スペシャライズドといえば、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクといった総合サイクルブランドですよね。
そんな有名なスペシャライズドというメーカーですが、シューズはどのようなものがあるのでしょうか。
ここではスペシャライズドのシューズとそのインプレをご紹介します。
スペシャライズドのシューズ
スペシャライズドのマウンテンバイクシューズにおけるラインナップをご紹介していきましょう。
ラインナップの中で「2FO」は、マウンテンバイクのグラビティライドにチャレンジしている方におすすめです。
グラビティライドとは、マウンテンバイクタイムアタックなどをするレースです。
インプレとしては、マウンテンバイクのダウンヒルなどに使うシューズなら、この「2FO」が安心して頼れるシューズだと感じさせてくれます。
また、「S-Works XC」は、XCレースをする方にピッタリなシューズです。
XCレースとは、アップダウンがあるオフロードを走るレースです。
スペシャライズドのエンジニアとシューズデザイナーなどが、医師やプロのライダー達と連携して素晴らしいマウンテンバイクのシューズを制作しているため、とても素晴らしい一足にできあがっています。
また、マウンテンバイクのみならず、ロードバイクのシューズにおいても良い製品を開発しています。
トレーニングやレースには、快適性と効率、スピードが重要になってきます。
その中で、スペシャライズドのシューズは、快適性能を損なう事なく、ライダーの漕ぐ力の全てがペダルに伝わるように制作されています。
スペシャライズドは、Body Geometryテクノロジーといって、フィット感を良くする設計をしています。
そのため、フットベッド、シューズパーツ、ウェッジ、シム、BOAダイヤル、バックル等の交換部品まで、シューズのパーツ全てがフィットするようできているのです。
スペシャライズドのシューズ「S-Works 6」
2016年に新たにラインナップされたS-WORKSのシューズの「S-Works 6」は、とても良い性能を秘めています。
S-Works 6は、極上の快適性と爆発的なスピードを両立させたスペシャライズドの渾身の一足になっています。
それでは、どのような性能なのかをご説明していきます。
新しく採用されたPadLockヒールは、アッパーに使われる画期的な軽量・強靭素材との融合が抜群のフィット感を生み出します。
これがライダーが漕いだエネルギーがペダルに効率良く伝導するシューズのポイントです。
S-Works 6は、2個のBOAクロージャシステムによる最高の調節能力が最高のフィットを確実なものとしてくれることでしょう。
さらに人間工学に基づいて開発されたフットベッドと、Body Geometryソールで、パワーと効率性を向上させた上で、怪我のリスクを低減させています。
また、FACT Powerlineやカーボンプレートの使用で剛性が高い中で、重量も軽くできており、パワー伝導効率も最適化されています。
このシューズは、前述の2個のBOAによって抜群のフィット感を生み出しており、シューズの中で足が動きにくい構造になっています。
このシューズを使用している方々のインプレでは、驚く程のフィット感だと言われるほどです。
スペシャライズドのシューズ、S-Works 6のインプレ①
スペシャライズドの試乗会に参加した時のインプレを書いていきます。
S-Works 6という新作のシューズを履いて、1時間近く走って使用感を確かめました。
やはり、S-Works 6は前述でもお伝えしたとおり、フィット感については申し分ありません。
足がズレることもなく、隙間もほとんど感じません。
このフィット感はとても良いので、初めて履く方はこのフィット感に感動するのではないでしょうか。
このシューズは、ヒール部分が特に丈夫で、かかとが浮くことも足がズレる事もない造りになっています。
私は他の人に比べてかかとが小さく、他のシューズではかかと部分が頻繁に浮いてしまい、ライド時などに困ってしまいますが、S-Works 6はいつものようにかかとの浮きが感じません。
ヒールがしっかりと固定されればペダルが足裏全体にしっかりとフィットするので、アンクリングが減ったようにも感じました。
さらにS-Works 6は、コストパフォーマンスに極めて優れています。
外見だけでなく実際の使用感も抜群で、他の方にも自信を持っておすすめできるシューズです。
ホイールにお金をかける方は、シューズもS-WORKSを選択されると良いでしょう。
スペシャライズドのシューズS-Works 6のインプレ②
ここでは、スペシャライズドのS-Works 6のインプレとして、デメリットの部分を書いていきます。
試乗するとメリットを感じる部分は、多くありました。
しかし、良い部分のみではなく、少なからずデメリット部分もありました。
まずは、シューズを履き続けたときに生じた、足の小指付け根辺りの痛みです。
この部分に関しては、足の形次第になってくるので、必ずしも全員が痛くなるわけではないでしょう。
また、シューズのかかとのホールドがしっかりしているからこそ、長時間履いた場合に靴擦れを起こす可能性があります。
また、BOAダイアルのため、目一杯締めてしまうと痺れを生じてしまいます。
その影響で疲労感を感じやすくなります。
しかし、細かく締め具合を調節することができるので、最初の締め具合が分かるまでの辛抱でしょう。
中級者によるS-Works 6 Road シューズのインプレ①
スペシャライズドのシューズにS-Works 6のRoadバージョンシューズもあります。
ここでは、このS-Works 6 Roadのインプレを書いていきます。
形は、出っ張りとくびれがあるグラマラスな形をしたシューズです。
見た目で判断すると、自分の足にフィットするのか心配になりますが、実際に履いてみるとフィットして安心できるでしょう。
S-Works Roadは、上部のBOAダイヤルの靴紐を外さないと履けない位に履くときに苦労します。
しかし、履いてしまえば足の形状に沿うように隙間なくフィットします。
S-Works 6 Roadはぴったりフィットするようにできているので、サイズをいつもより少し小さくてもフィットすることでしょう。
アップダウンの多い場所や登りのあるコースやローラー台でも走りましたが、このシューズが窮屈だと感じる事はありませんでした。
それどころか、このシューズは爪先をしなやかに伸ばせるような感じがしました。
この自由な感覚は、アッパー部に使用された画期的な軽量・強靱素材とサイドやベロの革素材によるものだと思います。
このシューズは他社の製品と比較しても極めて薄く、伸縮性にも優れているように感じます。
中級者によるS-Works 6 Road シューズのインプレ②
このS-Works 6 Roadのシューズの革の全面に開けられた通気穴は軽量化にも貢献しています。
このシューズはサイズ42での重量が、224gです。
最軽量クラスなどのシューズと比較するとさすがに重いですが、他のシューズに比べると比較的軽い方の部類に入ります。
シューズを手に持った時や走行中にも軽さを感じる事ができます。
他のライダーからも、ヒルクライムやスプリント等で軽量の恩恵を受けられるとのインプレを聞きます。
また、軽量だけでなく、剛性も申し分ない造りになっています。
S-Works 6 Roadは、シューズ上側やソールも流線形にしてフィット感と剛性感を両立させています。
今回のモデルはヒールカップ形状に改良を加える事で剛性感の一層の向上に成功しています。
S-Works 6 Roadは、軽量でしなやかでグラマラスな最高のシューズだと言えるのではないでしょうか。
試着は必ず行うべし
スペシャライズドのジューズのS-Works 6のインプレをご紹介しました。
このシューズに限らず、どこのメーカーのどのシューズでも、試着してから買うということが大切です。
シューズは、実際に履いて自転車を漕いでいるうちに違和感を覚える場合はありますが、試着をすればその可能性を減らすことができますので、ピンときたシューズでも一度は試着をしましょう。