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mtbのフロントフォークはメンテナンスをしないと大変!

2018.8.25

mtbのフロントフォークには、「サスペンション」という衝撃吸収の為の機能が付属している事が多いです。

オフロードを走るmtbにとっては無くてはならない物ですが、定期的にメンテナンスをしなければ性能は維持できません。

隠れている部分が多いので分解しなければならず、厄介なイメージかもしれませんが、実際にはどうなのか確認してみましょう。

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mtbのフロントフォークの構造

まず「フロントフォーク」や「サスペンション」と聞いてもピンとこない方もいるともいますので、構造からお話します。

フロントフォークはハンドルと前輪を繋ぐパーツで、脚が2本に分かれており、前輪をまたぐ様な形で装着されています。

ハンドルを左右に振れるのはフロントフォークのおかげであり、「フォークコラム」という胴体に当たる部分は、回転軸の役割を果たしています。

サスペンションは主にmtbに装着されている物で、地面からの衝撃を吸収する機能です。

フロントフォークの脚の部分に装着されているのが「フロントサスペンション」で、多くのmtbに取り付けられています。

フレームの後ろの部分にもサスペンションが装着れている場合は「フルサスペンション(フルサス)」と呼び、フロントのみの物は「ハードテイル」と呼びます。

高級な物やレース仕様であればフルサスも多くなりますが、一般ユーザー向けの市販車はハードテイルの方が多くなります。

そして、フロントフォークの脚の部分は外に剥き出しなので、劣化が早くなります。

また、サスペンションの機構はアウトチューブで守られてはいますが、完全に密閉されているわけではありません。

その為、雨水や泥などが侵入してしまうので、中が腐食してしまう事もありますので定期的にメンテナンスが必要になります。

mtbのフロントフォークでメンテナンスが必要な箇所

mtbのフロントフォークのメンテナンスは、サスペンション以外にも必要な箇所があります。

前項でもお話した様に、フロントフォークには回転軸としての役割があります。

自転車は回転力が前に進む為の動力になるので、ペダル、クランク、車輪のハブなど回転する箇所に回転軸が内蔵されています。

そして、回転軸には、スムーズに回す為の受けになる「ベアリング」というパーツがセットになります。

また、軸とベアリングは当たり合う事で摩耗しますので、それを防ぐために粘度の高い潤滑油である「グリス」を挿す必要があります。

しかし、ベアリングの装着されている部分が必ずしも密閉性が高いかと言えばそうでは無く、走行中の衝撃や水分が混入してしまうのでグリスは抜けやすいです。

その為、定期的にグリスを挿す必要があります。

フロントフォークは回転体ではありますが、動力に直接関わる部分では無いので、グリスアップを忘れがちです。

ですから、サスペンションのメンテナンスを行う時に一緒に行うと良いでしょう。

フロントフォークの分解に要確認なのが「ステム」

mtbのフロントフォークのメンテナンスですが、フレームに固定されたままでは出来ませんので分解が必要になります。

また、サスペンションは種類がありますので、それによって分解方法や使用する工具も違います。

今回は最も普及しているタイプのサスペンションのメンテナンス方法を紹介しますが、分解をする前に、必ず自分のmtbに合うかどうかの確認をして下さい。

まずは、フロントフォークをフレームから外しますが、現在のmtbはほとんどが「アヘッドステム」というパーツを採用しています。

「ステム」はハンドルをフレームに固定する為の物ですが、旧来は「ノーマルステム」が採用されていました。

フロントフォークのフォークコラムの中にステムを突っ込んで固定する方式ですが、ママチャリは今でもこのノーマルステムです。

しかし、スポーツバイクではハンドルに大きな衝撃が加わる為、ノーマルでは固定力に不安があります。

そこで、開発されたのが「アヘッドステム」で、フォークコラムにステムを通して横からボルトでがっちり固定します。

この事で固定力も強くなりますし、ステムを小さくする事が出来て軽量化が図れたので、現在はほぼアヘッドステムになっています。

mtbのフロントフォークメンテナンス方法

それでは、mtbのフロントフォークのメンテナンス方法を紹介していきます。

まずは、車輪のクイックリリースを緩めてホイールを外します。

ホイールを外したら、フロントフォークに付属しているブレーキやその他のパーツも全て外します。

次に、ステム上部にあるトップキャップ上のボルトを六角レンチで緩めますが、ボルトは外さず緩めるだけにして下さい。

ボルトをトップキャップごと引き抜いたら、ステム側面の固定ボルトを交互に緩めます。(外さない)

ハンドルごとステムを抜き取ると、ハンドルの高さを調節する為のスペーサーを始めいくつかのリング状のパーツが付属しています。

それらは組み直す時に間違えない様に、外した順番通りに並べておくか、元の姿を画像に残しておくと良いでしょう。

あとは、フォークコラムの根元を持って下に引き抜けばフォークがフレームから外れます。

mtbのサスペンションのメンテナンス

mtb本体からフロントフォークが外れたら、次はいよいよサスペンションのメンテナンスに入ります。

今回は多くの完成車に付属している、「SR SUNTOUR(エスアール・サンツアー)」というメーカのフロントフォークを参考にします。

まず、サスペンション上部のトップキャップを外しますが、ここは被せてあるだけなのでマイナスドライバーか何かでこじれば外れます。

外した中に入っているナットを外すと、中からサスペンションの機構を取り出せるのですが、このナットが普通のレンチでは外れません。

専用のソケットが必要ですので、【SR SUNTOUR(SRサンツアー) MTB アロイトップキャップボックスレンチ】で検索すればいくつかのサイトでヒットします。

27㎜のものが合う様ですので用意して下さい。

また、ソケットだけでは回せないので、下記の様なラチェットハンドルも用意して下さい。

【SK11 :コンパクトラチェットハンドル SRH3CH 差込角:9.5mm】

この2つが揃ったら、ナットを外してアウターからサスペンションの機能が外せます。

外したパーツは、前項で取り外したリング状のパーツと一緒に、パーツクリーナーで洗浄します。

あとは、各所をグリスアップしますが、特にサスペンションのスプリングは入念に行って下さい。

スプリングが錆びたり腐食して、折れてしまったら大きな事故に発展する可能性もありますので。

mtbのフロントフォークのメンテナンスはショップに頼む方法もある

mtbのフロントフォークのメンテナンス手順を説明しましたが、分解が伴うので難しいと思われた方も少なくないと思います。

しかし、部品の数がそれほど多くありませんので、根気よく行えば作業自体はそこまで難しくはありません。

少し触れましたが、サスペンションは中に水がたまってしまう事があり、それが原因で腐食して折れるという事がありますので、定期的に行う必要があります。

また、完全にオーバーホールしてもらうなら、自転車屋さんに持ち込んで作業してもらうのも良いでしょう。

種類によって工賃も違いますが、どのショップでも5,000円までは掛からないという情報です。

ハンドルのガタ付きや、ベアリングの玉当たり調整なども行ってくれますので、一度もメンテナンスをした事が無いのならやっておきましょう。

サスペンションは特に入念にメンテナンスをする

今回はmtbのフロントフォークのメンテナンスについてお話しました。

忘れてしまいがちになる箇所ですので、ぜひこれを機に見直して頂けたらと思います。

特にサスペンションは、錆や腐食が起こりやすくメンテナンスが不可欠ですので、必ず行うようにして下さい。

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