、あまり対策をする必要がありません。

自転車の100均サドルカバーのアイデア活用法!

最初にご紹介した100均のサドルカバーですが、種類としてはそこそこ存在しております。

実は、本当に薄いにも関わらず、クッション性のあるサドルカバーもあります。

ただ、店舗によっての品ぞろえなどがバラバラで、なかなか思い通りにいかないケースが多いです。
その際、重ねがけをするということも可能です。

例えば、クッション性のサドルカバーの色が気に入らない場合、上から違うサドルカバーをかける方法もあります。

また、薄いクッション性のサドルカバーを何重にもかけるというのも、クッション性を上げるための一つの手段とも言えます。

しかし、あまりに重ねがけすると、中の空気が密閉され、変な匂いがこもることがあります。
場合によっては、外に漏れだすこともありますので、あまりに多くの重ねがけはご注意ください。

また、重ねがけをした結果、何度もサドルカバーがずれて、乗りにくいこともあるようです。
この辺りは、重ねがけをする枚数を減らすことで対応できるでしょう。

自転車の100均のサドルカバーは意外と使える!

色んなサドルカバーについてご説明しました。
100均のサドルカバーは意外と使えることがご理解いただけたかと思います。

また、その他のサドルカバーにも特徴があって、どのサドルカバーを使用するのかは一長一短です。
自転車を乗る際に、どこに比重を置くのかは人によって違うと思います。

ですので、どんな機能が欲しいか、あるいはどんな自転車にしたいかを考えながら、サドルカバーを選びましょう。