みなさん、ヤフオクを利用したことはありますか?
自転車のパーツやグッズを安く購入するには最適なサービスですよね。
しかし、トラブルも少なからずあり、落札した商品が届かないなんてことも…。
今回は、そんなトラブルが起きた時の対応方法をご紹介します!
ヤフオクって何?トラブルがあるって本当?
ヤフオクとは、インターネットオークションサービス、「ヤフーオークション」の略です。
誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
インターネットオークションは、ヤフオクだけでなく、さまざまなものがあります。
品数が豊富で、店頭よりも安く手に入れることが出来たり、自分が不必要と思うものでも落札されることがあるなどの多くのメリットがあります。
一方で、個人間の取引によるトラブルや、詐欺を目的とした出品者に引っかかってしまったりということもあります。
昔に比べると、さまざまな対策がされて被害も減少傾向にありますが、個人対個人のオークションでは、少なからずトラブルはつきものであることを、しっかりと頭に置いておきましょう。
トラブルの中でも多いのが、代金を支払っているのに、商品が届かないといったケースです。
代金を支払っている以上、商品が手元に届かないなんて簡単に許せるものではないですよね。
ここから先は、そのようなトラブルが起きる原因や、万が一トラブルが起きた場合にどのような対応をすればいいのかをご紹介します。
ヤフオクで落札した商品が届かない!トラブルの原因は?
ヤフオクでは、落札者が代金を支払ってから、出品者が商品を落札者の元へ発送するといった手順を踏むため、代金を支払ったのに商品が届かないといったことも起こります。
そういった時、出品者に悪意がある場合(詐欺行為)もありますが、まったく悪意なくこういったトラブルになってしまったということもあります。
原因としては、どのようなことが考えられるのでしょうか。
●出品者側のミス
・落札者が代金を支払ったことを把握していなかった
・落札者の住所を間違えて送ってしまった
このようなケースがあります。
●落札者側のミス
・代金を支払ったつもりだった
。口座を間違っていた
ミスの原因はこのようなことが考えられます。
●配達業者のミス
・両者に問題がない場合
:このようなときは、配達業者のミスといった可能性も考えられます。
荷物が行方不明になってしまった、不在連絡通知が入っていなかった、などあってはならないようなミスもないとは言い切れません。
出品者になった場合は、配達依頼伝票をしっかりと保管しておくことが大切です。
ヤフオクで落札した商品が届かない!トラブルの対応①
ヤフオクで落札した商品が届かないといったトラブルが起きた場合、頭に置いておくべきなのが、詐欺行為といった悪意がある場合だけではなく、悪意がない場合もあるということです。
そのため、まずは冷静な対応が必要です。
●取引ナビを使い出品者に連絡
まずは、取引ナビで催促をしましょう。
催促をした証拠を残しておくことが重要です。
催促する文章としては、落札した日付・名前・IDを記載し、何日前に入金した旨、商品が届いてないといったことを伝え、確認をお願いしましょう。
催促文を送る目安は、入金後5日以内の発送と記載されていたのに7日程経過しても商品が届かないといった場合です。
こうした際には、一度送りましょう。
それから2日経っても返事がなく、商品が届かない場合はもう一度催促文を送ります。
先日連絡したこと、商品が未だに届いていないこと、困っていることを伝え、このままの状態が続くようなら「ヤフオク運営サイドへ連絡します」といったように警告をしましょう。
ヤフオクで落札した商品が届かない!トラブルの対応②
人によっては、取引ナビに気づかないという方もいるかもしれません。
なので、連絡掲示板にも書き込みをしておきましょう。
連絡掲示板に書き込みをする際に、公開設定を「公開」にすることで他のユーザーにもトラブルが起きていることを伝えることが出来ます。
詐欺行為の場合は被害を減らすことが出来るかもしれません。
取引ナビ、連絡掲示板でのコンタクトを取ろうとしても返答がなく、商品も届かない場合は詐欺行為、または出品者に大きな事故が起きているといった可能性が考えられます。
ここまでして、商品が届かない場合は商品ページにて「どちらでもない」と評価をし、商品が届かないということを記入しておきましょう。
それでも、連絡が来ない場合は「非常に悪い」評価に直すといいでしょう。
また、ここで出品者側がこちらに「非常に悪い」の評価をつけてくるといった場合もないとは言い切れないので、冷静に事実をコメントする対応をおすすめします。
しかし、ヤフオクでは一度つけられた評価は消すことが出来ないので、リスクを考え行いましょう。
ヤフオクで落札した商品が届かない!トラブルお見舞い制度って何?
今までご紹介した方法を試しても、商品が届かない場合は、ヤフオクの「未着・未入金トラブルお見舞い制度」を利用しましょう。
この制度は、商品を落札し、入金したのに商品が届かない場合Tポイントで損額を補ってくれるものです。
現金で支払ったのに、Tポイントで補われるので残念に思う方もいるかもしれませんが、1円も戻ってこないよりはマシですよね。
適用条件がいくつかあり、その中でも忘れがちなものがあるのでご紹介します。
●利用者が警察に相談し、被害届を提出していること
入金しているのに、商品が届かないといった被害を警察に相談し、被害届を提出しておかないといけません。
●利用者名義でのYahoo!ウォレットの登録が完了していること
便利なお支払いが出来る「インターネットのお財布」です。
事前に登録しておきましょう。
また、お見舞い制度の他に「代金支払いサービス」という機能があるカテゴリがあります。
これは、トラブルが多い商品に設けられている機能です。
落札者が入金しても、直接出品者に入金されず、運営側が一時的にお金を預かっておくというものです。
しかし、落札から14日を過ぎてしまうと被害報告が出来なくなってしまうので注意しましょう。
ヤフオクのトラブルを回避するために注意することは?
今回ご紹介したような、ヤフオクで落札した商品が届かないといったトラブルは、回避しようとアンテナを張っていれば回避出来るものもあります。
最後に、取引をする際に注意する点をご紹介します。
●評価を確認
これは、一番最初に見るべきポイントです。
評価が明らかに低い場合は、なにかしらのトラブルが起きる可能性があるので避けましょう。
●連絡掲示板を確認
先ほどご説明したように、連絡掲示板に被害報告がされている場合があります。
しっかりと確認しておきましょう。
●商品の説明文をよく読む
こちらは、最近よくある詐欺です。
「商品を出品していると思って落札したのに、箱だけ届いた」などの被害が多く見られます。
商品の説明文には、長い文に紛れて「箱のみ」などと記載されていることもあるので、全部しっかりと読んでおきましょう。
●商品についてしっかりと調べる
たまに、出品者が商品の認識を誤っていて、違うものが落札者の元に届いたというケースがあります。
商品について、しっかりと下調べして、本当にその商品が出品されているのかを確認しておきましょう。
不明な点は、出品者に質問をしておくといいでしょう。
取引相手を見極めよう
ヤフオクは、とても便利ですが、取引相手の選択を間違えると大きなトラブル巻き込まれてしまうこともあります。
自分が欲しい商品を出品していても、しっかりと相手を見極めることでトラブルを回避しましょう。
特に自転車のアイテムに関しては、値段が高いものが多いです。
オークションでしか手に入らないというものこそ、しっかりとした見極めをしましょう。
出品者も、落札者も、お互いに気持ちのいい取引が出来るといいですね。