自転車が新品なのに傷ついている!?傷のチェック法と対処法

皆さんは、買ったばかりの新品の自転車にも関わらず傷がついていた、という経験はないでしょうか。

このような場合、「買ったばかりのハズなのに……」と気落ちすることもあるかと思います。

やはり誰でも傷がつくのは嫌ですよね。

今回は、どういう場面で自転車に傷がつきやすいのか、また傷がついてしまった場合は、どういう対処をすればいいのかをご紹介していきます。

また、新品の自転車を選ぶ方法も一緒にご紹介していきましょう!

傷が目立ちにくい自転車を購入しよう!

自転車は長く乗っていると、確実に傷がついていくものです。

ただ、新品の自転車に傷がつくのは、やっぱり嫌ですよね?

ですので、一つの方法として自転車の傷が目立ちにくい自転車を購入する、という方法があります。

特に、シルバーの自転車は傷が目立ちにくいです。

この辺りは車と同じです。

傷がついてしまっても、最悪そこまで目立たないというのがシルバーのメリットですね。

さらに、クリアスプレーや錆び止めスプレーをかけると、シルバーはテカりが強くなるので、細かい傷などは全く目立たなくなります。

ですので、シルバーの自転車をご購入の際、もし傷が気になるようでしたら、クリアスプレーなどを使用して、綺麗にしてみてください。

また、赤や黒、白といった自転車は傷が目立ちやすいということも、合わせて覚えておくといいでしょう。

それから、黒に関しては、非常に色の塗りやすい自転車になります。

黒は、ペンキ等でも塗るのが楽ですので、傷がついた場合などのことを考慮して黒を購入してもよいかもしれません。

新品でも買う前の傷のチェックを怠ってはいけない!

新品の自転車に、傷がついていると誰でも嫌ですよね?

もちろん、自転車屋さんもあえて傷がついているということを隠すようなことはしないでしょうが、それでも気がつかないという場合もあります。

そこで、傷がついていないかを購入前にチェックするのもいいでしょう。

ここでは、店頭に並んだ自転車のどこに傷がつきやすいかをご説明します。

まずは、ハンドル周りです。

ハンドルは自転車を並べる際に、余分にスペースを取らないといけません。

そのため、車体等は別の自転車に当たっていなくても、ハンドル同士が当たって擦れる場合があります。

そのときに、擦れた傷がついてしまう可能性があります。

このことから、ハンドル周りを注意深くみてみるとのもいいかもしれません。

次に、チェーンカバーとカゴです。

この二つは、自転車が倒れたときに傷がつきやすいです。

ですので、ここもチェックのポイントになります。

それから、他にも細かいところでいうと、泥除けも確認した方がいいかもしれません。

新品の自転車は傷がどのタイミングでついたのか?

自転車は長く使っていると、必ずどこかに傷がついてしまいます。

しかし、新品で購入した自転車に傷がついてしまうと、ガッカリしてしまいますよね?

ですので、傷がついてしまう原因をまず特定しなければなりません。

その原因を、意識的に避けることで、傷つくことを避けることができます。

では、自転車はどのようにして傷がつきやすいのか、をご説明します。

自転車のフレームに傷がついてしまう理由は、無数にあります。

だた、やはり多いのは自転車を倒してしまうことです。

特に走っている最中に倒れてしまうと、相当な傷がつきやすいです。

まずは、この原因を一番に減らしましょう。

新品ですので、基本的に不良がない限りは、自転車を倒してしまう原因は自転車に乗っている本人自身です。

気をつける部分としては、やはり対向車や道路の状態など、周りをよく見て自転車に乗ってください。

つまり、安全運転ですね。

これは非常に大事なことです。

次に、自転車置き場で倒れてしまっているケースですね。

これは、台風のときや風が強いときに起こります。

ただ、実は自転車が地面にぶつかることでできる傷よりも、他の自転車に覆いかぶさられてできる傷のほうが、フレームにつきやすいです。

ですので、まず対処法として風の当たりにくい場所に置くことです。

単純ですが、最も効果的ではあります。

それから、自転車が密集していないところに置くことですね。

他の自転車が、倒れてこない位置に自転車を置くのをオススメします。

また、風向きを考えるというのも一つ方法です。

自転車置き場の向きの問題がありますので、難しいかもしれませんが、横面に風が当たるよりは風が自転車に縦に当たるほうが、倒れにくくなります。

少し意識をしてみてください。

この二つの原因が、やはり最も自転車に傷がつきやすい原因になります。

しかし、この二つに覚えがなくとも、自転車に傷がついている場合があります。

それは、自転車を運ぶときにできる傷です。

例えば、遠くの自転車屋さんで自転車を購入する場合、車を使用して積むという方も多いかと思います。

この積む際に、車のどこかに当たって傷がつくというパターンもあります。

トランクに積む際などは、特に注意して積んでください。

もし可能なら、購入した時点で埃避けのカバーのような物や、段ボールなどでフレームを保護している場合があります。

これらを店舗で外さずに、トランクに積むというのも、一つの対処法になります。

さて、もし傷がついてしまった場合、どんな対処法があるのでしょうか。

次からは、傷がついてしまった対処法についてご説明します。

自転車の傷への対処法!交換編

新品の自転車に傷がついてしまった際、対処法としては二つあります。

まずは、そのうちの一つとして交換を行う方法があります。

これは、フレームの傷ではなく、あくまで部品に傷がついた場合になります。

泥除けや、サドル、カゴなどは交換できますので、交換を望む場合は、交換してしまいましょう。

ただ、新品の自転車なのに部品を交換をするのは嫌ですよね?

お金もかかりますし、何よりもったいない気がしてしまいます。

ですから、目先を変えてみましょう。

どうせお金を払うのですから、同じ物に交換するのではなく、おしゃれなタイプの物を探してつけてみてください。

また、サドルには、サドルカバーがあります。

ネット通販などで探してみると、色んな色合いの物が販売されていますので、好みの物が見つかるかもしれません。

しかし、やはり「購入した自転車からさらにお金がかかるのは嫌だな」と思う方もいらっしゃると思います。

そんな方には、自転車の塗装をオススメします。

塗装といっても、そんなに難しい塗装ではありません。

次は、誰にでもできる塗装についてご説明します。

自転車の傷への対処法!塗装編

新品の自転車に傷がついた場合、塗装をオススメしますが、ここでご紹介しますのは、本格的な塗装ではありません。

全て、ホームセンターで購入できる物で、対処します。

ホームセンターで購入するのは、まずスプレータイプのペンキです。

自転車の色に合わせて、ご購入ください。

また、自転車の色に合ったスプレーがない場合は、色を作る必要がありますので、複数のスプレーをご購入ください。

基本的に、ホームセンターでご購入できる色は、シルバー、黒、白、赤、青、緑、黄色くらいです。

しかし、例えば購入した赤のスプレーと、自転車の赤の色味が少し違う場合があります。

そのため、色の調整をするために、黒や白もご購入されると綺麗に塗装できる可能性が上がります。

それから、筆です。

この筆は絵を書く際などに使用する筆が一番適しています。

最後にシンナーです。

ペンキ、筆、シンナーの三つがありますと、自転車の塗装ができるようになります。

一応、他のオススメとして、ペットボトルのフタがあればやりやすくなりますので、もしあればご準備ください。

自転車の塗装をするにあたって、まず該当の色のペンキをそのまま自転車に噴きかける方法があります。

ただ、これはあまりオススメしません。

多くの量を噴きかけると、ペンキにダマができますし、タイヤなどにペンキが飛ぶ可能性もあります。

特に、タイヤにペンキが飛ぶのはあまりよいことではないです。

そこでオススメなのが、ペットボトルのフタを使う方法です。

まず、ペットボトルのフタを逆にして、へこんでいる側を表にします。

その、へこんでいる側をパレットとして使用します。

つまり、そこにスプレーを噴きかけて、色の調整を行います。

また、色の調整をしない場合もペットボトルのフタをご利用して、塗ってください。

次に、筆にシンナーをつけます。

シンナーの缶のフタを開けて、筆の毛の部分を缶にいれて、べったりとつけてください。

そして、べったりとつけたあと、必ずシンナーを切ってください。

あまりにつけると、筆にペンキがつきにくくなる為です。

あとは、単純に筆を使って色を塗っていきます。

この方法ですが、色を塗ったとしてもやはり僅かな違和感は出ます。

しかし、見栄えは相当よくなります。

また、簡単な塗装なので、日が経てば剥げてくることもあります。

その際はもう一度塗り直してください。

さて、次は新品とはいかないまでも、中古で綺麗な自転車を購入した場合のケースをご紹介します。

新品でなく中古品の自転車の場合

新品の自転車ではなく、中古の自転車を買う場合は傷が少なからず、ついていることでしょう。

そのため、傷がどのくらいついているのかをチェックしましょう。

中には、中古品の自転車といえども、新品のような見た目の自転車はあります。

そのような自転車は、割と簡単な塗装やクリアスプレーを塗って綺麗にしていることが多いです。

そのため、案外簡単に塗装が剥げるというケースがあります。

その場合を考えて、まずは店舗の店員さんに傷があったか等を聞いてみてください。

もしくは、スプレーなどで塗装している場合は、見た目で大体わかります。

異様にテカっている場合や、色に若干のムラが出ている場合が、塗っているパターンになります。

スプレーなどで、綺麗になっている状態でも納得できるなら、ご購入を考えてみてもいいかもしれませんね。

新品の自転車に傷をつけないように気をつけることが大事

傷を気にする方は、新品の自転車を購入した後に、傷をつけないようにすることが大事です。

最も簡単な方法は、安全運転です。

毎日に、気をつけて乗っていれば、傷はつきにくくなります。

また、女性の場合は、ヒールではなくスニーカーなどで乗ることをオススメします。

ヒールの先に当たって、傷ができてしまうケースもありますので、ご注意ください。

傷は必ず、できてしまうものです。

しかし、少しの注意で少なくすることができます。

少しだけ意識してみてください。