トレック一流メーカーであり、ロードバイク、マウンテンバイク、など様々なスポーツ自転車を世に送り出しています。
今回は、トレックのバイクを見ていくと共に、トレックのマウンテンバイクについて詳しくご紹介していきましょう。
これからマウンテンバイクを始める方におすすめのバイクの一つは、トレックのマーリンです。
今回は、マリーンの中でも、マーリン7について詳しくご紹介します。
トレックの魅力を探りながら、マーリン7の評価に迫っていきますので、購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
トレックってどんなメーカー?一流の技術で自転車界を牽引
トレック(TREK)は、アメリカのプロチームであるトレック・セガフレードが使っている自転車メーカーとして知られています。
トレック・セガフレードは、ツール・ド・フランスをはじめとした様々なレースで輝かしい戦績を残し、今後も活躍が期待されるチームの一つです。
2017年、ツール・ド・フランスで、バウケ・モレマが区間優勝したことは、記憶に新しいのではないでしょうか。
しかし、何と言っても、トレックの知名度に一番貢献したのは、ランス・アームストロングです。
彼はツール・ド・フランスで7連覇を達成し、他を寄せ付けない圧倒的な速さでファンを魅了した選手です。
彼に機材を提供し、高い技術力で支えていたのが、トレックなのです。
トレックは、技術も実績も一流で、高い評価を誇っています。
自転車界のトップと言ってもいいかもしれません。
また、トレックの自転車のパーツの多くを作っている傘下ブランドも一流です。
クライン、ボントレガーを従え、自転車製造の全ての工程を自社と傘下ブランドで行える、数少ない総合メーカーなのです。
トレックのマウンテンバイク、マーリン7のパーツも、こうした高い品質のパーツで、構成されています。
トレックのマーリン7をご紹介する前に!高評価のロードバイクについて
トレックのロードバイクは、自転車乗りの憧れの的です。
マーリン7の評価についてご紹介する前に、気になるロードバイクの性能についても少し触れておきたいと思います。
トレックのロードバイクの3大モデルはMADONE(マドン)・DOMANE(ドマーネ)・EMONDA(エモンダ)です。
まず、マドンですが、空気抵抗を減らすことを意識した、いわゆるエアロロードで、トレックのロードバイクの中でも高速域では最も速いと言えるでしょう。
そのフレーム形状は洗練されており、快適な乗り心地は一度試したらやみつきになってしまうかもしれません。
トライアスロン、レースなどの一分一秒を争う過酷な戦いにも、安心して連れていけるバイクです。
次にドマーネですが、「石畳などの悪路を効率良く走れるロードバイク」、というコンセプトで作られただけあって、振動吸収性に優れ、安定感あるバイクになっています。
ロングライド、街乗りにもおすすめです。
そして、最後にご紹介するのは、エモンダです。
トレックのロードバイクの中で一番軽さを追求したモデルになります。
登坂において大きな効果がある軽さ、走りのクセがないバランスの良さを持ち、オールラウンドに活躍できるモデルです。
ヒルクライムはもちろん、普段使いにも対応する、使い勝手のよいロードバイクです。
トレックのマウンテンバイクのモデルチェンジ!
トレックのロードバイクは素晴らしく、ご紹介せずにはいられませんでしたが、この記事ではあくまで、トレックのマウンテンバイクの評価を取り上げていきます。
トレックのマウンテンバイクは、ロードバイク同様、最先端の技術を使って作られたもので、多くの人に支持されています。
2017年は、29インチホイールの、トレックのマウンテンバイクであるFuel EXシリーズのモデルチェンジが話題になりました。
Fuel EXはトレックのトレイルマウンテンバイクの中で、オールマイティーに活躍するフルサスペンションマウンテンバイクとなっています。
そのFuel EXが2017年はフレーム形状が一新しました。
ダウンチューブがストレートになり、より剛性が高くなり、トラベル量も130mmに増えました。
そのため、トレイルライドでの路面に吸い付くような、タフな走りが期待できます。
また、今回モデルチェンジで行われた中で注目するのが、ダウンチューブがストレートになった、ストレートダウンチューブの採用です。
しかし、ストレートダウンチューブは従来のままでは、フロントサスペンションのクラウンがダウンチューブ下側に当たるといった、問題が起こってしまいます。
それをカバーする新機能、Knock Blockを新たに採用することで、問題点を解決することができました。
最高のフレームに最高のパーツ、トレックのものづくりの姿勢に驚かされます。
この妥協のない姿勢は、エントリーモデルであるマーリン7にも活かされています。
トレック・マーリン7!評価が高い理由①
マーリン7は、品質の良さと値段の安さ、トレックというブランド力で、とても評価の高いマウンテンバイクです。
マーリン7より少しだけ安く、パーツのグレードも下げたモデル、マーリン6もおすすめですが、今回はマーリン7に的を絞ってご紹介していきましょう。
マーリン7は、3×9段変速で、参考価格は\77,000(税込)です。
カラーリングは、シックなマット感あるブラックとシルバーの二種類あります。
ブラックにはレッド、シルバーにはブルーでトレックのロゴが入っています。
その佇まいは、10万円以下のマウンテンバイクには、とても見えません。
また、見た目だけではなく、フレームの頑丈さも魅力です。
フレームには、トレックオリジナルの、AlphaSilverアルミニウムが用いられています。
さらにトレックの生涯保証によるバックアップが付いてくるので、予期せぬトラブルがあっても安心です。
他にも特筆すべき点として、豊富なフレームサイズとスマートホイールサイズによって、ほとんど全ての方にジャストフィットしたサイズを選べるということがあります。
身長147㎝~196㎝の幅広い方に合う、13.5インチ~21.5インチまでの計6種類のフレームサイズが用意されているのです。
また、小さなフレームから大きなフレームまで、それぞれにフィットしたホイールサイズを使用でき、より適切なポジションを取ることができるようになっています。
トレック・マーリン7!評価が高い理由②
トレックのマーリン7の高評価の理由について、引き続きご紹介していきます。
他には、高性能なRockShoks製サスペンションフォークが付いていることも、信頼できるポイントです。
サスペンションフォークは、ロックアウト機能付きの100mmトラベルのもので、坂道や、でこぼこ道などの、荒れた路面でも快適に走ることができます。
また、3×9の27段変速のSHIMANO製ドライブトレインで、その多彩なギヤ比によって、スムーズな走りが期待できます。
ブレーキは、雨の日でも滑りにくい油圧式ディスクブレーキです。
最初から完成車に付いてくるので、非常にコストパフォーマンスに優れています。
もちろん制動力も高く、安心して乗ることができます。
これだけ性能が高く、しかも7万円台ですから、ヘルメットやライト、鍵、フロアポンプなどを揃えても予算10万円以内で収えることが可能です。
気軽にマウンテンバイクを始めたい方に、うってつけの商品です。
ただ、安い分、使われているパーツのグレードは低いので、長い目で見てもっとよいマウンテンバイクを購入したい方もいらっしゃるかもしれません。
本格的なトレイルライド中心で考えている方にとっては、他の性能のいいマウンテンバイクとしっかり比較して考えてみて下さい。
普段使い、街乗りには自信を持っておすすめできるバイクです。
街乗りメインで使うときは、太めのスリックタイヤを履かせる事で、より丈夫で軽快な街乗り用バイクになります。
フロントサスペンションと太いタイヤは相性抜群で、街中の段差や障害物も難なく走れるので、参考にしてみて下さい。
トレックのファットバイクもすごい!2017年モデルチェンジで
トレックの魅力やマーリン7の評価についてご紹介してきましたが、最後に、トレックのファットバイクについてご紹介します。
ファットバイクというのは、マウンテンバイクと同様、荒れた路面をスイスイ走れる自転車です。
太いタイヤと頑丈なフレームが特徴で、雪道でさえ走れる、個性派バイクなのですが、自転車ブームに伴って徐々に人気を集め、有名メーカーが次々に販売するようになりました。
そんな、開発しがいのある分野に、一流メーカーのトレックが興味を示さないわけがありません。
2017年、嬉しいニュースが舞い込んできました。
それは、フルサスペンションのファットバイクが完成したというものです。
その名も“ファーリー EX”です。
アルミフレームの“ファーリー EX8”と、カーボンフレームの“ファーリー EX9.8”があり、どちらもファットバイクでありながら、シンプルで美しい形状になっていて、さすがトレック、といった感じです。
タイヤは現行のファーリー9と同じで27.5×3.8のサイズで、ハブ幅はF:150/R:197ですから、5インチタイヤも履かせることができます。
ロードバイク、マウンテンバイク、そしてファットバイク、どの面から切り取っても感嘆してしまうトレックの技術に、これからも注目ですね。
一流のメーカー・トレックのマウンテンバイクを安く買おう
トレックは、実力あるプロ選手に機材を提供し、ものづくりに妥協のない一流のメーカーです。
なのに、他のメーカーと比べても自転車自体の価格も安いことから、幅広い方に親しまれています。
また、ロードバイクだけでなく、マウンテンバイクも性能が素晴らしく、エントリーモデルのマーリンでさえ手を抜かずこだわって作られています。
今回は、マーリン7について、高評価したい点を取り上げました。
また、ファットバイクについても少し取り上げましたので、参考にしてみて下さい。