趣味で自転車に乗るようになると、徐々に服装に気を使い始め、サイクルウェアを考えるようになるものです。
しかし、サイクルウェアは比較的高価なので、二の足を踏んでしまう方も多いのではないでしょうか?
そこでおすすめしたいのが、スキーやゴルフ用品で有名な「アルペン」が展開しているブランド「TIGORA(ティゴラ)」です。
本格的なサイクルウェアを格安な価格で提供していますので、ご紹介していきます。
「TIGORA」はアルペンのウェアブランド
TIGORAは「アルペン」のウェアブランドで、実店舗では「スポーツデポ」、そしてネット通販でも購入することができます。
サイクルジャージやレーシングパンツ、グローブやタイヤのチューブなども展開しています。
アパレルは5,000円前後、小物は2,000円前後と、手の出しやすい価格なので、これから本格的にサイクルウェアを揃えるという初心者の方にもおすすめです。
2017~2018の冬シーズンのスポーツデポでは、頭から足先までトータルコーディネートのポスターを掲げ大々的に展開していましたので、力の入れ具合が分かりますよね。
このトータルコーディネートというのも重要で、機能的にも組みわせを意識していたりしますし、見た目にもデザインが統一されているのはカッコいいですよね。
そして、サイクルウェアというと、競輪選手が着ているような、肌に密着したピチッとしたものを思い浮かべる方も多いかと思います。
そういった、いかにも競技用のジャージもありますが、TIGORAにはもう少しラフな感じに着れるものも用意されていますので、そこまでハードルも高くありません。
サイクルウェアの選び方
今回は、スポーツ用品チェーンのアルペンが展開するウェアブランド「TIGORA」をご紹介しますが、その前にサイクルウェアの選び方についてお話しします。
自転車は非常にいい運動になるので、20分~30分も漕いでいると汗をかいてきます。
夏場は背中がびっしょりになるくらいですし、冬場もジワッとにじんでくる感覚があります。
そのため、サイクルウェアには速乾性と通気性が不可欠です。
汗で濡れてもすぐに乾いて、なおかつ湿気を外に出す通気性が必要ということです。
そして、汗対策の一環でもありますが、重ね着を基本に考えて、まずオールシーズン利用できる上下を一着持っておくといいです。
例えば、半そでのサイクルジャージにサイクルパンツの組み合わせにするとして、夏場はそれだけで事足ります。
アウターを着るにはまだ早い秋口から初冬、アウターを脱ぐ春先でも、アームカバーやレッグカバーで対応します。
そして、真冬になったらここにジャケットやウインドブレーカーを羽織り、ネックウォーマーやイヤーウォーマーを付けて防寒対策をします。
基本となるジャージとパンツに小物やアウターを組み合わせていく、という方法なので、ジャージとパンツはオールシーズンものがおすすめになります。
サイクルウェアに求められる機能性とは?
前項に引き続き、一般的なサイクルウェアのお話を続けます。
サイクルウェアは自転車にいかに快適に乗れるかが大前提なので、機能性も重視しなくてはいけません。
上着には大きなポケット、しかも背中についているバックポケットがおすすめです。
スポーツバイクには「荷物を持ち運ぶ」という概念がありませんので、全て自分で何とかしなくてはいけません。
サドルバッグなども付けられますが、スマホやグローブなど走行中にすぐに出し入れしたいものは身に付けておきたいです。
そこで、ものが取り出しやすいバックポケット付きのウェアが重宝します。
後述しますが、TIGORAにももちろんバックポケット完備のサイクルウェアがありますので、おすすめです。
また、特にロードバイクなどは前傾姿勢になりますので、上着が前に引っ張られて背中が出てしまうことがあります。
そのため、前面よりも背面の方が丈が長くなっているようなウェアを選ぶ必要があり、特に女性はそこを気づかった方がいいでしょう。
TIGORAのおすすめサイクルウェア①オールシーズン使えるジャージ
それではここから、TIGORAで取り扱っているサイクルウェアをご紹介していきます。
【サイクルジャージ (TR-4B1017J) メンズ】参考価格:¥5,000(税込)
こちらは半そでのサイクルジャージになりますが、先述した通り、小物やアウターと組み合わせればオールシーズンものになります。
肩から腕に掛けて伸縮性のあるストレッチ素材を使用しており、上半身の動きをスムーズにしてくれます。
そして、TIGORAオリジナルの「Wind+(ウインドプラス)」という、軽量で抜群の速乾性や通気性を持つ素材を背面に使用していますので、背中の不快なベタ付きを大幅に軽減してくれます。
バックポケットは3カ所あり、いずれも大容量なので、スマホやグローブ、補給食まで入れることも可能です。
さらには、背面の方が前面よりも丈が長くなっているので、めくり上がりもなくて済みそうです。
デザイン的には一般的なサイクルジャージ感がありますが、そこまでタイトなシルエットではないので、自転車を降りて街中を歩いても違和感はないものと思います。
TIGORAのおすすめサイクルウェア②長そでジャージとパンツ
ここでも前項に引き続き、TIGORAのサイクルウェアをご紹介します。
【iHEAT スゴ発熱 秋冬 サイクルジャージ (TR-4B1004JJ)】参考価格:¥6,000
こちらは長そでのサイクルジャージで、秋冬仕様の対策が取られています。
汗を素早く吸収する素材で速乾性に優れているのに加え、吸収した水分から熱を生み出す発熱素材でもあるので、冬場でも非常にあたたかいです。
また、冬場のサイクルウェアでは静電気が大敵ですが、軽減する素材ですので、あのパチパチした感覚を軽減してくれます。
普通のウインドブレーカーですと少しごわつきが気になりますが、こちらはストレッチ素材なので、とても動きやすいです。
秋にはジャージとして活用し、冬場にはアウターとしてもよいほどのゆったり感もありますので、街中でも違和感はありません。
【レーサーパンツ メンズ】参考価格:¥4,000
ピチッとしたタイトなシルエットで、典型的なパッド入りの「レーパン」です。
お尻へのフィット感や伸縮性が抜群で動きやすいという評価があり、速乾性にも優れたとても履き心地のよいパンツです。
他のメーカーのパンツと比べても格安で、コスパの高い一品です。
TIGORAにはサイクルウェアとして転用できるスポーツウェアも豊富
TIGORAブランドは、サイクルウェア以外にもゴルフや野球などその他のスポーツウェアでも展開があります。
その中には速乾性や通気性に優れた、サイクルウェアとしても使用できるものがあります。
冬場などはジャージやジャケットの下に速乾性に優れたインナーを着ることで、汗冷えを防止したいのですが、TIGORAの「コンプレッションインナー 」などは正にそれに最適です。
また、ピチッとしたレーシングパンツに抵抗があるという方には、「ハーフパンツジャージ」がおすすめです。
先ほど、半そでのサイクルジャージのところでご紹介したWIND+の素材を使っていますので、軽量で通気性に優れており、快適にペダルを漕ぐことができます。
そして、TIGORAには携帯用の空気入れがあるのがポイントが高いです。
パンク対策として予備のチューブや修理キットを携帯している方は多いと思いますが、空気入れまでは気が回っていない場合が多いです。
特に、ロードバイクなどの仏式バルブは専用の空気入れが必要で、これはどこにでもあるわけではありません。
新しいチューブに交換しても空気を入れないことには始まりませんので、「携帯用の空気入れも必需品」と言っていいでしょう。
TIGORAのサイクルウェアはコスパが高い!
今回はスポーツチェーン「アルペン」が手掛ける、「TIGORA」のサイクルウェアについてお話ししました。
手が出しやすい価格ながら高性能なものが多く、コスパの高さを十分に感じさせるブランドです。
サイクルウェアとされていないものでも、速乾性や通気性、防風性に優れたものが多数ありますので、それらを転用することも考えるとラインナップも申し分ありません。