自転車の荷物の固定にゴムが便利!積み方と使い方とは!?

長距離や買い物などで、荷物が増えてしまった場合、荷物の置き場に困りますよね?

そこで、荷物はゴムで固定してあげましょう!

今回は、固定するゴムの様々な種類をご紹介していきます。

また、荷物の積み方のコツも一緒にご紹介ますので、ぜひ参考にしてみてください。

自転車の荷物をゴムで固定しよう①

自転車でちょっとそこまでお買い物のつもりで出かけて、ついつい買いすぎてしまうことってよくありますよね。
そんなときは、前かごだけでは入らないなんてことありますよね。

そんなときにおすすめなのが自転車専用のゴム紐です。
100均等でも売っていますが、そこはお値段なりで劣化も早めです。

せっかく大切な荷物を固定するのですからもうちょっと出してしっかりしたものを買いましょう。
といっても何千円も必要なわけではありません。
ワンコインあれば十分です。

一本の紐のタイプであれば、最初はコツが必要かもしれませんが、多少でこぼこした荷物でもぐるぐるっと巻けてきっちり固定できます。

また、ネットタイプのものであれば使うのは簡単ですし、前かごや後ろかごの防犯にも役立ちます。
長さや大きさもいろいろですので、ネットショップで調べてみると良いかもしれません。

大きな荷物を固定せずに自転車を運転するのはとても危険です。

さほど場所をとるほどのものでもないので、自転車に乗るときはゴム紐を常備しておくのをおすすめします。

自転車の荷物をゴムで固定しよう②

自転車の荷物を固定する為のゴム紐として、よく売られているのはバンジーコードと呼ばれているものです。

バンジーコードにもいくつか種類があります。
その中でも両端にフックのついたものはよく目にします。

他にはリング付のものスパイダーゴムという鎖状になっているゴムもありますが、これらはなかなかお店で見かけることはありません。
欲しい場合はネットで探すとよいでしょう。

荷物を固定するゴムを購入する際に気をつけたいのは、そのゴムがどのくらいの長さまで伸ばして使用できるかということです。

商品によって伸ばせる限界が違いますが、商品の質が良いものだと通常より、1.7倍の長さで使用することができるものもあります。

長さの基準は、商品情報として調べていると出てくると思いますので、普段自分が持ち歩くもの、または自転車の荷台に載せるであろうものを想像してみましょう。

そうすることによって、どの長さのゴム紐が必要なのかが分かるはずです。
フック付のバンジーコードであれば、紐を引っ張り出して長さを調整することができます。
迷ったときには少し長めのものを選ぶとよいでしょう。

また、ゴム紐の部分は布で覆われていますが、フックが鉄製でなかったり直接ゴム紐が見えていたりするものは劣化が早くなるので避けたほうが無難です。

自転車の荷物を固定するゴムはこんな使い方も!

自転車の前カゴを二重にするというアイデアをする人もいます。

どういうことなのかと疑問に思われるかもしれませんが、いたってシンプルに同じ形の前カゴをすでに取り付けてある前カゴに重ねておくだけです。

普段乗るとき、荷物が少ないときは二重に重ねたままで使います。
買い物などで前カゴに入りきらないほど荷物が増えてしまった場合に、重ねておいた前カゴをはずし、後ろの荷台にゴム紐で固定します。

あっという間に前にも後ろにもカゴがついた自転車に早代わり、運べる荷物が増えるというものです。

とても面白いアイデアですね。

このアイデアを実行するには後ろに荷台がついていることと、同じ形の前カゴが手に入れられることという条件がありますが、普段は普通の自転車として乗れるというのが魅力的です。

また、後ろカゴを固定でつけてしまうと、形がいびつな物やカゴに入りきらない大きさのものを運びにくいという難点がありますが、このアイデアは見事にその難点も解決しています。

ゴムだけじゃない!自転車の荷物を積むのに便利なバッグ

ゴム紐だけが自転車に荷物を積む方法ではありません。
キャリアバッグというものを使う方法があります。

バッグというだけあって、布やナイロン素材のものが多いですが、基本的には防水加工されており、荷台への取り付けも簡単にできるようになっています。

また、荷物を小分けにできるポケットがついていたり、取り外すとそのままリュックサックになったり、ビジネスバッグとして使えるようなデザインのものなど、色・柄・形はとても豊富です。

つける場所は、荷台の上と荷台の横の2パターンが主流ですが、中にはフロントにつけるタイプもあります。

自転車に乗る距離や目的に応じたものを選ぶようにしましょう。

取り付けるためには、専用の固定金具が必要なものがありますが、金具自体の取り付けはそれほど難しくありません。

問題は、取り付けるときに他の自転車の部品と干渉させず安全に取り付けられるか、ということです。
近くに自転車屋さんがあれば、購入前に一度相談してみるのがよいでしょう。
親切なお店であれば取り付けも依頼できるかもしれません。

自転車に荷物を積む際の注意点とコツ

自転車は発進直後や停止直前にバランスを崩しやすいですね。
この安定性は、荷物の積み方でも大きく変わってきます。

一般的に荷物は重心を低く、重さは分散させてあるほうが安定します。
自転車に荷物を積んだとき、前が重過ぎても後ろが重過ぎても発進しにくいです。

また、前が重いとハンドル操作が難しくなりますし、後ろが重いとタイヤが横に滑りやすくなるので危険です。
そのため、バランスよく載せることが大切なのです。

当然ですが、自転車に荷物を積んで安定させるためには、荷物をしっかりと固定しないといけません。

カゴであれば多少ゆれたところで荷物が落ちることはありませんが、ゴム紐で固定する場合は要注意です。
普段自転車で走っている道には思わぬ高さの段差があるものです。

少しのゆれでもゴムですから荷物は動きます。
この動きが積み重なって荷物がずれていき、結果として落ちてしまうと大事故になりかねません。
ゴム紐だけで心配であれば、さらに上からネットをかけるという方法もあります。

荷物の積みすぎは危険!?自転車の最大積載量を知ろう!

あまり知られていませんが、自転車にも最大積載量が決まっています。

荷物を載せられる場所は荷台やカゴなどと決められており、大きさや重さなどの詳しい条件は各地の条例で決められています。

例えば東京都の場合、
・重さは30kgを越えないこと。
・長さ・幅は積載装置から30cmを越えないこと。
・高さは、積載した際に地面から2mを越えないこと。

となっています。

また、自転車本体の最大積載量はJIS規格で決められています。

JIS規格では、後ろの荷台に関して最大積載量が15キロのもの(クラス15)と27キロのもの(クラス27)が一番多く出回っているようです。

クラスという言葉、子供乗せ自転車を検討されたことがある方なら聞いたことがあるかもしれません。
このクラス15(または27)の数字が最大積載重量になります。

15であれば15キロということです。

この数字は荷台やカゴ、ゴム紐などと荷物をあわせた合計の数字ですので注意が必要です。
多くの自転車はサドルの下に上限が記載されたシールが貼ってありますので、一度確認してみてください。
これらの数字はあくまでも上限ですから、ご自分の力に合わない量の荷物は積まないようにしましょう。

正しい自転車荷物の積み方

自転車の荷物を乗せるのにお困りのかたは、参考になったのではないでしょうか。

荷物が安定していないと走行中危ないですから、しっかりと固定することをおすすめします。

また自転車は、最大積載量が決まっています。

これを上回ると、自転車に負担がかかり危険ですので、しっかりと確認した上で荷物を乗せましょう。