サイコンなどのロードバイクに必要な装備品や取り付け場所

ロードバイクに乗るにあたって、いくつか必要な装備品がありますが、その中でもサイコンは必須でしょう。
サイコンがあれば、楽しくもなります。

今回は、サイコンを知らない方にサイコンを知ってもらうための情報、サイコンの役割や選び方、取り付け場所などもお伝えします!

他にも、あると便利な装備品をご紹介しますので、初心者の方はぜひチェックしてみてください!

サイコンって何?

ロードバイクに乗っている方なら、当たり前のように使っているサイコンですが、ご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

サイコンとはサイクルコンピューターの略称で、何をするものかというと、走行スピードや走行距離などを知るための機器なのです。

また、ロードバイクを購入してすぐに取り付けておけば、乗り始めてから今までどのくらいの距離を走ったのか記録でき、メンテナンス時期の目安にもなります。

他には、ケイデンスと呼ばれているペダルの回転数や、心拍数が測れるものもあります。

では、種類豊富なサイコンの中から、どんなものを選んだらよいのでしょう。

選ぶ時のポイントとしては、自分の必要な機能がついているかどうかです。

初心者の方の場合は、色々な機能があっても一度も使わずに終わってしまう、なんてこともあります。
まずはシンプルに、現在のスピード、走行距離、走行時間、平均速度が測れれば充分かもしれません。

ロードバイクに乗り込んできたら、ケイデンスや心拍数も確認できるようなものにグレードアップさせるのもいいですね。

新たに買いなおすのは勿体ないという方は、値段は高くなりますが、初めから高機能なものを選んでもいいでしょう。

有線タイプとワイヤレスタイプがありますが、今はワイヤレスが主流です。
有線よりも高価ですが、配線がないためすっきりしていて取り付けも簡単です。

次では、初心者の方にもわかりやすく、サイコンの取り付け場所をご紹介します。

サイコンの取り付け場所は?

では、サイコンは自転車のどこに取り付けるのでしょうか。

サイコンといえば人気メーカー「キャットアイ」。
ということで、キャットアイのワイヤレスタイプCC-RD300Wを例に取り付け方法をご説明しましょう。

まずは、以下の3点を自転車に取り付けます。

・サイコン本体
・マグネット
・マグネットを読み取るセンサー

サイコン本体の取り付け場所は、基本的にはハンドルです。

走行中に数値を確認しやすいように、ハンドルのどの位置に付けるのか、角度にも気をつけましょう。

ハンドル周りは、ベルやライトで窮屈になりがちです。
そんな時には、別売りのブラケットを使えば、ステムに取り付けることもできます。

タイヤの回転速度や回転数を測定するために必要なのが、読み取りセンサーとマグネットです。
取り付け場所は、読み取りセンサーはフロントフォーク、マグネットはスポークに付けます。

センサーにマグネットの磁気が近付くと数がカウントされ、それが本体に送信され、数値が表示されるという仕組みになっています。

サイコンには、たくさんの種類があり、機能も多種多様です。
自分に必要な機能は何かを見極めてから、購入しましょう。

進化し続ける!現代の高機能サイコン

サイコンの役割や取り付け場所をお伝えしてきましたが、ここでは、ちょっと気になる高機能サイコンのご紹介です。

サイコンは進化し続けており、今ではスマホやパソコンにデータが送れたりします。

キャットアイからは「ストラーダスマート」が販売されています。
グレードは3種類で、お値段は6,000円~15,000ほどです。

最上位モデルは、スマホ対応でスピードセンサー、ケイデンスメーター、心拍数計が付いています。
値段は15,000円程と高めですが、さすが高機能ですね。

「CATEYE Cycling」というアプリを使えば、スマホと連係可能、Bluetoothでデータの同期もできます。

最新のハイテクなサイクルコンピューター。
綿密にデータ管理したい方には、おすすめです。

他にも、GPS機能を搭載しているものも存在します。
これから先、どんな進化を続けるのか楽しみなアイテムと言えるでしょう。

サイコン以外に必要がもの!

サイコンと同じく、ロードバイクにとって必須な装備品には、ベルやライトがあります。
ロードバイクに限らず、自転車にとってベルやライトは欠かせません。

特にベルは、道路交通法でも着用が義務付けられています。
このような重要性がある装備品は、みなさん忘れずに準備するでしょう。

しかし、大事なことを忘れていませんか。
ロードバイクに乗るにあたって必要不可欠なのは、水分補給です。

水分補給のためにドリンクボトルが必要になりますが、収納するためのボトルケージも大切です。

ボトルケージは、ドリンクホルダーやボトルホルダーとも言われています。
専用ボトルの他に、ペットボトルも収納できるタイプもあります。

ロングライドの時などは特に、水分補給が大切です。
熱中症や脱水症状を防ぐためにもこまめに水分補給しましょう。

ロードバイクには荷物を入れられるカゴがついていないので、ドリンクを持ち運ぶのに便利です。
ドリンクホルダーは最低限装備しておきたいアイテムの一つです。

ボトルケージに入れるボトルも種類が様々ですが、基本的な太さは同じなので、どのボトルケージでも基本問題ありません。

デザインを重視するか、保冷性などの機能を重視するかはお好みです。

また、形状も様々で動きながらの扱うので、持ちやすさもポイントのひとつでしょう。

ボトルケージの取り付け場所はフレームなのですが、どうやって取り付けたらよいのかわからない方に、次では取り付け方をご紹介します。

ボトルケージの取り付け場所は?

ボトルケージの取り付け場所はフレームです。

ほとんどのロードバイクのフレームには、2つの穴が空いており、そこにネジがはまっています。
そのネジを外して、ボトルケージを取り付けたら、再度ネジをはめて固定します。

①フレームについているネジを六角レンチで外す。
②ボトルケージの穴にネジを通して、フレームの穴に合わせる。
③ネジを締める。

簡単な手順ですね。

ボトルケージが1箇所では足りない、増設したいという方には、ボトルケージの台座となるアダプターも販売されています。

このアダプター(台座)があれば、フレーム以外にシートポストや、自分の好きな位置にボトルケージを取り付けることができます。

取り付け径は、25mm~70mmまでです。
お値段は1,500円程度です。

気になった方は、チェックしてみてください。

サイコンを使って速度や走行距離を確認することも大事ですが、水分補給も重要ですよ。

あると便利なサドルバッグ!取り付け場所はもちろん…

サイコン、ドリンクホルダーに続いて、こちらでもロードバイクに必要な装備品をご紹介していきます。

ロードバイクを走らせていると、思わぬアクシデントに遭遇することもあります。

よくありがちなのは、タイヤのパンクです。
そのため、携帯工具や予備のタイヤチューブは、常備しておきたいですね。

パンク修理に使うキットをツールボックスに入れて、ドリンクホルダーに入れて持ち運んでいる方もいますが、他にも便利なものがあります。

それは、サドルバッグです。

サドルバッグはツールボックスよりも、たくさんの荷物を運べておすすめです。
工具やチューブ以外にも小銭入れやスマホも持ち運べます。

大容量サイズもあります。
取り付け場所はサドルの下なので、走行中も邪魔になりません。

出先で、万が一パンクしてしまった時に、修理キットがあれば慌てることもありません。

サドルバッグに入れておきたいパンク修理キットは、

・予備のタイヤチューブ1本
・タイヤレバー2本
・4mmと5mmのアーレンキーを1本ずつ
・スーパーパッチ一式

以上のものがあると安心です。

初心者の方は、事前にチューブ交換を練習しておくといいですよ。

ロードバイクに乗るにあたって最低限必要なものから、あると便利なものまで、様々な装備品があります。
便利アイテムを探してみるのも楽しいですよ。

必要な装備品は買い足して

ロードバイクの装備品として、あると便利なものはたくさんあります。

調べて、初めに全部用意してしまうよりも、乗っているうちに自分の必要なものや、欲しいものを買い足していくといいですね。

「買ってはみたけど使わなかった」なんて事がないように、気をつけましょう。