ブリジストンの自転車のブレーキ調整を学んで事故を無くそう

自転車で事故を起こした場合は、相手を大怪我させたり、最悪は死に至らしめることがあるということを知っておかなければなりません。

事故を防ぐためには、もしものときに、ブレーキで自転車を安全に止めることが重要です。

そして、ブレーキが確実に機能を発揮するためには、ブレーキ調整が必要不可欠です。

国内で最大シェアを持つブリジストンの自転車を例にして、ブレーキ調整の方法についてご説明します。

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自転車事故を防ぐためにはメンテナンス!特にブレーキ調整が重要

自転車事故の主な原因は、ルールを守らないことにあります。

右側通行、歩行者専用歩道を自転車で通行する、一時不停止、信号無視、飲酒運転、携帯電話、音楽プレイヤー使用。

様々な原因がありますが、ほとんどはルール無視によるものです。

自分自身がルールを守ること、それが事故防止の第一歩です。

それならば、ルールを守っていれば事故は起きないかというと、残念ながらそうとは言い切れません。

警察庁の統計によると、平成29年の自転車事故による死亡者の20%は、ルール違反をしていないのに事故にあって亡くなっています。

相手方がルールを守らなかったための事故も多いですが、自転車の故障による事故も起きています。

それらを防ぐためには、自転車のメンテナンスが重要になります。

特にブレーキは、事故を防ぐために、一番重要な機能です。

例えば、自転車のタイヤがパンクしたとしても、乗り心地は最悪でも進めます。

ペダルがこげなくなっても、足で地面を蹴れば進めます。

しかし、ブレーキが効かなくなったら、どこかにぶつかるか、転倒でもしないと止まれません。

ブレーキは、事故を防ぐために一番重要な機能です。

自転車のメンテナンスにおいて、ブレーキ調整は最も重要なメンテナンス項目と言えるでしょう。

ブリジストンなどは販売店が多いので、販売店でメンテナンスしてもらうことも可能ですが、自分でできるようになっておくほうが安心です。

ブレーキ調整やメンテナンスは自転車運転者の義務?

ブレーキのついていないピストバイク(ノーブレーキピスト)で公道を走ることは、道路交通法で禁止されています。

ブリジストンでもピストバイクは販売されていますが、トラック競技専用車であり、一般公道で走行できないことが明記されています。

それと同じように、ブレーキがついていても、整備不良でしっかり動作しない自転車に乗ることも禁止されています。

これが守られていない場合は、5万円以下の罰金を科せられます。

このように、自転車に乗る以上は、ブレーキ調整やメンテナンスを行い、正常に働く状態にしておくことは、法律に定められた自転車運転者の義務と言えます。

自分自身でブレーキ調整やメンテナンスができない場合は、購入店に依頼しましょう。

ブリジストン他、多くの自転車で採用されているリムブレーキ調整方法

リムブレーキの中の、キャリパーブレーキと呼ばれるブレーキが現在主流となっています。

ブリジストンの自転車でも、ロードバイクの前輪後輪、シティサイクルの前輪に使われています。

ブレーキレバーを握ることにより、ワイヤーが引っ張られ、アームを動かして、ブレーキシューがホイールのリム部分を挟み込んでブレーキをかけています。

ブレーキの効き過ぎ、もしくは効きが悪いときには、ワイヤーのテンションを締めたり緩くしたりすることで、ブレーキ調整を行います。

ブレーキレバーとワイヤーの接続部分には、アジャスターボルトと呼ばれるネジがついています。

このアジャスターボルトを緩めるとワイヤーが緩められ、ブレーキの効きを緩くし、アジャスターボルトを締めるとワイヤーが締めつけられて、ブレーキの効きを強くします。

アジャスターボルトの調整だけでは足りない場合には、アームとワイヤーの接続部分で調整します。

こちらは、ネジでワイヤーを挟む形になっています。

一旦ネジを緩め、ラジオペンチ等でワイヤーを掴んで引っ張り、再びネジを締めることで、ワイヤーを強く締められ、ブレーキの効きを強くできます。

ブリジストンの説明書によるメンテナンス時期の目安

ブレーキ調整をしたら、併せてブレーキのメンテナンスを行いましょう。

自転車の前に立って、実際にブレーキレバーを握ったときに、どういう動作をするのかをチェックしておくと、メンテナンスが必要な部分がわかりやすくなります。

●注油

説明書には、1~2ヶ月に1回程度注油するようにと書かれています。

レバーを握ったときに動く可動部分を観察し、部品同士がこすれている部分に注油して下さい。

注油後にレバーを何度か握ると、動作が滑らかになります。

注油の際は、ブレーキシューとシューと接触するリム部分には、絶対に油がつかないようにして下さい。

この部分に油がついていると、油で滑ってしまい、ブレーキがかからなくなってしまいます。

●ワイヤー

ワイヤーは、内部のインナーワイヤーを保護するチューブに包まれています。

チューブが破損していると、そこから水が入り込み、ワイヤーが錆びてしまい、ブレーキの効きが悪くなってしまいます。

チューブが破損していたら、交換が必要です。

ブリジストンのホームページによると、ブレーキワイヤーは消耗品であり、2年に1度は異常が無くとも交換するように書かれています。

●ブレーキシュー

表面に小石や金属の破片などがついていないかを確認します。

また、すり減って溝が無くなっていないかをチェックしましょう。

説明書では、溝が1㎜以下になったら交換が必要となっています。

ブリジストンの自転車の後輪に採用されているローラーブレーキ調整方法

ブリジストンの自転車に限らず、シティサイクルの多くの後輪に、ローラーブレーキが採用されています。

以前は、バンドブレーキというシステムが使われており、「キーキー音」や雨に濡れると制動力が落ちるという欠点がありましたが、ローラーブレーキではこれらの欠点は改善されています。

ローラーブレーキ調整は、前述のリムブレーキと同様に、アジャスターボルトを回してワイヤーのテンションを調整します。

ローラーブレーキは、ほとんどメンテナンスを必要としませんが、金属同士の摩擦によって制動がかかるため、定期的に専用のグリスを注入する必要があります。

ローラーブレーキから音が鳴るときや、ブレーキが効き過ぎるときなどは、グリスを注入すると改善します。

グリスの注入用の穴のキャップを外して、グリスを注入します。

少し入れづらさを感じるかもしれませんが、初心者でもできる作業です。

どうしても不安でしたら、工賃はかかりますが、購入店などでも注入してくれます。

自転車事故を起こしてしまったらどうなる?

警察庁の統計によると、平成29年には9万件以上の自転車関連事故が起きています。

自転車関連事故による死者は、474人。

毎日、1人以上の人が亡くなっている計算になります。

これらの数字から、決して他人事ではないことがわかるでしょう。

自転車事故のリスクには、まず自分自身の怪我があります。

大怪我をして入院することになったり、亡くなってしまう場合もあります。

また、他人に怪我をさせてしまった場合や、亡くなってしまった場合は、莫大な賠償を課せられる可能性もあります。

さらに、重大な後遺症が残る大怪我や死亡させてしまった場合の賠償金は、数千万円請求されることも珍しくありません。

こういったリスクを考えると、事故を起こさないことが何よりです。

ルールを守ること、自転車のブレーキ調整をはじめとしたメンテナンスが重要です。

そして、万が一事故にあってしまった場合に備えて、保険に加入しておくことも大事です。

自治体によっては、保険加入が義務づけられているところもあります。

ブリジストンサイクルやパナソニック、ヤマハなど購入者向けの保険を用意している自転車メーカーもありますので、購入時にはお店の人に聞いてみましょう。

ブレーキの知識を身につけ事故を防ぎ、自転車を安全に楽しもう!

自転車に安全に乗る上で、最も重要な機能であるブレーキ。

普段はブレーキについてあまり気にせずに、自転車に乗っている方も多いのではないでしょうか?

自分自身やまわりの人達を守るためにも、正しい知識を身につけ、ブレーキ調整やメンテナンスを行って、より安全に楽しく自転車に乗りましょう。