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mtbをロード仕様にするために必要なカスタマイズとは?

2018.2.13

近年は、スポーツ自転車がブームになっていますので、バイクの種類を超えたカスタマイズも多くなってきました。

mtbをロード仕様にするためにドロップハンドルにしてみたり、逆に、ロードに太いブロックタイヤを履かせたりします。

その中でも、今回は特に要望が多い、mtbのロードバイク化について考えてみます。

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mtbのメリットはロードバイクのデメリット

スポーツ自転車は用途を前提にして開発されており、それぞれの特徴に表れています。

例えば、ロードバイクはロードレースの機材として開発されたものですから、スピードの維持や、長時間走行に適した特徴を持ちます。

一方、mtbは山道や砂利道に対応することが目的なので、安定感や車体の制御しやすさが特徴になります。

共に、ママチャリのように生活の足としての考え方がないので、カゴ・泥除け・スタンドなども、最初は一切付属していません。

そして、この2つの自転車は相反するコンセプトがあるので、片方のメリットは片方のデメリットになってしまうことがあります。

例えば、ロードバイクの最大の特徴であるドロップハンドルは、mtbで悪路を走る場合には、ひとつもメリットがありません。

反対に、mtbの特徴であるゴツゴツとしたブロックタイヤは、土や砂にグリップさせてこそ、持ち味を発揮できるものです。

そのため、舗装された道を走ることが多いロードバイクには、何の意味もありません。

しかし、これは用途が変われば、当然その限りではなくなります。

mtbを舗装路中心に走らせるのであれば、ロード仕様のタイヤにしても良いですし、スピードが出るようにドロップハンドル化を図ることも視野に入ってきます。

mtbをロード仕様に!ホイール編

上記のように、用途が多様化してくれば、種類を超えたカスタマイズは、いくらでも考えられます。

今回は、mtbをロード仕様にしていくことを考えていきますが、mtbのロードバイク化で求められるのは、何と言ってもスピードではないでしょうか。

mtbは頑丈で強固なフレームに、耐久性重視の重めのホイール、そしてブロックタイヤが基本ですから、正直スピードの要素はどこにもありません。

そのため、まずフレーム以外にスピードアップを図るとすれば、ホイールとタイヤです。
特にロードバイク用のホイールは、軽量で高性能なので、それだけでも大きく変わります。

しかし、これはハードルが高いと言わざるを得ません。

mtbのホイールのサイズは27.5インチが主流ですが、ロードバイクは700cというサイズが主流です。

サイズの単位すら違うので、理解不能かもしれませんが、ロード用のホイールの方が大きいので、クリアランスの問題が出てきます。

タイヤも細めのものに交換して使用している例を見たことがありますが、フレームにもよるので「可能だ」と断言できません。

ちなみに、29インチのmtbであれば、ほぼ同じ大きさなので、ロード用が使用できます。

しかし、もうひとつ問題があって、mtbとロードバイクでは「エンド幅」が違います。
簡単に言うと、ホイールを取り付ける場所の幅が、mtbの方が5mmほど広くなっています。

そのため、ロード用のホイールを使用するには、少々細工が必要になります。

また、mtbのハブとロードのリムで、オリジナルのホイールを作る手もあります。
いずれにしても、手間も費用も相当掛かることを、覚悟しておかなくてはなりません。

mtbをロード仕様に!タイヤ編

mtbをロード仕様にする際のホイールに付いて考えてみましたが、やはりハードルが高いですね。

その点、タイヤは選択肢こそ多くありませんが、27.5インチでも26インチでも一応サイズはありますので、気遣いが少なくて済みます。

また、タイヤはホイールと比べて安価なので、気楽にカスタマイズできるとも言えます。
ロードバイク用のスリックタイヤにするだけでも、スピードアップが望めます。

そして、ブロックに比べると細いタイヤが多いので、それもスピードアップに貢献してくれます。

今のロードバイク用のタイヤは、滑りにくいコンパウンドをしてますので、街中にあるちょっとした砂利道や泥道でも心配は要りません。

ノンブランドのものではなく、ある程度名の通ったメーカーのものならば、さらに安心と言えるでしょう。

mtbをロード仕様にするならギアも考えよう

mtbをロード仕様にすることを考えていますが、次はギアについて考えてみます。

mtbはスピードを意識しいていないので、ギア比が低い構成になっています。

山道などは勾配が、かなりきついところもあるので、思いっきり軽いギアにしないと登れません。
逆に、坂の下りでは、重いギアでないとスピードが出ません。

そのために、幅広く対応できるように、フロント3速が一般的です。
また、リアも相当軽いギアが付いているので、目一杯軽いギアが使えるようになっています。

一方、ロードバイクは急坂は想定外なので、思いっきり軽いギア比は考えていません。

しかし、スピードの維持は、重いギア比でなくてはいけません。

そのために、フロント変速は極端に軽いギアはいらないので2速ですが、トップに、より重いギアを搭載しています。

リアのスプロケットも、重いほうに比重が掛かっているギア構成のものが多いので、ギア比は当然重くなります。

そのため、mtbをロード仕様にすることを考えた場合は、前後どちらかのギアを重くしなければなりません。

フロントを3速→2速にするとローギアがなくなり、一気にギア比が上がってしまいますので、まずはリア側のスプロケットを換装するのがおすすめです。

フロント側は、高価なクランクセットの交換ということになるので、コスト的にもリアから手を付けるのが良いでしょう。

mtbをドロップハンドルにしてみるのは?

mtbのロード仕様を考えていますが、次はハンドルについてです。

ハンドルを交換する意味は、前傾姿勢を今よりも深くすることと、持ち手を増やすことです。

その意味からいくと、選択肢は限られてきますが、カギはシフト・ブレーキ一体型レバーを使うかどうかです。

一体型レバーを使いたいのであれば、ほぼドロップハンドル一択です。

ドロップハンドルなら、前傾姿勢が深くなってスピードは増しますし、持ち手が増えることで、長時間走行でも疲労が分散できます。

ただし、まずブレーキは、確実に交換となります。

ロード用のレバーはキャリパーブレーキの引き代を基準としているので、mtbのVブレーキやディスクブレーキを引くことはできません。

そのため、フレームの形状にもよりますが、一体型レバーで引けるのは、キャリパーかカンチブレーキなので交換をします。

また、一体型レバーはmtb用のフロントディレイラーを操作できませんので、ここも交換が必要です。

mtbをロード仕様にするための注意点・まとめ

さて、ここまでmtbをロード仕様にすることを考えてきましたが、最後にまとめておきたいと思います。

◎ホイール

今のmtbが29インチなら、そのままロード用ホイールが適合。
26インチ、27.5インチに関しては、細いタイヤ仕様で可能「かも」しれない。

ハブに5mmのスペーサーを噛ますか、mtbのハブにロード用のリムでホイールを手組みする。

◎タイヤ

選択肢は少ないが、サイズはある。
スリックタイヤを選択する。

◎ギア

重いギアを持つ必要がある。
フロントは、2速にすると変化が大きいので、最初はリアから換装していく。

リアのスプロケットの方が、フロントのクランクセットより断然安価なので、コスト的にも吉。

◎ドロップハンドル

一体型レバーを使用する。
カンチブレーキかキャリパーブレーキに交換が必要。

フロントディレイラ―も交換する。

以上が、今回お話させていただいた内容のまとめです。

スポーツ自転車のカスタマイズは、ひとついじると連鎖的に換装が必要になります。

特に変速機周りは連動性が強いので、慎重に確認しながら行ってください。

mtbをロード仕様にするのは一筋縄ではいかない

今回は、mtbをロード仕様にすることを考えてみました。

本音を言えば、最初からハードルが高いと思って、始めていただきたいと思います。

特にホイールなどは無理がありますので、どちらかと言えば、強行突破に近いようなカスタマイズです。

まずは、一番手軽なタイヤから始めて、徐々に時間を掛けながら行ってみてください。

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