自転車に乗って旅をするのは楽しそう、日本一周するものいいかもしれない。
そんな風に思っても何から始めたら良いのか分からない女性は多いです。
自転車を用意しなければ始まりませんが、どのスポーツバイクがいいのか。
旅をするといってもどこで宿泊するのか。
旅の内容をより具体的にするためには、注意すべきことから旅のプランをいくつか知っておくことが重要になります。
日本一周には自転車の選択が重要!長旅のためにはどのスポーツバイク?
日本一周だというのにママチャリで挑戦しようとする人がいます。
男性で体力のある人ならそれでも完走することができるのですが、体力や筋肉が比較的少ない女性ではママチャリはおすすめできません。
ママチャリは良い自転車に比べて走行性能が低いので無用に時間を消費することになるでしょう。
そのため、10万以上のスポーツバイクを用意しましょう。
中断と再開を繰り返すならロードバイクやクロスバイクでも良いです。
しかし、野宿することを前提に考えて、一気に日本一周することを考えているなら、荷物をたくさん運ぶことになるので、それに対応したランドナーと呼ばれる自転車を使いましょう。
ランドナーは、ツーリング向けに開発された自転車で、有名なのが2つあります。
1つはジャイアントの「GREAT JOURNEY」で、もう1つはルイガノの「LGS-GMT」です。
どちらかにしようか迷ってしまった場合は、世界中で支持されているジャイアントの「GREAT JOURNEY」を選ぶと良いでしょう。
それでも、どちらも大変有名なランドナーであり、どちらでも世界一周できるくらいの性能を秘めています。
日本一周のためのスポーツバイクを購入したら、女性は生理も計画に入れよう
日本一周は数日で終わるわけはなく数週間で終わることもありません。
時間を見つけてはちょこちょこ走ったり、予定を見繕って再開したりするものです。
そのため数ヶ月、長いと数年とかかることになります。
それは長く楽しめるということなのですが、長いと女性には生理の問題があります。
もちろんあまり影響のない女性もいます。
今日は生理だったけどいつもどおり走れたということもありえます。
しかし、生理によって走行が厳しくなる人もいるのです。
どんな問題があるのかというと単純にお腹や腰が痛くなってしまうのです。
また、サドルに座っていることが不快になることもあります。
そして、振動が身体に響くこともあります。
スポーツバイクに乗っているだけでも路面からの振動が身体に響いてしまい、車で移動しようにもエンジンの振動が身体に響いてしまってツーリングどころではなくなってしまいます。
日本一周の旅はハプニングがつきものなのです。
ハプニングに対応しやすくなるためにも、生理で休むのか、走行するのか、決めておくことはとても大切なことになります。
スポーツバイクで日本一周!女性におすすめのライトな旅
スポーツバイクやランドナーで日本一周というと、結構厳しい旅になることが想像すると思います。
1日100km近く走行しなければなりませんし、30kg近い荷物を搭載して走らなければならないからです。
普通に想像するような日本一周の旅はサバイバル感が満載の大変な旅になることでしょう。
そこで提案したいのがライトな旅です。
ライトな旅では、一気に日本一周することをやめてしまいます。
大型連休を利用して少しずつ進む計画です。
気軽に始めて、気軽に中断して、ゆっくり日本一周していこうというわけです。
大型連休を利用するので、期間は1週間くらい、5日から7日でしょう。
最初の宿泊先に自転車本体などを輸送してしまい、交通機関を利用して自分も宿泊先に行って、荷物を受け取ってからツーリングを始めます。
1日目、2日目、3日目というようにそれぞれ宿泊先を予約して、予約した宿を目指して走行すれば良いので、スケジュールや予算の計画を立てやすいのが最大の特徴になります。
そして、休暇が終わったら、日本一周を中断して日常生活に戻るのです。
ライトな旅では、余裕を持ってツーリングを行えますし、旅をしている気分を味わえますし、野宿するわけでもないので女性におすすめの日本一周計画です。
スポーツバイクで日本一周!女性もできるミドルな旅
「日本一周は達成するまで帰宅しない!」、そう強く思っている人なら中断と再開を繰り返すライトな旅では物足りないと思います。
そこで提案したいのがミドルな旅です。
ミドル、つまり中くらいなので装備は普通の日本一周に比べると少ないです。
着替え数点に、ブログを更新するためのノートパソコンなどを自転車に積載すれば良いでしょう。
そして、宿泊は宿泊施設やネットカフェを使うことにします。
それがミドルな旅の最大のポイントです。
野宿するわけではないので、重たいキャンプ用品を持ち運ばなくて良いのでツーリングが楽になり、夜を外で過ごすわけではないので女性でも安心な旅となるわけです。
そして、自炊道具も不要でしょう。
日本一周の旅に関しては、身体の燃料が不足することは確実に避けましょう。
途中でペダルを漕げないくらい疲れてしまっては、ツーリングどころではないので食事を削るということは考えません。
また、普段は行かない地方にいくのですから、特産品を食べたほうが良いので、自炊する暇はないと思います。
そして、宿泊施設を使うので輪行袋を携帯しておきましょう。
輪行袋に入れてしまえばスポーツバイクは、ただの荷物です。
それにチェーンの油が周りに付着することもなくなるので、宿泊先も持ち込みを許可してくれやすいです。
そのため、輪行袋は購入しておくことをおすすめします。
スポーツバイクでは厳しい!女性の日本一周の旅
「野宿前提、日本一周するまで帰宅することも考えない」、そういう普通に想像できる日本一周の旅を女性が行なうというのなら、周到な準備が必要になります。
野宿のためのテントやガスコンロなどの自炊道具といったキャンプ用品を用意して、着替えはいくつも持っていっては重たくなるだけですから、下着は3枚、インナー3枚、靴下3枚を基本に後は上下2枚ずつ、それからウインドブレーカーとレインコートを用意しておきましょう。
また、パンク修理用の道具や工具も不可欠です。
そのようにキャンプ用品だけでも重たい荷物となるのでスポーツバイクよりもランドナーを使用するべきでしょう。
そのため、走行性能はそんなに気にする必要はないと思います。
ロードバイクのような風を切って進むわけではないので、服装もサイクルウェアでなくTシャツなどでも十分だと思います。
そして、テントを持っていくということは野宿するということです。
野宿はや自炊は自然を楽しむという意味もあるのですが、宿泊費や食費を節約するという意味合いもあるので重要なものになります。
キャンプの設営や自炊道具の使い方は練習しておくべきでしょう。
また、脚力が必要になります。
重たい荷物を載せて走行しなければならないので、いきなり始めることは不可能です。
地元でロングライドなどして自転車に十分に慣れることから始めてください。
日本一周の旅の予算は人によって全然違う!目的は正確に
日本一周の旅のプランはいくつもあります。
女性におすすめのライトな旅があれば、中くらいの旅があり、そして普通のワイルドな旅もあります。
それは旅のプランであり、まだルートは考えていません。
そして、食事についても自炊にするのか外食にするのか選択することができます。
利用する自転車も、ロードバイク、クロスバイク、ランドナーと選べて、さらに値段帯も選べます。
つまり、日本一周の旅の計画は千差万別なのです。
計画によって予算は大きく異なります。
自転車本体の購入代金を合わせて、50万円から300万円の範囲になるでしょうが、その差は250万円と大きいので自分に合わせた予算を考えておきましょう。
また、どうして日本一周の旅行をするのか目的をよく考えてください。
色々な人と知り合いたいのか、日常とは違った風景を見たいのか、人力よるサバイバルを楽しみたいのか、目的を正確しておきましょう。
目的を把握しておくことは大切なことです。
目的がないと旅の途中で、「なんでこんな苦労をしているのか」と思い、完走できない可能性が高まってしまいます。
始めたなら完走して達成感を味わうためにも目的は正確に把握しておきましょう。
1にも2にも準備!準備は絶対に不可欠
日本一周の旅というのはロマンがあります。
見知らぬ土地、見知らぬ風景、そして見知らぬ人々、そのどれを取っても素晴らしいものでしょう。
しかし、知らない場所に行くということは思っている以上に難しいことでもあります。
パンクしてしまったとか、マシントラブルがあったとか、トラブルに見舞われることもあります。
そうなると、どれだけ準備してきたかが勝負になります。
また、準備しておくことで快適な旅になるでしょう。
楽しい思い出を作るためにも十分に準備してから日本一周の旅に出かけましょう。