初めてのロードバイクに、ビアンキを選ぼうとお考えの方も多いですよね。
ビアンキは見た目・性能・サービスのどれをとっても優れていて、きっとご満足いただけるお買い物になることでしょう。
今回は、そんなビアンキのロードバイクのサイズ選びのことを書いていきます。
日本人の成人男性の多くは、「53」を選ばれると思いますが、そのサイズ選びは大丈夫でしょうか。
ビアンキはロングライドにもレースにも!はじめてのロードバイク選び
始めに、ロードバイク初心者のために、初歩的なロードバイクの選び方をご説明します。
ロードバイクは、大きく二つに分けると、レースタイプ、ロングライド(エンデュランス)タイプがあります。
レースタイプの中で、最近注目されているエアロタイプ(空気抵抗軽減タイプ)とオールマイティタイプに分ける場合もありますが、今回は、もう少し簡単にご紹介していきます。
〇レースタイプ
快適に乗れるかどうかということよりは、前傾姿勢が取りやすい設計・クイックなハンドリングなど、より速く攻められるかどうかに着目して設計されています。
ですが、ビアンキのレースタイプは、乗り心地も決して悪くはなく、あくまでも、「ロングライドタイプと比較すると」ということです。
〇ロングライド(エンデュランス)タイプ
快適に長時間乗れるように設計されたタイプです。
楽なポジションが取りやすいようになっています。
では、それぞれの特徴が分かっていただけたところで、本題であるサイズのお話に戻りましょう。
サイズ53を選ぼうとお考えの方も、サイズ選びの複雑さについて知ることで、もしかしたら違う選択肢も出てくるかもしれませんよ。
ビアンキならサイズ53がピッタリ?選び方って
ビアンキのサイズは、ロードバイクによっても少しずつ違いますが、だいたい下記のような設定になっています。
・44(155cm~165cm)
・47(160cm~170cm)
・50(163cm~173cm)
・53(168cm~178cm)
・55(173cm~183cm)
・57(178cm~188cm)
日本人の成人男性の平均身長は170cm前後ですので、ぱっと見て、53を選択される方が多いのではないでしょうか。
これは、間違いではないのですが、ロードバイクのサイズの場合になると、身長のみでぴったり合うものが決まるというわけではありません。
こだわり始めるときりがないのですが、手足・股下の長さや体の柔軟性なども考える必要があるのです。
例えば、身長が174cmくらいで、53を購入する予定だった方が、ショップで採寸してもらった結果、55になったというケースもあります。
ですので、初心者のうちは、ショップに行ったり、専門知識があるベテランさんに話を聞いたりして、調整されることをおすすめします。
サイズ選びは大切!
先ほど、サイズ選びは意外と複雑な要素が関係してくるというお話をしましたので、なんとなくご理解していただけると思いますが、サイズが合わないロードバイクを選んではいけません。
ビアンキは、人気ブランドですので、一番欲しいモデルが欠品しているというのは、十分考えられます。
そんな中ショップをめぐって、やっと見つけた一台が「少しサイズが小さかった」というような場合、悩んでしまうかもしれませんよね。
53と44、というような大きな差ではなく、その差がわずかに思えたら、いかがでしょうか。
「パーツ交換やポジショニングでなんとかなるのでは?」「プロも小さいサイズのロードバイクに乗っている」などと考えて、妥協して購入してしまう方もいるようです。
しかし、これはおすすめできません。
なぜなら、確かに、ステムなど長くすれば乗りやすくなる場合もありますが、ハンドリングや乗り味が変わってしまうと、スポーツバイクとして本来楽しめる機能が使いきれません。
プロも、綿密な計算のもとで、サイズの調整を行っていますので、初心者のうちは特にベストなサイズを選びましょう。
本当に53で大丈夫?ショップでサイズなどのフィッティングも
これから、レースで上位に食い込むことを目指すアスリートタイプの方は、ビアンキのロードバイクのサイズ選びは一層慎重に行いましょう。
ビアンキでは、購入される場合、バイクのフィッティングをしてくれたり、ペダリングのアドバイスなどをしてくれますので、不安だという方は、訪ねてみるのもいいかもしれません。
たくさんの方のフィッティングをしてきたベテランの店員が、それぞれの体格や柔軟性を考慮して、ベストマッチなロードバイクに仕上げてくれることでしょう。
先ほど書いた通り、自分では53だと思っていても、違っていたということがあります。
おそらく、使う用途や目的なども聞かれると思いますので、心を開いて熱意を伝えてみましょう。
その後も、メンテナンスやカスタムなどで、お世話になることもあるかもしれません。
よい関係を築ければ、その後もロードバイクを楽しむ上で心強い味方になってくれるでしょう。
しっかりと体・実力に合ったロードバイクを選んで、スムーズなスタートをきれるといいですね。
ちなみに、「スタティックフィッティング(サイズ&ポジション出し)」は通常2,000円、「ぺダリング解析」は6,000円というお値段になっているようです。
フィッティングの無料キャンペーンを行っている場合もありますので、サイトを確認してみてください。
ビアンキストアはアフターサービスも充実!ネットで買うなら?
ビアンキのロードバイクをビアンキストアで購入することには、他にもメリットがあり、アフターサービスが充実している、ということが挙げられます。
ロードバイクは、買う前にいくら勉強しても、予期せぬトラブルが起こることがあります。
乗車による「なじみ」が発生する、購入後200〜300Kmくらい走ったタイミングで、メンテナンスを受けましょう。
だいたい一ヵ月が目安になります。
さらに、半年後にもバイクの状態確認が必要です。
ビアンキストアでは、正規販売店で購入した場合、定期的なメンテナンスだけでなく、体に合わずに痛みが出てきてしまった、というお悩みにも、親切に対応してくれます。
逆にこうしたやり取りがわずらわしいという方は、ネットショップやオークションで購入するのもいいでしょう。
何よりも、正規販売店よりも、安い価格で、本当に欲しいモデルを購入できます。
ただし、初心者の方は、メカニックに強くても一生懸命勉強しなければいけません。
もしくは、ご家族か仲間に指導をお願いしましょう。
それができなければ、ビアンキストアなど販売店で購入するほうが安心ですね。
次項では、平均的な身長(サイズ53くらいの)の方がこれからトップを目指す中で、ぶつかる壁について考えてみます。
サイズ53が適正?平均的身長でもレースで勝てるか
日本人男性の平均身長から考えると、ビアンキのロードバイクの場合、サイズは50か53を選ばれる方が多いのではないでしょうか。
平均身長は、年々少しずつ伸びてはいますが、ここ最近伸び悩み、170cmに届いたあたりから大きな変化が見られません。
世界的に見ると、日本人の身長は低いですが、これはレースに置いて不利になるのでしょうか。
これについては、賛否両論ありますが、残念ながら「不利」という結論のほうが優勢です。
慎重が高い、ということだけでは言えませんが、体格がいいとパワーも違いますし、足の長さでペダリングが変わるということは、想像するのに難くないのではないでしょうか。
ツールドフランスの優勝者のほとんどが高身長だということからも、どちらが優位かは明らかです。
ですが、170cm台の選手も活躍していますし、諦めずにトレーニングを続けていき、ロードバイクをいい相棒にすることができれば、身長の壁は超えられると思います。
身長の低めな選手の走りなども研究し、レベルアップしていきましょう。
せっかくのビアンキ、サイズ選びは慎重に
ビアンキは人気があるだけあって、とてもバランスのよい、信頼できるメーカーです。
ですから、サイズやグレードなど、妥協せずに自分に合ったものを選びましょう。
初心者のうちは、どんな点に気を付ければ自分に合ったものを選べるか、難しいと思いますので、たった一人で悩まずに、専門的な知識のある方に聞いてみましょう。
インターネットでも質問することはできますし、動画などを研究して独学で勉強していきたい、という方は、初めてのバイクならジャストサイズのものを選び、頻繁にメンテナンスすることを心がけてくださいね。