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自転車と歩行者の正面衝突などによる事故の過失割合は??

2017.6.8

自転車同士、自転車対歩行者、車対自転車など、様々な状況で事故が多発しています。

正面衝突のような大事故を防ぐために、まずは交通ルールを復習しましょう。

自転車は車道のどこを走るのか、歩道通行は可能なのかなど、ご説明します。

他にも、事故が起きてしまった場合の過失割合や、事故を防ぐために心がけたいポイントもご紹介していきます。

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危険な正面衝突!自転車事故は増加している!?

スポーツバイクの人気が上がるにつれて、自転車の事故も増加しています。
その背景には、一時的に歩道の走行が認められていたことが原因の一つになっています。

昭和40年代以前の日本では、自転車は車道を走るのが当たり前でした。
しかし、車が急激に普及し、車と自転車の事故が増加したことにより歩道の通行が認められたのです。

この対応は一時的なものだったのですが、そのまま歩道通行が定着してしまったのです。

それにより、今度は歩行者と自転車との接触事故が増加することになり、死亡事故や高度な障害が残る事故も発生してしまっているケースも発生してしまっています。

●自転車の歩道通行は危険!?

車道よりも歩道を通行する方が安全に感じる方が多いかと思いますが、実は逆で、車道を通行する方が自動車ドライバーからは認知されやすく危険が少ないんです。

また、歩道通行は、歩行者との衝突の恐れもあります。
自転車では車道を走りましょう。

●自転車同士の正面衝突に注意

歩道で自転車同士がすれ違う時も危険です。
どちらに避けていいか迷っているうちに衝突してしまう、なんて事態も起こり得ます。

特にスポーツバイクはスピードが出やすいので、ぶつかった時の衝撃は想像できますよね。
対向車が来たら、必ず減速しましょう。

自転車は車道のどこを通行すればよい?

前項では、歩道通行の正面衝突の危険性をお伝えしましたが、危険なのは歩道だけではありません。

自転車が一時停止をせず、脇道から大通りに飛び出してくるというケースもあり、車と自転車の事故が多発しています。

自転車は車体の幅がそこまでなく目立たないこともあり、脇道から止まらずに出てくると車の運転手がすぐに気づけず、事故になることもあります。

そして、出会い頭に衝突すると、車道側に倒れてしまうなどの2次被害を招く危険性もあります。
脇道から大通りに出る際は、減速し左右確認を欠かさず行いましょう。

●自転車は道路のどこを通行すればいいのか

自転車は車両なので、歩道と車道の区別がある道路では、基本的に車道を通行しなければなりません。
車道では、基本的に左側通行です。

障害物を回避しなければならないような理由もなく、右側通行をした場合は違反になります。
5万円以下の罰金、または3月以下の懲役となりますので注意しましょう。

歩道で自転車と歩行者が正面衝突!歩行者に過失はある?

ここからは、実際に事故が起きてしまった場合の過失割合についてご説明していきます。
まずは、自転車と歩行者の事故から見ていきましょう。

●歩道での事故

例外的に自転車の通行が認められる場合もありますが、原則として自転車での歩道の通行は禁止されています。
この場合、歩行者に何らかの違反がない限りは、100%自転車側の過失となります。
しかし、状況によっては、少しの過失相殺が発生することがあります。

歩行者と自転車が同一方向に進行していた場合です。

不自然な動きをすることなくお互いが進んでいて正面衝突いた場合は、基本的に自転車が歩行者に追突したものとされ、歩行者の過失相殺率はゼロとなります。

その理由は、自転車が気をつけていれば防止できたものとされてしまうためです。

しかし、歩行者がふらふらと歩いていたり、突然目の前に飛び込んでくるようなことがある場合は別であり、
10%程度でしょうが、過失相殺が発生する場合もあります。

この数値から分かるように、過失相殺が発生しても基本的に歩道は歩行者の通行する場所なので、多くは発生しないのです。

自転車で歩道を通行しなければならない時は、歩行者への声掛けや、減速を心がけましょう。

路側帯での事故!自転車と歩行者の過失割合は?

歩道に続き、次は路側帯での事故についてです。

●路側帯での事故

道路交通法では、歩行者と自転車の両者ともに路側帯の通行が許されています。
よって状況次第では、歩行者の過失がゼロではないケースもあります。

それでは、路側帯における過失割合は,どのようになるでしょうか。

日本弁護士連合会からの試案が公表されていますが、裁判所の判決例において方向性が未だ固まっておらず、2つの考え方に分かれています。

①路側帯は自転車も通行してくるということを前提にし、歩行者も注意しながら歩くこと
②歩行者優先を貫くこと

前者①は、歩行者と自転車の両者で過失相殺されます。
後者②は、基本過失相殺率は歩行者ゼロとなります。

どちらにしても、自転車は歩行者の安全を第一に考えて、優しい走行を心がけることが望ましいです。
歩道でも路側帯でも、歩行者と自転車の正面衝突などの事故が起こる危険性が潜んでいます。
自転車側は、歩行者の動きを予測した運転をしましょう。

正面衝突などの事故を防ぐために、心がけたいポイント

自転車と歩行者の事故の例や過失割合についてをお伝えしてきましたが、ここからは事故を防止するために心がけたいポイントをご紹介していきます。

事故なく安全に走行するには、どうしたらよいのでしょうか。

●交通状況の確認

自動車や歩行者の動き、信号の様子など、広い範囲の交通状況を観察しましょう。

自分以外にどんな人がいるのかを認識し、先を予測し起こり得る可能性を考えます。
そして、自分はどう動けば安全だろうかと判断することが大切です。

●減速を心がけて

危険を察知しても、スピードを出し過ぎていては回避できません。

突然目の前に歩行者が現れた場合は、正面衝突なんていう恐ろしい事態にもなり兼ねません。
また、高スピードにより、危険を見逃してしまう可能性もあります。

速度の速いスポーツバイクでは特に気をつけましょう。

知らない道や走り慣れない道でも、ゆっくり走行を心がけ、路面の状態や交通状況をよく観察しながら走るようにしましょう。

●危険を感じたら自転車から降りる

自転車に乗っていると、路面が滑りやすかったり、振動がひどかったり、狭い道でのすれ違いなど、ヒヤッとする場面に遭遇する時があります。

そんな時は、迷わず自転車から降りてしまいましょう。
無理な走行は自分だけではなく、周りも巻き込んでの事故に繋がります。

自転車で安全に走行するためのポイント

安全走行するための考え方についてご紹介します。

●人ごみは危険

歩行者優先の歩道や横断歩道では特に注意し、優しい走行をしましょう。

人ごみの中での自転車は大変危険です。
もし事故が起きてしまった場合は、100%自転車側の過失となると思っていた方がいいです。

歩行者を危険な目に遭わせないためにも、人ごみは避けて違う道を選択するか、自転車から降りて歩いて通行しましょう。

●自分の存在を他者に認識させる

自転車走行中に、自分の存在が自動車ドライバーや歩行者に認識されていないのはとても危険なことです。

正面から走行してきたなら気づきますが、背後からでは気付くのは難しいでしょう。

そんな時には、「音が鳴るアイテム」を持っていると役立ちます。
他には「リアライト」「反射板」など、夜や暗い場所で身に付けておくと、少しでも存在をアピールできます。
アイテムを活用して、音や光で自分の存在を目立たせましょう。

●自分から譲る
やはり、これが一番です。
相手に「譲る」心の余裕を持ちましょう。

自己中心的な走行は危険です。
歩行者、自転車、自動車の全てが譲り合って円滑な交通を目指していきたいものです。

歩行者の過失はゼロ

自転車と歩行者が衝突した場合、よほどの理由がない限りは歩行者に過失はありません。

歩行者がフラフラしていたり、突然とび出してきた場合も、自転車側が回避できたのではないかと考えるのが一般的です。

事故を防ぐためにも、スピードを出し過ぎない、人ごみでは走らないなど、日頃から安全に配慮した走行を心がけましょう。

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