自転車関連の配送で、ヤマト便を利用する事はあると思いますが、荷物を受け取る際に、仕事や用事で受け取れないなんて事もありますよね。
そんな時に、営業所止めにできたら、いつでも取りに行けるので、とても便利だと思います。
そこで今回は、ヤマト運輸の「営業所止め置きサービス」はヤマト便でも適用されるのか、また、着払いは可能かについて、自転車配送の注意点も含めてご説明します。
ヤマト便で営業所止め置きサービスは利用できる?
ヤマト便に配送をお願いする時に、営業所止めサービスという物があります。
このサービスは、荷物が届く時に自宅にいない場合、前もって指定したヤマト運輸直営店で荷物を止めて、好きな時に受け取る事ができるサービスです。
配送の種類によってできない事もありますが、ヤマト便ではこのサービスが受けられます。
では、受け取る際に必要な物をご紹介します。
<受け取りに持参する物>
・本人確認証(運転免許証、健康保険証、学生証、社員証、パスポート、キャッシュカード、クレジットカードなど)
・印鑑
他にも、代理人に代わりに行ってもらう場合は持参する物が異なる場合もあります。
<代理人の持参する物>
ご家族の場合・・・ご家族の本人確認証、印鑑
友人などの場合・・・荷物受取人の本人確認証(コピーでも可)、印鑑
また、注意点として、受け取り可能時間が直営店によって異なりますので、お近くの直営店の受取り可能時間を、前もってホームページや電話で確認しましょう。
その他にも、荷物の到着後1週間以内に受け取りに行かなかった場合、送り主に返送となりますのでお気をつけ下さい。
次に、着払いについてご説明します。
ヤマト便は着払いで営業所止めできる?
ヤマト便で営業所止めを利用する際に、着払いも可能なのか気になる所です。
営業所止めでは、発払い、着払い、コレクト、クール、ヤマト便のいずれも利用できます。
唯一できない物が、セキュリティパッケージです。
こちらは機密文書などの、本人に直接受け渡し確認が必要な荷物ですので、こちら以外の上記の物は営業所止めできます。
もちろん、ヤマト便で着払い営業所止めは可能という事になります。
しかし、注意点があり、お近くの営業所で営業所止めサービスを行っていない場合がありますので、あらかじめホームページや電話での確認が必要になります。
他にも、荷物が到着しても、到着連絡が来ないという点に注意が必要です。
前項でも申し上げた通り、荷物到着から1週間立ってしまうと送り主に返送となりますので、荷物の動向を、ご自身で調べなくてはなりません。
ヤマト便で営業所止めにした時に到着連絡を受け取る方法は?
ヤマト便の荷物を営業所止めにした場合、残念ながら個人向けの到着連絡を受ける方法はありません。
そのため、唯一知る方法としては、ホームページの追跡機能を使う他ありません。
クロネコヤマトには、「お荷物お問い合わせシステム」という物があり、お荷物の伝票番号を入力すると、現在どこに荷物があるのかを教えてくれる機能があります。
このシステムを使う事で、指定した最寄りの直営店に荷物が届いているか確認する事ができます。
「お荷物お問い合わせシステム」にアクセスするためには、下記の手順でパソコンやスマホを操作して下さい。
「ヤマト運輸で検索→個人お客さま→荷物の問い合わせ」
伝票番号は、ネット注文した場合メールなどで確認メールを受け取っているはずです。
その中に伝票番号の記載が、大体の場合はあります。
それでも、伝票番号がわからない場合、購入したお店に連絡を取る事で教えてもらえます。
お荷物お問い合わせで届いている事が確認できたら、お店に直接取りに行きましょう。
また、持参する物や、着払い料金も忘れずに持っていきましょう。
ヤマト便の着払いの荷物を途中で営業所止めに変更できる!?
ヤマト便の荷物は、途中で営業所止めにする事も可能です。
事前に伝票番号を用意しておけば、着払いの荷物を営業所止めに、電話1本で変更する事ができます。
1.ヤマト運輸お客さまサービスセンターに電話する
2.営業所止めにしたい旨を伝える
3.用意しておいた伝票番号を伝える
4.止めて欲しい営業所止めを事前に確認し、営業所名を伝える
以上が変更方法になります。
また、お荷物問い合わせシステムにて「配達中」と出ている場合は、すでに自宅へ配達途中という事になりますので、変更は難しくなります。
そのため、変更する場合は早い段階で変更しましょう。
最寄りの直営店を知りたい場合、ヤマト運輸のサイトにて「直営店・取扱店・ドライバー検索」というシステムがありますので、こちらを活用するとスムーズにいきます。
また、お客様サービスセンターに電話する時に、21時を過ぎると受付が終わってしまいますので、お気をつけ下さい。
受付時間は8時~21時です。
伝票の書き方!自宅で着払い営業所止め伝票が作れる?
ヤマト便を着払い営業所止めで発送する場合、最寄りの直営店で伝票を書かなくてはなりません。
その際にお店の方に、ヤマト便で着払いにする事を伝えましょう。
書く内容は、受取人の名前と電話番号、営業所止めするセンターの名前と住所、差出人の名前と電話番号、住所を記入します。
また、書き忘れがあった場合は、返送されてしまう場合もありますので、間違いの無いように気をつけましょう。
伝票は直営店で受け取る事ができますが、他にも手に入れる方法があります。
・集荷の際に持ってきてもらう
手書き用の送り状を、荷物集荷の際にセールスドライバーが持ってきてくれます。
・ヤマト直営店で印刷する
クロネコメンバーズに加入する事が条件ですが、LINEやアプリで専用送り状を作成し、直営店にて発行できるサービス「らくらく送り状発行サービス」使った方法です。
・自宅パソコンで印刷する
こちらもクロネコメンバーズ加入は必須ですが、ネット環境とパソコンとプリンターがあれば、「送り状発行システムC2」を使って送り状を作る事が可能です。
このように、直営店に行かなくても着払いで営業所止めの伝票を作る事は可能ですので、ぜひ利用してみて下さい。
ヤマト便で送れる物には制限がある!
ヤマト便はとても便利なサービスですが、荷物の大きさや重量に制限があります。
縦・横・高さの合計が160センチ以内、重さ25キロ(梱包込み)は宅急便、これを超える荷物はヤマト便になりますが、ヤマト便もこのように大きさや重さに制限が付くのです。
縦・横・高さ3辺の合計が、200センチ、重さ30キロまでの範囲内に納めなくてはなりません。
そのため、自転車本体だと梱包の事も考慮すると、中々厳しい事になっています。
梱包に工夫を凝らせばできなくもありませんが、この場合、自転車をバラして配送するのがベストかもしれません。
完成車で運びたいという場合は、「らくらく家財宅急便」というサービスもあります。
大きさでランクされていて、80センチから450センチの大きさまで配送してもらえます。
ただし、この場合ですと、営業所止めはできますが、着払いは受け付けていないようです。
荷物預かり時の清算となっていますので、ご利用の際にはお気をつけて下さい。
事前に確認して荷物の状況を知ろう!
今回はヤマト便の着払いや営業所止めについて、ご説明しました。
到着連絡がない事は気をつけなくてはなりませんが、着払いと営業所止めはうまく利用すれば、とても便利な配送方法です。
そのため、荷物がどこにあるのか確認しながら、到着した荷物が返送されないように気をつけて利用しましょう。
また、発送の際も、ヤマトには様々なサービスが充実していますので、間違いの無いようにサービスをうまく使って送るようにしましょう。