自転車のグリップ交換!子供用自転車のグリップベタベタ解消

子供は成長が早く、すぐに大きくなります。

ですから子供用自転車は、おさがりの自転車があると便利ですよね。

ですが、古いものやガレージなどに放置してある自転車は、グリップ部分がベタベタして、グリップ交換をしなくてはいけない場合があります。

子供用自転車や三輪車のグリップのベタベタを解消するためのグリップ交換方法や、少し変わったグリップのご紹介など、お役に立つ情報をお届けします。

子供用自転車のグリップ交換!グリップはどこで買う?

ハンドルのグリップ交換に必要な、子供用自転車のグリップは、どこで入手すればいいのでしょうか。

普段、自転車のメンテナンスをしていない方が、初めに疑問に思うことだと言えるでしょう。

もちろん、自転車専門店に行けば多くの品揃えがありますし、店員さんにどんな商品が合うのか聞くこともできます。

しかし、自転車店が近い場所に必ずあるわけではありません。
自転車店が遠い場合は、どうすればいいのでしょうか。

安心してください。
専門店だけでなく、他のお店にも売っています。

例えば、ホームセンター、スポーツ用品店、100均などで購入できます。
お近くの店に足を運んで探してみてみましょう。

もし、そんな時間がないという方は、ネット通販でも購入することができます。

しかし、グリップ交換で問題になるのは、海外メーカーのキッズバイクだった場合です。

国内のメーカーと、海外のメーカーでは、グリップを差し込む部分のサイズが違います。
そのため、取り寄せしなくてはいけないケースがあるのです。

そんなときは、「ネットショップで扱っているものを探す」という方法もありますが、自転車店で取り寄せてもらうのが安心です。

国内のグリップでも伸縮性が高いものなら、無理やり入れれば入る場合もありますが、実際交換しないとなんとも言えないので、試したい方は安い商品を選びましょう。

ちなみに値段は、800円以下のものが一般的と、値段も比較的購入しやすい価格帯になっています。

子供用自転車のグリップ交換方法

グリップが入手できたら、いざグリップ交換です。

子供用自転車のグリップ交換方法は、大人用の自転車と同じです。
大変な点もありますが、決して難しくはありません。

では、交換方法をご説明していきます。

●グリップを外す

カッターナイフで本体側から切り裂いていきます。
くれぐれも、怪我をしないように気をつけましょう。

切れ目が入ったら、グリップを水でしっかり濡らしていきます。

このときにパーツクリーナーを使う人もいるようですが、ゴムが溶けて逆に外れにくくなる場合もありますので、溶剤選びは注意してください。

グリップ部分を水浸しにしたら、古いグリップを外します。

●新しいグリップをつける

水で十分に濡れた状態のグリップ装着部分に、新しいグリップをはめ込んでいきます。

はめ込むときは、グリップの端をとんとん叩いて押し込んでいくか、ねじるように回しながら入れていくといいでしょう。

このとき、ロゴなどの印や模様があれば、左右揃えるようにします。

●時間を置く

交換した直後は水分が渇いていないので、しばらく放置して置きます。

放置する理由は、乾かないうちはグリップが定着せず、少し動いてしまいます。
そろえたロゴの位置がズレたり、少し抜けた状態で止まってしまったりするのを防ぐためです。

はめ込むのが大変!?自転車のグリップ交換のコツ!

自転車のグリップ交換は難しくない、ということが分かっていただけたかと思いますが、苦労する点もあります。

それは、新しいグリップをはめ込むときに固い場合があり、手が痛くなってしまう、ということです。

先ほどご説明した、端から叩く方法や、ねじるように押し込むやり方でも、なかなか入らない場合があるのです。

そんな場合に、はめ込むのが楽になるコツがいくつかありますので、ご紹介していきます。

・叩くとき、ハンマーのような硬いものを使う

押し込む力が無い方に有効な方法ですが、間違えて手を叩いてしまわないように気をつけましょう。

・ねじりながら押し込むとき、両手で行う

交換したいグリップの反対側から、体で自転車を固定するようにして、両手で思いきり、ぐりぐりと押し込むと少しずつ動く可能性があります。

・ロックオンタイプのグリップを使う

ロックオンタイプのグリップなら、始めにグリップの端をねじで固定してから入れますので、グリップ自体には水をつけなくても、簡単に入ります。

力が無い方や、こうした作業に慣れない方は、ロックオンタイプのほうが楽に交換できていいでしょう。

こうした方法を試しても、どうしても入らないグリップもあります。

その場合は無理をせず、子供用自転車を自転車店に持ち込んでお願いしましょう。

自転車店でのグリップ交換のメリット!三輪車のグリップもチェック

自転車店のグリップ交換の工賃は、500円もしないことが多いですから、気軽に持っていけますね。

ハンドル表面の加工によって少し太くなっていたり、滑りが悪いものもありますので、慣れているプロにおまかせすれば安心です。

自転車店に持ち込むメリットは他にもあります。

親切な店員さんが担当してくれれば、素人では分からない自転車のトラブルにも気が付き、メンテナンスの必要性について、説明してくれるかもしれません。

子供用自転車は、状態の確認をしっかりして、安全に乗ることができるようにしたいものです。

ですから、自転車のメンテナンスに慣れていない方は、恥ずかしいと思わずに、お店に行ってみてください。

また、子供用自転車だけでなく、大人用自転車も、異音やブレーキが効きにくいなどの変化に気が付いたら、そのままにせず、プロに見てもらうといいでしょう。

三輪車も、おさがりや貰い物を使うときは、きちんと点検してから乗せてあげましょう。

自転車と同じように、三輪車のグリップも、ベタベタになってしまうものです。

小さな子供の手が汚れてしまい、その手を口に入れてしまっては汚いですから、グリップ全体を触ってみて、劣化部分がないか確かめてください。

三輪車のグリップ交換の方法は、自転車と同じです。

替えのグリップも、ホームセンターやオンラインショップで購入できますので、自分で交換することもできます。

子供用自転車のグリップ交換におすすめなグリップ

子供用自転車のグリップ交換におすすめな商品についてご紹介します。

●カラフルなグリップ

子供が好きな色のハンドルにしてあげると喜ぶかもしれません。

SAGISAKA(サギサカ)の幼児用グリップは、カラー展開が豊富で、滑り止め加工もされている人気の商品です。
サドルや、カゴの色と合わせてあげると、統一感が出ておしゃれですね。

●滑り止めにこだわったグリップ

子供は汗っかきですから、グリップは滑りにくいものを選びましょう。

I live(アイリブ) スマイルキッズグリップなら、滑り止めになっている水玉の模様の一つ一つが、ポップな、にこちゃんマークになっていて、子供が喜びそうなデザインです。

●バーエンド付きグリップ

ロードバイクなどのスポーツ自転車に乗っている方なら、すぐに分かるかと思います。
グリップの先がクワガタの角のように曲がっているのが特徴で、慣れると握りやすいグリップです。

親がロードバイクに乗っていると、子供もそれに憧れて、同じものが欲しいと思うかもしれません。
そんなときに、バーエンド付きグリップに交換すれば手軽に雰囲気が楽しめます。

ちなみに、ネットショップなどで購入できます。

取り付けるときは自転車とサイズを合わせて、必要ならカッターでカットして使いましょう。

子供用自転車にバーテープ!?グリップ交換の代わりに

子供用自転車のグリップ交換を自分でする自信がなく、お店に持ち込む時間もないという場合には、応急処置として、テープを巻いておく、という手段もあります。

汚いグリップの上からテープをグルグル巻いていくだけですので、簡単にできます。
この際に使用するのは、ロードバイクのハンドルに巻き付けるバーテープがおすすめです。

さらに、テープの裏に両面テープが付いているものを使えば手間がかかりません。
こうした両面テープは、粘着力がそれほど強くないので、貼り直しもできますので安心です。

また、ロールタイプになっているバーテープの他に、エンドテープがあるといいでしょう。

エンドテープとは、バーテープグリップに巻いた最後の端の部分を止めるために使うテープです。

バーテープとセット売りされていることもありますが、余計なものも入っていることがありますので、個別に買うのがおすすめです。

では、バーテープをスムーズに巻くコツを、順を追ってご説明します。

・まずグリップの汚れを落とす

・実際に巻き始める前に、両面テープをはがさない状態でためしに巻いてみて巻き始めの端っこの、飛び出そうな部分を斜めに切っておく

・巻き付ける際は1/3~1/4くらい重ねながら引っ張るようにして行う

・巻き終わりの端も斜めに切って収まりよくする

・テープがほどけないようエンドテープを貼る(エンドテープが無い場合は、タコ糸のような紐でグルグル巻いて固定するとよい)

自転車のグリップは汚れたら交換しよう

自転車のグリップ交換は、切って外して付け替えるだけですし、新しいグリップもそんなに高くないので、簡単と思われるかもしれません。

しかし、思いのほかグリップをはめるのに苦労する場合がありますので、今回ご説明したコツを参考にしてみてください。

どうしても難しく感じたらお店に持ち込んでやってもらいましょう。

また、バーテープを巻き付けてベタベタが手に付かないようにする、という方法もありますので、一度試してみるのもいいでしょう。