自転車のタイヤの発送と言うと、まずどうやって梱包するのか、発送すればいいのか、と考えてしまう所でしょう。
また、発送する際は、何サイズになるのか。
果たして通常の発送でできるのか。
このような悩みも出てくることでしょう。
そして、タイヤの場合は、2個口になります。
そこで、今回はヤマト便に焦点をあってて、タイヤの発送方法についてご説明していきます。
ヤマト便で発送!タイヤ2個口の梱包方法
最近は、昔に比べて自転車の人気も少しづつ出てきたため、自転車を取り扱うお店も多くなってきました。
なかには、ネット販売を行っている店舗もあり、商品を宅配便などで発送することもあります。
そのため、商品を予めパーツ事に梱包して用意しているところもあります。
そして、タイヤの場合は、薄いビニールでくるくると、ラセン状に巻いて梱包されているのです。
そのビニールでくるんだタイヤを段ボールに入れて保管しています。
何故、このように店内の話をしたかと言いますと、一般の方も梱包の要領は同じだからです。
まず、タイヤ2個口で発送する場合、2本のホイール付きタイヤをビニールひもで2ヶ所ほどしばります。
そして、市販のエアーパッキン(プチプチ)をタイヤ全体に巻きます。
1個口の場合も同じですが、まとめることをせず、エアーパッキンを巻きつけるだけです。
このとき、ラセン状に巻けば良いのですが、大変であれば全体をある程度で巻いて2重にでもすれば、出荷はできてしまいます。
もう少し丈夫に送りたいのであれば、その周りに段ボールをタイヤの大きさに切り、タイヤ全体を囲んでテープで固定させれば、丈夫になるでしょう。
あとはヤマト便などの宅配業者の伝票を貼るだけで発送が可能です。
ヤマト便でタイヤ2個口を発送する方法
ごく普通のヤマト便伝票で送る場合ですが、みなさんがよく乗っている自転車タイヤの大きさが26インチか27インチです。
このあたりが一般的な自転車にも多く使われているため、よく使用されているサイズです。
それでは、この2つのサイズの場合で、ヤマト便で発送するときの方法をご案内しましょう。
こちらの26インチ、27インチは、両方ともタイヤの2個口で宅配便の「140サイズ」で対応ができます。
段ボールを使用し、最小サイズにしてこの140サイズです。
そして、ヤマト運輸には持込割というのがあります。
ヤマト運輸の営業所や、取扱店へ直接お持込みした場合に100円引きになるというものです。
自転車のタイヤも対象になりますので、お持込みすれば多少ですが、安くすることができます。
また、もう一つの発送方法で、「ヤマト家財便」があります。
聞きなれない方はどんな物だろうと思うでしょうが、タンスなどの家財が運べる便の事で伝票の色は茶色になります。
しかし、家財便ですと、タイヤ2個口の場合、160サイズとなります。
そして、関東圏だと、価格が3132円になります。
先にご説明した通常の140サイズですと、関東圏で価格が1620円です。
このようにして比べてみるとだいぶ価格差が大きいですね。
このことからもわかるとおり、少し梱包を丈夫にして通常便で出荷した方がお得なのです。
ヤマト便でホイール付きタイヤ2個口の場合の発送方法
先の章では、タイヤのみの発送についてご案内しました。
しかし、ホイールが付いた状態のタイヤを発送する場合もあるでしょう。
それでは、ホイール付きのタイヤの場合はどうなるのでしょうか。
ホイールの中心部分には、ハブというものがあります。
そのため、2個口で発送する場合、ヤマト便の宅配便で「160サイズ」になります。
もう少し具体的に言いますと、ホイールが付いたことで、梱包方法が多少異なるからです。
梱包方法ですが、そのまま2本を重ねると余計な幅をとり、ますます大きいサイズになってしまいます。
そこで微妙に中心部分をずらしスポークの間にハブをいれ、重ね合わせた状態を作ります。
これで、160サイズに対応ができます。
そして、2本のタイヤをビニールひもで縛り固定させて、あとはタイヤにエアーパッキンで巻き、段ボールで周りを囲み、梱包テープで止めて梱包状態の完成となります。
このとき、段ボールの周りもつるつるで、持てない状態でしたら、PPバンドと呼ばれているプラスチック系のひもを2ヶ所に巻いてデパートなどに置いてある取っ手を付ければ持ち運びにも楽です。
慣れない人にはホイール付きの2個口の梱包は少し難しいかもしれません。
その他のサイズでタイヤ2個口を発送する場合
2個口の発送は、大きくても小さくても手間がかかります。
一般の自転車のタイヤで、26インチより小さいサイズのになると、20インチか子供用になります。
それでは、ここではこのサイズをヤマト便で発送する場合について、ご説明していきましょう。
2個口出荷の場合、20インチは「100サイズ」から「120サイズ」です。
そして、子供用は、「100サイズ」になります。
子供用は、100サイズで発送できますが、20インチの梱包は、サイズ選びが難しいところです。
100サイズで発送を試みる場合は、箱を作り、その後にタイヤを入れるという方法の方がうまくいきやすいです。
しかし、タイヤが少しゆがむ入れ方になってしまう可能性があります。
さらに、エアーパッキンを巻いて梱包となると、105~110cmになってしまうため、100サイズよりはオーバーしてしまいます。
このことから、120サイズの料金で発送した方が安全でしょう。
しかし、少しでも安く発送をしたい方は、少々悩ましいところです。
そして、ホイールが付いた場合は間違いなく、120サイズになってしまいます。
このとおり、小さいサイズには小さいサイズなりの考え方があるのです。
タイヤ2個口の梱包材料の調達方法
これまでの内容で、ヤマト便でタイヤ2個口を発送する場合、どのようにして梱包して発送すれば良いのかをわかっていただけたかと思います。
しかし、梱包するにも材料が必要です。
そこで、ここでは梱包材料の調達についてご紹介していきましょう。
基本的に梱包材料として、イメージするのは恐らく、スーパーマーケットにある、段ボールなどでしょう。
しかし、タイヤ2個口ともなるとサイズも大きくなるため、それほどの大きいものはほとんどありません。
そして、大きいものとなると、通常板状の段ボールで加工しなくてはなりません。
そこで、なかなか難しいことですが、大型電気量販店、あるいは近くの倉庫業の会社と仲良くなるというのも一つの手です。
ここには、大きなものを扱っている事が多く、仕入れる際にも段ボールで来ることがあるので、大きめの段ボールが合ったりします。
仲良くなっていると、場合にもよりますが、無料でいただくこともできるかもしれません。
しかし、やはりこのようなことが難しい場合は、ホームセンターで購入することです。
また、梱包材料も各種取り揃えているので、足りないものがあればそのときに調達してしまいましょう。
テープ、カッター、ビニール袋、PPバンド、ポリシーバックル、段ボール箱などほとんどが置いてあります。
現在では、どこのホームセンターも軽自動車を貸してくれるので購入後、大きい物も運べます。
そのため、ホームセンターで梱包材料を集めるのが間違いない方法と言えるでしょう。
ヤマト便はスマートファンにも対応している!
スマートフォンの普及でヤマト便でもアプリが対応できるようになっています。
もちろん、タイヤの2個口でも大丈夫です。
名称はクロネコヤマト公式アプリで、対応osはAndroid4.0以降です。
機能は、荷物お問い合わせ、再配達依頼、集荷依頼、営業所検索、そして料金、お届け先予定日検索がスマホで見れます。
アプリをインストール後、送り伝票のバーコードや二次元コードをスキャンすれば荷物の問い合わせができる機能です。
再配達の場合も二次元コードをスキャンすればすぐに依頼できるというわけです。
そして、集荷の場合は、電話不要で簡単に依頼できます。
それからGPS機能を使い自宅から近い営業所を検索し、商品、サービスを選べば料金とお届け予定日が出る、そのような仕組みとなっています。
もし、わからないことがあれば、クロネコヤマトに確認してみるのも良いでしょう。
「タイヤ2個口を発送したいのですが、ネットでどのように頼めばいいのかわからない」と言えば親切に対応してくれます。
ヤマト便でタイヤ2個口を発送する方法の注意点
今回はタイヤ2個口で述べさせていただきましたが、タイヤのみの場合で発送したい場合もあるかと思います。
タイヤを半分に折り箱に入れて出荷はできますが、輸送途中に亀裂が入ったりしますのでご注意してください。
また、最後に営業所止めです。
こちらの発送で営業止め依頼があるなら、相手方の到着する営業所となるお店へ営業所止めになる事をご一報いれておきましょう。
それからコンビニですが、ヤマト着払い、クール宅急便はコンビニで受け取れませんので覚えておきましょう。
これからますます自転車に乗る方も増え、パーツを発送する人も多くなると思います。
この内容がお役に立てれば幸いです。