みなさんの子供は、自転車に乗っていますか?
そんな時に必須なのが、ヘルメットですよね。
これからヘルメットの購入を考えている方もいるかもしれませんね。
そんな方は、まず頭のサイズを測りましょう。
今回は、子供のヘルメット選びのノウハウをご紹介します!
子供にもヘルメットを着用させて、頭部を守ろう!
みなさんは、自分の自転車に子供を乗せて走る時や、子供が一人で自転車に乗る時に、ヘルメットを着用させていますか?
ご存知の方も多いと思いますが、日本では平成20年の道路交通法改正によって、13歳未満のヘルメット着用の努力義務が課せられています。
では、なぜ自転車に乗る時は、ヘルメットを着用しなければならないのでしょうか。
自転車の乗車中に事故に合ってしまった場合や、転倒した場合は、怪我を負うことがあります。
最悪のケースだと、死亡してしまうこともあるのです。
その怪我や死亡例をみると、頭部へのダメージが6割という結果が出ています。
子供は大人と比べ頭部が重く、体重の10%から13%と言われており、10キロの子供だと1.0キロから1.3キロと重たいのです。
大人で表すと、ボーリングの玉を頭上に乗せているようなものです。
その状態で、自転車に乗って事故に遭ったり、転倒したと考えると、頭部にダメージを受けるのは当たり前ですよね。
そのダメージを極力減らすために、ヘルメットを着用するのです。
しかし、どんなヘルメットでもいいという訳ではありません。
サイズが合っていないものを着用していたり、被り方を間違えていては意味がないのです。
これらは、子供の安全を考えるのであれば、間違いなく知っておくべき知識でしょう。
子供の頭のサイズってどのように測るの?
先ほどご説明した通り、ヘルメットはしっかりとしたサイズ選びが大切です。
サイズが合わないヘルメットの場合、ずれてしまったり、頭部に余計な負担が掛かってしまったりと、着用する意味がないだけでなく、子供に悪影響を与えかねません。
では、どのようにしてサイズを選べばいいのでしょうか。
まず、子供の頭のサイズを測りましょう。
裁縫などで使用するメジャーを使います。
それを、ハチマキのようにぐるっと巻きましょう。
眉毛の少し上あたりから、両耳のすぐ上を通り、後頭部まで一周させるといった具合です。
その長さがヘルメットのサイズになります。
そして、ヘルメットのサイズ表記には、センチ表記とアルファベット表記があります。
アルファベット表記だけのものより、センチ表記をされているものを基準に選んだ方がいいでしょう。
「XS・S・M・L」などと同じ表記がしてあっても、メーカーによって適用センチはさまざまなのです。
また、大人と違い、子供の頭のサイズはどんどん変化していくので、サイズアウトしていないかをこまめにチェックしてあげることが大切です。
子供のヘルメット選びで、頭のサイズ以外に重要なポイント①
子供の頭のサイズがわかったところで、実際にヘルメット選びをしましょう。
最近では、簡単にネットショップで購入することも出来ますが、出来ればというか、必ず店頭に行くことをおすすめします。
ヘルメットは、メーカーやモデルによって多少形状の違いがあります。
サイズが当てはまるからといって、子供の頭にフィットするかと言ってもそうではありません。
フィットしないヘルメットを着用すると、ずれてしまうだけでなく、どこか痛い部分があったり、被るのが嫌になってしまいます。
子供用のヘルメットは、主に前後の幅の調整をすることが出来ますが、横幅の調整は出来ないことが多いので、頭囲の確認だけでは不十分ということです。
また、海外製品は外国人の頭の形にフィットするような作りになっているものが多いので、注意が必要です。
ネットショップで、かっこいいヘルメットを購入したけど、被ってみたらなんだかフィットしないということもあります。
なので、しっかりと店頭で試着しましょう。
子供のヘルメット選びで、頭のサイズ以外に重要なポイント②
子供のヘルメットは、頭のサイズに合ったものを選ぶだけでなく、他にも重要なポイントがいくつかあるのでご紹介します。
まず、SGマークがついている商品を選ぶことです。
SGマークとは、一般財団法人製品安全協会の厳しい安全基準に適合した商品につけられているものです。
つまり、安全性に信頼出来るものと思っていいでしょう。
次に重要なのが、軽量であることです。
子供の頭は小さく、重たいものを乗せると首に大きな負担が掛かります。
着用するのを嫌がる場合もあるでしょう。
なので、安全基準を満たした、なるべく軽量なものを選びましょう。
そして、これも重要なポイント、デザインです。
ヘルメットの着用を嫌がる子供は少なくありません。
そのため、子供の好きな色やキャラクターが描いているものがいいかもしれません。
キャラクターのものは高くて手が出せないという方は、ステッカーを貼ってあげるだけでも喜んで被ってくれるものですよ。
お下がりのヘルメットは、子供の頭のサイズがピッタリでも注意?
新しいヘルメットを購入せずに、知り合いの家でもう使っていないヘルメットがあり、頭のサイズもピッタリだし譲り受けるなんて方もいるのではないでしょうか?
または、リサイクルショップやオークションで購入するという方もいますよね。
その時に注意するべきことがあります。
それは、製造年月日や使用開始年月です。
ヘルメットは、紫外線や雨水を浴びたりするので経年劣化が進むことがあり、だいたいのメーカーは使用開始年月から3年経過した時点で、買い替えをおすすめしています。
また、購入してから使用されずにいた場合も、製造年月日をチェックしましょう。
あまりに古いものの場合は諦めて、新しく購入することをおすすめします。
なので、オークションなどで購入する際は、出品者にしっかりと確認しておきましょう。
子供の安全を守るには、多少の出費を惜しまないことも大切です。
小さいサイズのヘルメットはある?子供におすすめの商品?
子供の頭のサイズを測ってみたけど、小さすぎてサイズが合うヘルメットがない!という方もいるでしょう。
そんな子におすすめなのが、OGK KABUTOの「MELON KIDS-S」です。
だいたいのメーカーが対象年齢2歳というのに対し、OGK KABUTOの「MELON KIDS-S」は、1歳からサイズがあります。
そのため、2歳で少し頭のサイズが小さいという子の場合でも、適用サイズを見つけられることが出来るでしょう。
また、ソフトシェル設計で軽量なので、首に負担が掛かりません。
さらに、あご紐のバックルにはカバーがついていて、子供の肌を挟んで痛い思いをさせてしまう心配もありません。
また、女の子には「SGヘルメット ハローキティ (リボン)」がおすすめです。
キティちゃんとリボンが描かれたカラフルなヘルメットです。
もちろん、SGマークもついていて安全面でも信頼出来るものです。
そして、男の子におすすめなのが、「アイシールドヘルメット」です。
シールドがついていて、とてもかっこいいです。
戦隊モノなどが好きな男の子は喜んで被ってくれるでしょう。
暗い道で光るリフレクターも付いており、SGマークが付いているだけでなく、性能面でも抜群です。
正しいサイズのヘルメットを選ぼう!
今回は、ヘルメット選びのノウハウをご紹介しましたが、役に立つ情報はありましたか?
ヘルメットは、子供の命を守る大事なアイテムです。
しっかりと、正しいサイズ、正しいフィット感を兼ね備えたものを選びましょう!