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メリダ・ビッグセブン500からMTB選びの判断基準を知ろう!

2018.12.15

メリダは今でこそロードバイクのイメージも強くなってきましたが、元々はMTBで世界にその名を知らしめたメーカーです。

ビッグチームに機材を提供し、何人ものチャンピオンクラスの選手の手助けをしてきた功績は非常に大きいものがあります。

特にハードテイルのクロスカントリー用の品揃えは豊富で注目を集めますので、今回はそのクロスカントリー用の中から、27.5インチのビッグセブン500を取り上げます。

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メリダ・ビッグセブン500は「フルサス」or「ハードテイル」?

MTBには大まかに分けて、「フルサス」と「ハードテイル」の2種類になります。

フルサスはフルサスペンションの略で、MTBの特徴であるサスペンションが、車体の前後に2つ搭載されています。

前後両方のサスペンションが機能しますので衝撃吸収性が高く、ジャンプを必要とする競技にもよく使われます。

一方、ハードテイルは、サスペンションが前側にしか付いていません。

直訳すると「硬いしっぽ」となり、後ろ側には衝撃吸収力がなく硬い乗り味になります。

装備が簡潔で重量も軽くなるので、平坦路のスピードや坂の上りが楽という、走破性の高いモデルが多いです。

それぞれに一長一短な部分があり一概には言えませんが、フルサスはジャンプコースや障害物が多く、否が応でもスピードが出てしまうダウンヒル(下り坂)向きです。

ハードテイルはスピード重視のクロスカントリーや、普段使いの街乗りに適したタイプです。

また、価格的に明らかにフルサスの方が高額ですので、予算がある場合はフルサスに手が届かない可能性もあります。

ちなみに、メリダのビッグセブン500はハードテイルです。

メリダのビッグセブンのホイール(タイヤ)サイズは27.5インチ

MTBにはホイール(タイヤ)のサイズが複数あり、時代によって主流が変化してきています。

現在の一般市場モデルの主流は27.5インチで、メリダ・ビッグセブン500も27.5インチです。

MTBが普及して以来長らくは26インチが主流でしたが、レースを中心にスピードが求められるようになったことで、大口径の29インチが登場します。

また、クロスバイクが普及するまではMTBが街乗りスポーツ自転車の代表でしたが、29インチの進みのよさが受け、一般市場のモデルも29インチが台頭してきます。

29インチのMTBは、MTBの生みの親の一人とも言われている「ゲイリー・フィッシャー」が以前からこだわりを持ち、長年の悲願として製品化にこぎつけた経緯もあり、「29er」という呼称もあるほど特別な存在になっています。

現在はレースコースがテクニックを要求される複雑なものになってきたこともあり、バイクにも小回り適性が要求されるようになっています。

そのことで、26インチと29インチの中間に当たる27.5インチ(650B)が台頭し、市場モデルでも主流になっています。

ビッグセブンとビッグナインの比較

メリダのハードテイルには26インチ、27.5インチ、29インチが揃っていますが、26インチは少ないものの27.5と29インチは双璧で、どちらが主流ということもありません。

なお、ビッグセブン500は前項でもお伝えしましたが27.5インチで、29インチは「ビッグナイン」シリーズになります。

ビッグセブンとビッグナインは同じ仕様のバイクであり、ホイールのインチ数を選べるというのは、ほぼメリダだけの特権と言ってよいでしょう。

車輪のサイズが違うので、全体的に29インチの方がサイズアップはしていますが、車輪の大きさが異なるモデルで、素材から形状まで同じものは中々ありません。

どちらがよいかは一概には言えませんが、自分の用途や走り方を考えると適した方が見えてくるはずです。

「ビッグナイン」は車輪の後継が大きい分ひと漕ぎで進む距離が長く、スピードの維持に長けています。

そのため、MTBらしいオフロード走行もしながら、割と平坦な舗装路も多く走るような乗り方に向くタイプです。

一方、「ビッグセブン」は小回りが効き、車体をコントロールしやすいので、より悪路になってくる山の奥深くまで入ってトレイルするような状況に向くでしょう。

メリダにもカーボンフレームが台頭!しかしビッグセブン500はアルミ

最近はMTBも軽量化の波が来ており、カーボンフレームが台頭してきています。

メリダでは2019モデルより、ビッグセブンシリーズはカーボンフレームが廃盤になってしまったのですが、ビッグナインは8機種中4機種がカーボンであり、上位グレードは全てカーボンというラインナップです。

カーボンはアルミに比べ素材自体がしなやかなので衝撃吸収性が高く、軽量であるがゆえにスピードではアルミを大きく上回ります。

しかし、カーボンはレースに適した硬く軽量な繊維で構成すると、強度が下がってしまうので割れたり、破断しやすくなります。

MTBはオフロード(未舗装路)を走りますので、転倒や障害物との接触は頻繁に起こります。

それを考えると、カーボンフレームは少し怖いですし、総じて高額ですから大事に乗りたいという気持ちも働き、趣味を中心としたアマチュアライダーには不向きかと思います。

ちなみに、メリダのビッグセブン500はアルミフレームであり、オフロードを何も恐れず目一杯に走らせるのであれば、丈夫なアルミが最適かと思います。

メリダ・ビッグセブン500は油圧式ディスクブレーキ装備

そして、MTBを選択する上で、欠かせない要素になっているのが「ディスクブレーキ」です。

自動車の前輪にも使われているほどの強力な制動力があり、制動する場所が地面から離れていることもあり、路面や天候の状況に左右されないので、オフロードを行くMTBには最適なブレーキです。

メリダの2019モデルも26機種中25機種がディスクブレーキで、もはやわざわざ選択する必要がないほど、スタンダードになっています。

ただし、1つ注意点があり、ディスクブレーキには種類があります。

従来の自転車ブレーキと同じワイヤーでアームを動かす「機械式」と、油圧の力でピストンを押し出す「油圧式」があります。

どちらも車輪の外周で制動を行う「リムブレーキ」に比べれば制動力は強いですが、ボタン1つで自動車をジャッキアップしてしまうほどの力がある、油圧を制動力にする油圧式が断然です。

しかも油圧式はメンテナンスの手間が掛からず、消耗品の交換頻度も少ないので、扱いやすさも上です。

メリダでもビッグセブン500も含め約8割が油圧式ですが、低額なものとなると機械式になりますので、そこは予算と相談ということになります。

メリダ・ビックセブン500のスペック

それではここで、メリダ・ビッグセブン500の2019モデルについて確認してみましょう。

先述した通り、ビッグセブンシリーズは2019モデルよりアルミフレームのみとなり、500が最上位グレードとなりました。

耐久性と強度に長けた6061系のアルミを、1本のチューブ内に厚みの違う部分を3箇所設ける「トリプルバテッド」の技術で成形しています。

そのことで応力が掛かる溶接部分は厚くして強度を保ち、他の部分は薄くして軽量化が図れますので、シャキッとしたアルミのよさをキープしつつ、剛性を高め過ぎない優しい味も加味されています。

サスペンションのトラベル量はクロスカントリーの標準100㎜、スイッチ1つで作動を止めることができる「ロックアウト」機能も付いています。

コンポはシマノのミドルグレード「DEORE」で、これはレースやトレイルライドなどに適した、本格的なスポーツMTBの基準コンポとされているものです。

また、この価格帯ですとブレーキが他メーカー製になることも多いですが、シマノの油圧式という点もポイントが高いです。

なお、2019モデルの価格は140,292円(税込)です。

自分の用途を最優先に決める!

今回は、メリダのクロスカントリー用ハードテイルMTB「ビッグセブン500」を取り上げながら、MTBを選択するのに重要な要素をお伝えしました。

何より重要なのは自分がどう乗りたいかということであり、それにしたがって今回お伝えした要素を1つずつ検討して頂きたいと思います。

メリダはその点で、ハードテイルにフルサス、アルミにカーボン、そして27.5インチに29インチと、幅広い要望に応えられるラインナップですので、まずはカタログやホームページを確認してみてください。

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