家から会社まで5km!自転車通勤を始めたいが何分かかるの?

満員電車に揺られる毎日、進まない道路渋滞にイライラ!
ストレスが溜まりますよね。

そんなストレスを感じること無く、自分のペースで風を切って進んでいける自転車通勤は便利で体を動かせて気持ちがいいものです。

自転車通勤を始めたいが、家から会社まで5km!
何分くらいかかるの?自転車通勤は可能なの?

それでは、この記事を読んで、自転車通勤を始める前の不安を解消しておきましょう。

5kmの距離は自転車で何分かかる?通勤可能な距離は?

自転車で通勤するのに、どのくらいの距離であれば可能でしょうか?

だいたい3Kmの距離であれば10分5Kmであれば20分というのが目安です。

職場までの距離を調べてみて何分ぐらいで着くのか調べてみましょう。
3Kmだと慣れてくると物足りないと感じる距離ですが、5Kmだとベストですね。

10Kmだと40分程度の時間がかかりますので、最初はきついと感じる距離ですが、慣れてくるとちょうどいいと感じる距離でしょう。

15Kmだと1時間程度ですので、10Kmを超える距離になると、夏の暑い時期には何かしらの対策が必要ですが、ダイエットにはベストではないでしょうか。

20Kmの距離だと約80分25Kmだと約100分の計算ですので、運動にはいいですが、毎日の通勤と考えると20Kmぐらいが限界かもしれません。
途中までは自転車で途中からは電車を使うなどの対策が必要な距離です。

この時間に関しては、一般的な自転車ではなく、クロスバイクなどのスポーツ自転車を基準に考えた時間です。
時速は約15Kmの速度として計算しています。

実際は、もう少し早い速度で走れるかと思いますが、朝の交通事情を考慮しての数字としてます。

5kmの距離でも何分か変わる

5kmの距離で20分というのが自転車通勤の目安ですが、実際には道路に信号というものがあります。
信号の多いところを走るのと、信号のないところを走るのでは、5kmで何分かかるかが違ってきます。

休みの日にでも一度走ってみて、信号待ちがどれぐらいの時間なのかをチェックしておきましょう。
たとえ距離が短い場合でも、大きな通りを横切らなければいけない場合には、思っているよりも信号待ちに時間を取られます。

自転車であれば信号のないルートを探して車では通れないような道を抜けていくこともできますので、10km程度の距離であれば、渋滞のある車よりも自転車のほうが早いということも考えられます。

もう一つも問題は坂の有無です。
上り坂が多い道だからと思って躊躇しているかもしれませんが、スポーツタイプの自転車であれば問題ありません。

軽いギアで走ればほとんどの坂は問題なく登ることができます。
電動アシスト付き自転車もありますし、これなら坂道も気になりません。

通勤途中にパンクしてしまう可能性もありますから、自分でパンク修理できるようにしておくか、通勤途中の自転車屋さんを探しておくといいでしょう。
メンテナンスは定期的にやっておくと安心です。

5kmの距離を自転車で何分かかるか問題は解決!必要な費用は?

5kmの距離を自転車で通勤すると何分ぐらいの時間がかかるかという問題はクリアしましたね。

しかし、自転車を持っていないのであれば購入しなければいけません。

自転車通勤にはどれぐらいの費用がかかるのでしょうか?
こればっかりはどんな自転車を購入するのかによって大きく違いがでます。

ディスカウントストアなどで一番安い自転車を探せば10,000円もかかりませんし、一度購入してしまえばコストはほとんどかかりません。

しかし、車やバイクのようにガソリン代がかからないのが大きな魅力ですね。
電車で通うのと比べても定期代が浮きますので、自転車を購入した費用は何ヶ月か経ったら元はとれてしまいます。

自転車選びですが、あまり安いママチャリのような自転車はおすすめできません。

クロスバイクであれば安いもので20,000円ぐらい、それにライトやロックなどを合わせて30,000円ぐらいから購入できます。
このぐらいの価格帯であれば15Kg程度のそれなりに軽い自転車が購入できます。

もっともおすすめなのは40,000円ぐらいのアルミフレームのクロスバイク、それにライトやロックを合わせて50,000円ぐらいです。
坂道や10kmを超える距離ならば、このクラスのクロスバイクがおすすめです。

本格的なクロスバイクは100,000円ほどで購入できます。
10Kg程度の重さでとても軽量です。
購入後のメンテナンス費用は、自分でするなら道具を集めるのに初期費用がかかりますが、その後は月平均2,000円もかかりません。

通勤用自転車の選び方のポイント

通勤用の自転車の選びのポイントとしましては、クロスバイクがおすすめです。
軽くて走りも快適です。

しかし、クロスバイクはタイヤが細いので、パンクしやすいというデメリットもあります。
その点ではマウンテンバイクの方がいいですね。

一般的なママチャリは約20Kgの重量があります。
おすすめの重量は14Kg以下、ママチャリより6kgほど軽いものです。
6kg軽いだけでまったく違う乗り物に感じますし、5kmにかかる時間は何分も違います。

鉄で作られた自転車よりも、アルミ製の自転車をおすすめします。
鉄の自転車は重いし錆びやすいです。
しかし、アルミであれば錆びに強いですし、とにかく軽くて乗りやすいです。

ギアはできるだけ多いものを選んでください。
坂道にも平地にも対応できますので、フロント3のリア7の21段は欲しいところです。

本格的なマウンテンバイクになると山道用の軽いギアが多く、高速で走るギアが少ないことがあります。
マウンテンバイクを購入する際には、ギア比は高速重視を選びましょう。
クロスバイクであれば、この点は気にする必要ありません。

あとはタイヤです。
ロードレーサーが使用しているようなタイヤだと、ちょっとした段差でパンクするというリスクがあります。
砂利道を通ることがあるようでしたらマウンテンバイクがいいかもしれません。

自転車通勤の問題点

自転車通勤の問題点としましては、「汗」をかくという点が問題です。
冬は問題ありませんが、夏場は5kmも自転車を漕ぐと大汗をかきます。
さらに、荷物がある場合にはリュックを背負ったりしなければいけません。

クロスバイクやマウンテンバイクにはカゴは合いませんからね。
夏場は何分か早く家を出て、いつもよりゆっくり漕ぐなどの対策が必要です。

また、天候の問題も出てきます。
雨が降ってしまうと視界は悪いですし、タイヤは滑りやすい、ブレーキの効きが悪くなるといった危険があります。
車から見えにくくもなりますので、雨の日は自転車に乗らない方がいいですね。
カッパを着て乗るのも悪いことではないですが、いくらカッパを着たところで雨の日の危険性がなくなることはありません。

また、車やバイク、歩行者の立場から言うと、自転車は危ないというイメージが強いです。
歩いていれば歩道をかなりのスピードで走ってくる学生がいますし、車やバイクを運転していれば逆送してくる自転車が多くいます。
道路には自転車が走るスペースが整備されていないところもありますが、法律上は車の仲間になります。
ルールはしっかり守りましょう。

しかし、きっちり車道を走っているのにクラクションを鳴らされることもありますので、ときには危険を感じることもあります。

危険な運転はしないようにして、交通ルールを守り、気をつけるしかありません。

雨の日の自転車通勤の仕方

雨の日はどうするのか、これは自転車通勤で最も気になることです。

どんな対策をしても晴れの日と比べると視界は悪くなりますし、車からも認識されにくいです。
ブレーキの効きも悪くなりますし、金属の部品は錆びてしまいます。

そのため、先程もお伝えしましたが、雨の日は自転車通勤しないというのが一番だと思います。
その分、晴れた日に楽しみましょう。

また、ちょっとぐらいの雨なら傘スタンドがおすすめです。
これは日傘にも使えますし、土砂降りの雨じゃなければスーツを着て自転車にも乗れます。
傘スタンドとサドルカバーがあれば、カッパを着替える必要もありませんし、日焼けをしたくない女性にとっては心強いアイテムです。

あとは、日頃からメガネをしている人は、雨の日は特に視界が悪くなります。
メガネをしないと見えないでしょうから、使い捨てのコンタクトレンズを用意しておきましょう。

マンホールや金属製の側溝のフタにも注意が必要です。
思っている以上に滑りますので、特にカーブでの金属や歩行者が多い場所では気をつけましょう。

また、クロスバイクなどは泥除けが付いていないことが多いです。
後輪が跳ね上げた雨水で背中が塗れてしまいますので、サドルに取り付けられる泥除けを購入することをおすすめします。

とにかく、少しでも雨が降っていれば5kmの距離でもゆっくり走ることになりますので、何分か早く、余裕を持って家を出ましょう。

安全で快適な自転車通勤の為に、メリットとデメリットを知っておこう!

いかがでしたか?

自転車通勤は、通勤コストを削減しつつ、ダイエットもできてしまう魅力的なメリットが沢山あります。

その反面、デメリットもあります。
自転車通勤を始める前に、デメリットを一つ一つ整理して対策を準備しておきましょう。
万全な備えで、安全かつ快適な自転車通勤ができるといいですね。