人気のランニングバイク、ストライダーですが、ヘルメット選びに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
「安全性や機能面でどんな形のヘルメットが良いのか」など、選択肢が多すぎてわからなくなってしまいますよね。
そこで、人気のタイプのヘルメットや、何を基準に選べば良いのかを、分かりやすく整理してみました。
是非、初めてのストライダー用ヘルメットの購入や、買い替えのご参考になさってください。
ストライダー用ヘルメットの選び方
数多くあるストライダー用ヘルメットからひとつを選ぶには、まず、人気の3種類の形に分類し、子供の乗り方のレベルに合った形を選ぶことから始めましょう。
【ヘルメットの形3種類】
・キャップタイプ 初心者~中級者向け
・流線型タイプ 初心者~上級者向け
・フルフェイスタイプ 上級者向け
一つ目はキャップタイプです。
キャップタイプとは、工事現場の安全ヘルメットのような半円型の形です。
比較的簡易なつくりで安価なものが多く、ストライダー初心者や慣らし程度に遊ぶ幼児向きです。
二つ目は流線型タイプです。
流線型とは、前後に長く、空気抵抗を意識したような、一見、大人向きの形ですが、軽くて被りやすく幼児向けタイプも充実しています。
三つ目のフルフェイスタイプは、大人がオートバイに乗る時に着用するような、顎まで覆われたヘルメットで、ストライダー大会などに出場する子供向けです。
まずはこのように、ストライダーの遊び方や乗り方のレベルでヘルメットの形を選ぶと絞りやすく、必然的に適したものにたどり着けます。
形の目安がついたら、次に、ヘルメットを選ぶ5つの基準と、それぞれの基準に沿った人気のタイプをご紹介しますので、チェックしてさらに絞り込んでいってください。
一番人気は安全性が高いヘルメット
まずは第一に、安全性、国内外の安全基準を満たしているかは重要ですよね。
ストライダー用ヘルメットは、人気の海外ブランドものから有名国内ブランドものまで、高い安全基準をクリアした製品が支持されています。
例えば、日本国内製ならば、SGマークが付いたものです。
このSGマークとは、「SafeGood」つまり、製品安全協会が、「安全で良い製品」と認めたものにのみ、付けられる印です。
ちなみに、海外製ならCPSC規格がこれに相当する厳しい安全基準です。
海外製ヘルメットのおしゃれなデザインが気に入っても、CPSCマークがなければ購入しない方も多いです。
他には、反射材リフレクターや反射素材紐を使用したヘルメットも人気です。
反射素材はヘッドライトなどの光を反射するので、夜間でも自転車や車のドライバーが視認しやすく、接触事故などを防いでくれることでしょう。
また、ヘルメットのインナークッションやサイドクッションを強化して、より衝撃吸収力をアップさせたタイプなども注目を集めています。
ストライダー初心者はサイズを重視
続いての、ストライダー用ヘルメットの選択基準はサイズです。
フィットするぴったりサイズのヘルメットを選ぶことは、安全性にも関わります。
特に、ストライダー初心者に人気のヘルメットは、サイズや頭の形がしっくりくる日本製のものです。
これは、日本製は頭部の形が日本人に多い円形状、海外製は頭部の形が欧米人に多い、前後に長い楕円形状になっているためです。
中でも特に、幼児でも首に負担が掛からないような200~300gの軽量タイプは、フィットしてズレにくいのでおすすめです。
また、ネット販売のヘルメットのサイズを選ぶ際は、正しい頭の大きさの測り方が重要ですし、店頭で試着する時のサイズ確認には、ヘルメットの正しい着用方法が大切です。
まず、頭の大きさの測り方ですが、額から後頭部の一番膨らんでいる部分の円周を測ります。
ネットで購入する際はこのサイズを元に、ヘルメットのサイズ表記と照らし合わせて選びましょう。
ヘルメットを被る際も同じく、額と後頭部の一番膨らんでいる部分に水平になるように被ります。
顎紐をしっかり緩まないように締めて、フィット感を確かめると良いでしょう。
このように、ヘルメットは帽子とは違うサイズの測り方、被り方ですので、注意して選んでください。
人気のデザインヘルメット
さらに、子供が嫌がらずに被るような、好みのデザインを選ぶことも重要です。
ヘルメットもファッションの一部です。
安全性の次に、大事な選択基準ですね。
以前は日本製にはかわいいデザインがない、などともいわれていましたが、今はおしゃれなデザインが多く、選択肢が増えて、迷ってしまいますよね。
そこで、素直に子供がストライダーに乗る時にヘルメットを被ってくれるように、目安となる年齢別の人気タイプをご紹介します。
まず、1~2歳の幼児には、大好きなキャラクターものが人気です。
ストライダーに乗らない時でも家の中でも被っている、なんて子もいるくらい、気に入って自ら被ってくれるのは有難いですね。
3歳くらいから、女児はピンク色やかわいいデザイン、男児は電車などのモチーフデザインを好み、5~6歳ともなると、シンプルで豊富なカラーバリエーションのタイプも似合います。
それでも迷った時には、ストライダーのカラーとコーディネートして、ヘルメットのデザインを選ぶのも良いかもしれません。
進化したストライダー用ヘルメット
ストライダーに慣れてきた頃のヘルメットの買い替えには、人気のアジャスターなどの機能性で選ぶのも良いでしょう。
例えば、アジャスター機能は、新しいヘルメットに慣れるまで、買い換え前のヘルメットのフィット感に調整したり、成長に合わせてサイズを広げたり、長く使えることが人気の要因です。
さらに、その調整方法もダイヤルを回すだけの簡単なものになり、顎紐のアジャスターは頬肉を挟む心配のないマグネット式のものまであります。
また、付属品として、肘や膝などのプロテクターがセットになったヘルメットも、ストライダーの大会などに出場をお考えの親御さんに人気があります。
他にも、進化したヘルメットの機能は、衛生面を考えた抗菌素材のインナークッションや、洗濯可能な取り外しできるインナーキャップやパッドです。
通気口や、蒸れにくいベンチレーションのあるタイプと共に人気があります。
人気の価格帯をチェック!
いよいよストライダー用ヘルメット選びの最後は、やはり、予算で絞り込んでいきましょう。
ストライダーの乗り方に合わせて形を決め、安全でフィット感の良い、気に入ったデザインの中から機能性の良いものを選んでも、この時点では、まだいくつも候補があることでしょう。
一体、皆はどれくらいの価格のストライダー用ヘルメットを選んでいるのか、気になりますよね。
そこで、人気の価格帯を調査してみました。
【ヘルメットの価格帯】
・低価格帯 1000円以下~2000円台
・高価格帯 7000円~20000円
・売れ筋価格帯 4000円~6000円台
結果、ストライダー用ヘルメットの人気の価格帯は、高すぎず、安すぎず、といったところでしょうか。
人気の価格帯が思っていたより高ければ、少し予算を足して、丈夫で傷がつきにくいタイプを選ぶと長く使えて、結局お得かもしれません。
また、少し高く見積もりすぎていたようでしたら、予算を落としてシンプルなタイプにデザインシールや反射ステッカーなどを貼って、デザイン性や機能性をカバーするのも良いでしょう。
人気のヘルメットを賢く選ぶ!
ストライダー用ヘルメットはそもそも安全にストライダーを楽しむためのものです。
見た目や価格だけで選ばず、安全で機能的なぴったりフィットするものを選んであげましょう。
また、ヘルメットのサイズが合わなくなってきた場合や、破損した場合も買い替えが必要です。
これは、ヘルメット内部の隙間や圧迫による被り方のズレや、損傷した外部のシェルのガード力の低下が、安全性を脅かしてしまうためです。
お子様の安全のために是非、ストライダーの乗り方で形を選び、5つの選択基準を元に、納得できるヘルメットを見つけてください。