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ビアンキのロードバイク「ヴィアニローネ7」の実力は?

2018.4.2

これからロードバイクを始めようという人は、どのメーカーのバイクを選んで良いのかを考えると思います。

イタリアの老舗ブランドである「ビアンキ」は、初心者の方が最初に選ぶ事が多いと言われています。

特に、ビアンキの最廉価モデルである「ヴィアニローネ7」は、ビアンキと長く付き合っていきたいと思える魅力が詰まっています。

今回は、そんなビアンキのヴィアニローネ7についてお話します。

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ビアンキのロードバイク「ヴィアニローネ7」の由来

ビアンキの【ヴィアニローネ7(VIA NIRONE 7)】の製品名は、創始者であるエドワルド・ビアンキが最初にオープンしたお店の場所に由来しています。

お店の場所がイタリアミラノの「ニローネ通り7番地」、いわゆる1号店の名前が付けられたロードバイクという事になります。

ビアンキは1970年代に会社組織が消滅し、現在は1つの自転車ブランドになっているので、創始者のスピリッツが薄れつつあると言われています。

しかし、原点の場所の名前をロードバイクに残す事で、その魂を受け継ぐこだわりが見えます。

ヴィアニローネ7は不動のロングセラーとなっており、ビアンキを代表するロードバイクの1台でもあります。

2018年モデルの仕様は、アルミフレームにカーボンフォーク、シマノのコンポグレード別に3機種がラインナップされています。

ビアンキのジャンル分けでは、長距離向きの「エンデュランスモデル」に位置付けられています。

しかし、適度にレーシーな仕様も盛り込まれており、オールラウンダータイプと言っても良いでしょう。

エントリーグレードのロードバイクの特徴

ビアンキのロードバイク「ヴィアニローネ7」(以下「ニローネ」と表記)は、ビアンキのロードバイクの中では最廉価のエントリーグレードになります。

エントリーグレードのロードバイクは、文字通り初心者の方が最初の1台に選ぶ事を想定されています。

その為、多少荒っぽく扱っても丈夫で簡単に修理がきく、アルミ素材がフレームに使用されます。

また、扱いやすさを重視するので、ロードバイク特有と言える前傾姿勢が、あまり深くならない様なフレームの形状になっています。

ただし、ニローネはレーシーな仕様も盛り込まれているので、少し前傾姿勢がキツめかもしれません。

また、価格を抑えなくてはならないので、組み合わされているパーツもそれなりのレベルになります。

そこで良く議題に上がるのが「コスパ」という言葉で、日本語では「費用対効果」といいます。

価格の割に高性能であれば、コスパが高いという事になりますが、ニローネについては後ほど検証してみます。

ビアンキ「ヴィアニローネ7」の特徴

今回は、ビアンキのロードバイク「ヴィアニローネ7」を紹介しています。

ここからは、スペックを確認しながらニローネのコスパについて考えてみます。

ニローネの2018年モデルは、シマノのコンポ別に分かれています。

リア10速の「ティアグラ」搭載が13.5万円のハイエンドモデル、以下9速「ソラ」が12万円、8速「クラリス」が10.5万円となります。

いずれもフレームは同じで、コンポ以外のパーツも同じ物が使用されています。

エントリーグレードながら、上位モデルに採用されている「ケブラー繊維」という衝撃吸収材が、フロントフォークとシートステイに挿入されています。

ケブラー繊維はカーボンの数倍の吸収力を持つと言われており、衝撃を吸収できるほかタイヤと路面との接地感を高める効果もあります。

その為、ペダルを漕いだ力を無駄なく路面に伝達するので、スピードも期待できる仕様です。

サドルも割と柔軟性のあるタイプなので、路面追従性の良さを考えると乗り心地が良いロードバイクであると言えます。

ヴィアニローネ7のコスパはどうか~ホイールが気になる!

スペックを確認しながらニローネのコスパについて考えていますが、組み合わされているパーツだけで判断するならコスパは高い方でしょう。

「フィジーク」のサドル(8,000円相当)、「FSA」のヘッドパーツ、「ヴィットリア」のタイヤなど、その分野で優れたメーカーのパーツを使用しています。

また、この価格帯でシマノのフルコンポというのも悪くありません。

ただし、ホイールだけはレベルを図りかねます。

ニローネのホイールはビアンキかOEM先のメーカーかは分かりませんが、「手組みホイール」です。

手組みホイールは、単体で販売されている部品を組み合わせて作るホイールの事です。

一方、市販されているホイールは「完組みホイール」といいます。

そのホイールが最高の性能を発揮する為に、部品も専用設計になっています。

その為、手組みホイールよりも完成度が高いですが、その分高価にもなります。

ニローネのホイールは、決してひどいレベルの部品を組み合わせて出来ているわけではありませんが、完組みには劣ります。

ロードバイクのエントリーグレードではどのメーカーも手組みホイールが多いので、ビアンキに限った事ではないですが、気になる点ではあります。

ヴィアニローネ7のインプレ

この後紹介しますが、ビアンキにはコスパに優れているロードバイクが他にもあります。

それと比べるとニローネはそこまで特筆するほどでは無いですが、コスパが低いわけではありません。

私は、ニローネユーザーではありませんが、知人に借りて何回か乗った事があります。

その際の感想としては、乗りやすさとスピード感が上手くミックスされているなというものでした。

アルミらしいシャキッとした硬めの乗り心地なのですが、振動吸収の良さからか嫌な硬さではありません。

また、30㎞/h程度のスピードは出したと記憶していますが、維持に苦労する事もなく割と楽に巡航出来ました。

その事もあり、インプレなどでエントリーグレードにしては剛性が高いという評価が多いのも納得しました。

私が友人から借りたニローネは、パーツが初期装備のままでした。

しかし、ホイールやタイヤのレベルを上げればエントリーグレードには収まらない、もっと上のレベルの走りが出来るフレームと感じました。

ビアンキのロードバイクに2018年革命が!

ビアンキの2018年のロードバイクに、今までに記憶が無い様な価格設定の物が登場しました。

カーボンフレームの初心者モデルである【SEMPRE PRO(センプレプロ)】に、驚きの10万円台前半の完成車が加わりました。

センプレプロは今でこそエントリーグレードですが、かつてはプロチームに機材として提供されていたフレームでもあります。

そのセンプレプロに、2018年シマノの「ソラ」搭載モデルが加わったのです。

コンポ以外のパーツもニローネと同じくらいのレベルですから、エントリーの域は出ませんが、フレームがカーボンというだけで一考の価値ありです。

ジオメトリを見てもほぼニローネと同じですから、オールラウンダーとしても幅広い用途に使えます。

カーボンフレームは繊細な為、扱いが難しいところがあります。

しかし、この価格であれば荒っぽいとまでは言いませんが、アルミ並みに大胆に乗りこなす事が可能です。

昔からのビアンキファンには、「大衆化しすぎている」と批判の声もある様です。

しかし、個人的にはかつてプロが使ったフレームに手ごろな価格で乗れる事を、素直に歓迎したいと思っています。

ニローネは良いフレームです!

今回はビアンキの「ヴィアニローネ7」を取り上げてみました。

コスパは価格相応といったところですが、バランス良くまとまったフレームなので、ロードバイクの醍醐味を十分に味わえるはずです。

ホイールやタイヤにはカスタマイズの余地がありますので、自分なりの1台に仕上げていく楽しみもありますね。

 - Bianchi, メーカー, ロードバイク