自転車を購入し、「1日の走行距離を知りたい!」なんて方もいるのではないでしょうか。
「いずれはロングライドの旅に出たい!」という目標がある方もいるでしょう。
今回は、1日の走行距離を測れるグッズと、ロングライドを達成するコツをご紹介します!
ロングライドにはどんな自転車がおすすめ?
自転車と一言に言っても、さまざまな種類があり、それぞれに用途があることをご存知でしょうか。
どの自転車に乗るかによって、1日の走行距離が変わってきます。
まずは、街でよく見かける三種類の自転車の特徴を見ながら、ロングライドに適している自転車はどれなのか、ご紹介していきましょう。
まず、老若男女から支持を得ているのがシティサイクルです。
いわゆる「ママチャリ」と呼ばれている自転車ですね。
短距離の通勤・通学・買い物の際に使用されていることが多いでしょう。
次は、ロードバイクです。
最近、街中で乗っている人をよく見かけるようになったという方も多いのではないでしょうか。
本来は、公道で行われる競技用の自転車なので、その他の自転車と比べスピードが出ます。
物によっては、衝撃吸収性がいいものがあり、中にはツーリングなどに適したロングライド用の自転車もあります。
日帰りの旅行や、サイクリングで使用される機会も増えてきています。
最後は、クロスバイクです。
ロードバイクとオフロードなどで使用する、マウンテンバイクの中間と言われている自転車なので、ハイブリッドバイクとも呼ばれます。
ママチャリやマウンテンバイクよりも、軽く走ることが出来、ロングライドに比較的適している自転車と言われています。
1日の走行距離を把握するために、自転車にサイコンを取り付けよう
本格的に自転車に乗り始めると、ただ走っているだけでは物足りなくなってくるでしょう。
そのような方には、自転車にサイコンを取り付けて走行距離や走行速度などを把握するといいでしょう。
サイコンとは、サイクルコンピューターの略です。
クロスバイクやロードバイクなどのスポーツバイクに取り付けることが多く、1日の走行距離だけでなく、速度や走行時間を確認することが出来ます。
また、自分の走り方やコンディションを知ることが出来るので、取り付けるととても便利です。
自分の実力を把握することで、目標も設置することが出来るのです。
サイコンは、初心者向けのシンプルで低価格のものや、高機能で高価なものまでさまざまなものがあるので、とりあえず試しにつけてみようという方は、低価格でシンプルなものを選んでみるのもいいでしょう。
しかし、これからもっと本格的にやっていきたいという方は、出し惜しみせず高機能のものを選んでおけば、後々買い替えるなんてこともないですね。
1日の走行距離を増やしたい場合は、休憩をしっかりと!
サイコンを取り付け、「さて明日出発だ!お昼までぶっ続けで走るぞ!」なんて方は、ちょっと待ってください。
例えば、日の出後にすぐ出発し、お昼まで走るとします。
7時から12時の5時間です。
5時間と言っても、連続して走り続けるのは危険です。
自転車で長距離を走る時は、必ず途中で休憩をしましょう。
初心者の場合は、1時間に1度10分程度の休憩が必要と言われています。
5時間の内40分が休憩時間になるので、だいたい4時間走れるといったところでしょう。
例えば、平均速度が15キロの場合は単純に計算すると4時間で60キロ走れます。
しかし、初心者の場合60キロを走ることは疲労などの面も考え難しいかもしれませんね。
少しでも疲労を減らすために、休憩が重要なポイントになってくるということです。
休憩をしっかりと摂るのと摂らないのでは、1日の走行距離は大きく変わってくるということを頭に入れておきましょう。
1日の走行距離が把握出来たら、ロングライドの旅に出よう
トレーニングを積んだら、いざロングライドの旅に出てみましょう!
いつもの1日の走行距離を目安とし、目的地が決まったら、ルートを決めていきます。
ルートによって、楽しさや疲労具合が大きく左右されるので、しっかりと作戦を練っていきます。
まず、自転車に乗っていて、精神的にも肉体的にも負担となってくるのが、自動車に抜かれる瞬間です。
接触しないかヒヤヒヤし、自然と身体もこわばってしまいますよね。
なので、ロングライドをする場合は、出来るだけ生活道路を避けたルートを選択しましょう。
サイクリングロードが途中にある場合は、そこを走ることをおすすめします。
だいたいのルートを何個か決め、スマートフォンの地図アプリなどで想定しているルートの確認をしましょう。
ルート上にあるコンビニなどもチェックしておき、休憩場所なども把握しておくと、休憩し忘れるなんてことも防ぐことが出来ます。
また、「自転車で走行するには危険かな」という道があったら、巡回路も把握しておくと当日困ることもないですね。
眺めがいい場所を選ぶことも、ロングライドを楽しめる重要なポイントとなってきます。
ロングライドをするなら、なるべく自転車の荷物を減らそう!
先ほど、休憩地点として、コンビニを挙げたのには理由があります。
コンビニでは、お手洗いを借りることが出来ますし、補給食やドリンクを買うことが出来ます。
ロングライドのように、1日のうちの長い時間、走りながらドリンクなどを持ち運ぶとなると、かさばってしまって邪魔になるなんてことも多いのです。
しかし、緊急時のことも考え、ゼリー飲料や羊羹などをサドルバックなどに入れておくことを忘れないでください。
もちろん、コンビニで補給食を買うにはお金が必要なので、お金も最低限持っておきましょう。
財布だと大きいので、ジップロックなどに入れておくと防水効果もあるのでちょうどいいかもしれませんね。
また、電子マネーがある人はそれを利用すると尚いいでしょう。
コンビニで買う補給食は、走行中に食べることが出来るものや、消化吸収のいいものがおすすめです。
ドリンクは、持参しているボトルに補充するという形がいいですね。
コンビニで休憩した後は、コンビニのゴミ箱にゴミを捨てることが出来るので、荷物が増えることはありません。
自転車の走行距離が長くなればなるほど、お世話になる機会が増えるでしょう。
1日かけて行うロングライドに無理は禁物
1日をかけて行うロングライドでは、無理をすることが一番いけないことです。
ロングライドは、想像以上に過酷で、無理をしてしまうと、ライダー自身に負担が掛かってくるのです。
当然ですが、ロングライドをしていると身体が疲れます。
疲労やストレスが、膝や肩などどこかに集中してしまうと、余計つらくなります。
そこで、一部分に無理を掛けず、疲労を分散させることが大切です。
ストレッチや、ポジションを変えるなどし、積極的に疲労を分散させましょう。
また、日頃走行距離を延ばそうと努力していても、達成出来ない目標を立てるのはやめましょう。
完走出来ないような走行距離を設定したり、坂道が苦手なライダーが坂道の多いコースを選択したり、自分にあた目標を立てないと、達成することは難しくなります。
体力的にも無理のない目標を立て、余裕のある走りをすることが出来る環境が整ってこそ、自転車でのロングライドを達成出来るのです。
1日の走行距離は徐々に延ばそう!
今回は、自転車の走行距離についてのアレコレをご紹介しましたが、役に立つ情報はありましたか?
日々の努力によって、走行距離を延ばすことは可能です。
目標を設定し、いずれはロングライドの旅に出てみてはいかがでしょうか。