東京から大阪の距離を自転車で走ろう!達成するコツはある?

みなさんは、ロングライドをしたことがありますか?

普通のロングライドに飽き飽きしてきたという方には、東京から大阪まで行くロングライドがおすすめです。

そこで今回は、東京から大阪の距離を走り切るコツをご紹介します!

東京と大阪の距離はどのくらい?

自転車で東京から大阪、または大阪から東京を走ろうと思っても、実際に東京から大阪までの距離がどのくらいのものか知らないという方も多いのではないでしょうか。

その距離、約550キロです。

この、東京から大阪間の長い距離を、自転車で24時間以内に走り切る「キャノンボール」というものもあり、多くのライダーが挑戦しており、達成者はわずか20人前後と言われています。

キャノンボールのように24時間以内に達成するとなると、ノンストップで平均時速23キロ程でないと達成出来ません。

また、ほぼ睡眠を取らないということもあり、疲労も想像以上です。
そんな状況で、綺麗な景色や街の雰囲気を楽しむことなど、到底不可能と言えるでしょう。

しかし今回は、キャノンボールのように速さを優先したものではなく、あくまで自分のペースで走り切るということを目的としたロングライドについて、書いていきます。

東京から大阪の距離を走る前にしよう!予算計画

「いざ、東京から大阪の距離を自転車で走ってみよう!」と思っても、軽いロングライドとは訳が違います。
事前にやるべきことがあるので、しっかりと把握しておきましょう。

●予算計画を立てる

宿泊などに掛かる金額も、フェリーや交通費などと合わせて計算しておきましょう。

例えば、入浴だけ出来る銭湯と、宿泊も出来る銭湯のどちらを選ぶか、漫画喫茶に泊まるのか、野宿をするのかなど、夜の過ごし方でも金額が変わってきます。

夜になって寝るところがないなんてことがないように、しっかりと調べておきましょう。

また、飲食代も計算しておきましょう。
ロングライドには、ドリンクや補給食が必須です。

朝昼晩の食事は、安く済ませるために、自分で持参した袋ラーメンなどを食べるライダーも多いですが、各地の名物料理を食べるのもいいですよね。

所持品については、緊急時のためのお金も用意しておく必要があり、だいたい1万円くらいは現金で持っておいた方がいいでしょう。

ロングライドで身体に痛みが出た時に、湿布や氷を購入したり、パンクが何度も起きたり…。
万が一に備えて、しっかりと持っておきましょう。

東京から大阪の距離を走る前にしよう!修理をマスター

東京から大阪という長い距離を走り切るには、トラブルが起きた時に対応出来なければなりません。

●パンクの修理

一番ありがちなトラブルがタイヤのパンクです。

道に落ちていたガラスの破片を踏んでしまった、など理由はさまざまですが、パンクしている状態では走ることが出来ません。

最悪、修理方法を知っている人と電話しながら修理することも出来ますが、人里離れた電波の届かない場所の場合は誰も助けてはくれません。

ですから、しっかりと自分で出来るようにしておきましょう。

●チェーンの修理

走っていて、チェーンが切れてしまうなんてこともあります。
これもパンクと同様、自力で修理出来るようになっておくべきことです。

●モバイルバッテリーをフルチャージにする

緊急事態が起きた時、スマホの充電が切れていて使えない、なんてことがになったら大変です。

スマホは、連絡手段だけでなく、各地の写真を撮ったり、アプリを入れている人は走った経路を記録するツールとして使用するでしょう。

そのため、使用頻度が多くなりがちなので、ロングライドの前には電池切れを防ぐために、しっかりとフルチャージしておきましょう。

東京から大阪へのロングライド!朝一で出発しよう

東京から大阪の距離は、550キロととても長く、1日で出来るだけ進みたいものです。

しかし、夜間の走行に慣れない場合は危険で出来れば避けたいので、朝一で出発しましょう。
朝の爽やかな空気を感じながら走るととても気持ちが良いものです。

そして、日が落ちる頃には、宿でゆっくりして1日の疲れを癒すことが大切です。

もし、夜間の走行をする場合は、しっかりと前後にライトをつけて走りましょう。

また、まったりロングライドの場合、キャノンボールのようにシャカリキになって急ぐ必要はありません。
ゆっくりでも良いので、自分のペースで走り続けることが重要です。

無理をしてスピードを出すと体力の消耗も早く、休憩時間も多く取らなければなりません。
怪我の引き金にもなりやすいので、決して無理をしないように楽しんで走りましょう。

そして、自分の身体の異変に気づいた場合は、すぐ休憩をして怪我への対処をすることが肝心です。

東京から大阪の距離を走り切るには、非常食が必須!

東京から大阪の距離を走っている間には、周りにコンビニやスーパーがないような道もあります。
なので、現地で食料調達を考えていても手に入れることが出来ないかもしれません。

そんな時に備えて、非常食を持っておきましょう。

走っていて周りにお店が見当たらないな…と気づいたら、早めにスマホのGPS機能で自分の周りにお店があるかを把握しておきましょう。

コンビニがあるから大丈夫と思っていても、場所によっては24時間営業ではないコンビニもあるので、注意が必要です。

非常食としては、コンビニなどで売っており、ひとつひとつビニール包装されている羊羹がおすすめです。
気温が高くても溶ける心配がなく、スムーズに食べることが出来ます。

あとは、ブラックサンダーというお菓子も手軽に食べられます。

小さいのに、カロリーがひとつ115カロリーというお手軽な補給食です。
こちらは、チョコレートですので、暑いところに入れておくと溶けてしまうので注意が必要です。

ちなみに、時速20キロで走った場合、1時間で約500キロカロリーを消費すると言われており、4時間走った場合は2000キロカロリーを消費するという計算になります。

気づいたらハンガーノックに陥っていた、なんてことを避けるためにも非常食はとても大切なアイテムです。

東京から大阪の距離を走るからには、楽しもう!

東京から大阪の距離を走り切るには、トラブルがあったり、怪我をしてしまったり色々あると思います。
しかし、そんなトラブルもロングライドの醍醐味です。

そのトラブルすら楽しんでしまいましょう!

目標を達成することは過酷なことかもしれませんが、その地域特有の空気や景色を楽しむことも大切です。

また、その地域だけのグルメも食べてみるのもいいでしょう。
速さだけにとらわれず、自分のペースで走り、時には立ち止まってみるのも良いのではないでしょうか。

一人で挑戦する勇気がないという方は、仲間を誘ってみるともっと楽しいロングライドが出来るかもしれませんね。

そして、本当に身体に限界が来てしまい、楽しむことが出来ない状態になってしまったという場合は、無理をせずに中止しましょう。

あくまで、楽しく自分のペースでロングライドをするということが大切、ということを覚えておいてください。

ロングライドに挑戦しよう!

今回は、東京から大阪の距離を自転車で走り切るコツをご紹介しましたが、役に立つ情報はありましたか?

自分のペースでなら走り切ることが出来そうと思った方も多いかもしれませんが、ロングライドはある程度の経験を積んでいる人でないと達成出来ません。

それを踏まえた上で、しっかりとした練習を積んでからチャレンジしましょう。