ロードバイク好きによる自転車知識の情報ガレージ

ロードバイク好きによる自転車知識の情報ガレージ│わくわく自転車情報館

ロードバイクの選び方~クロモリロードでヒルクライム~

2017.5.17

ロードバイクの素材には、アルミ、カーボンの他にクロモリもあります。

クロモリは重いのでヒルクライムには向かないと言われてきましたが、最近ではレースでも十分戦えるクロモリロードも出てきています。

そこで、今回はヒルクライムの魅力から、レースに出られるクロモリロードをご紹介していきます!

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

メリダ・スクルトゥーラのフレームセットから完成車を描く

ロードバイクに慣れ、自分でメンテナンスを行うようになると、その延長線上としてバイクを一から組んで...

レース志向が薄くてもよい?アンカーRL8インプレ評価の答え

今回ご紹介する「アンカー・RL8」は、レース志向が薄い、ラフな服装で乗りたい、また通勤などの普段...

giantのロードバイクの評判は良いものだけではない?

「giant」は世界一の販売台数を誇るスポーツ自転車メーカーです。 安い価格のバイクを数多く取...

存在感は薄れない!ピナレロ・GANをブログから考察する

ピナレロの「GAN(ガン)」は、先代のフラッグシップモデル「DOGMA(ドグマ) F8」のセカン...

スペシャライズドのアレーをカスタムしてみたい!

スペシャライズドのアルミロードの「アレー」は販売以来、40年が経過している大定番モデルです。 ...

ロードバイクホイールのリム高が高くなるとどんな効果がある

ロードバイクのレースでリム高の高いホイールを見ることがあると思いますが、見た目がカッコよく憧れている...

自転車やロードバイクで接触事故を起こしちゃった!

自動車やバイクに乗っている方なら、いつでも接触事故には気を付けていると思いますし、免許を取得する上で...

ロードバイクの走行中やブレーキ時に異音がするのはなぜ?

ロードバイクにしばらく乗っていると、異音に気づくことがあります。 ブレーキからの異音や、チェーンか...

ピナレロの2019年モデル~新シマノ・105搭載車に注目

2019年のロードバイクの完成車は、シマノ・105を搭載しているモデルが注目になります。 ...

斬新的なスタイル!タイオガのサドル「スパイダー」を検証!

タイオガという自転車ブランドのサドル「スパイダー」シリーズは、革新的なスタイルと圧倒的な軽量で人...

メリダ・スクルトゥーラに見る!ディスクブレーキは優位か?

近年のスポーツバイクのブレーキは、ディスクブレーキがトレンドになっています。 MTBはもう...

キャノンデール「caad9」の重量は破格の軽さだった!

キャノンデールは、かつて「アルミのキャノンデール」の異名があったほど、アルミフレームにこだわりを持っ...

衝撃を受けたロードバイクのヘルメットは、修理できない!?

自転車の中で、ロードバイクは、時速30kmほどのスピードを出すことができるため、ヘルメットは義務とさ...

bianchiのロードバイクでおすすめできるものをご紹介

bianchi(ビアンキ)は、現存する中では世界最古の自転車メーカーです。 それだけを聞くと敷...

ロードバイクのシフター!シマノSTIレバー取り付け方法

ロードバイクのシフターは、走行性能に大きく影響を与えるパーツの1つです。 シフターにも様々あり...

スポンサーリンク

ヒルクライムの魅力

ロードバイクのレースのカテゴリーの中で特に初心者に人気なのが、山道や峠を走るヒルクライムと言う競技です。
ヒルクライムの最大の見せ場は何と言っても上り坂をどうこなすかです。

そして、山を登り切った時の達成感や下りで風を受けながら走る爽快感などが、一度やったら病み付きになる要因と言えるでしょう。

また、スピードをあまり必要としない事からも初心者の方が割と入って行きやすい競技とも言えるでしょう。
熟練してくれば、上り坂でもスピードを求めるようになったり、自転車のフレームの素材をより軽い物にしたりするでしょう。

しかし、最初は多少重めのクロモリ素材であろうが、軽いアルミであろうが大差はありません。
まずは山登りの楽しさを体感すれば、それで十分なんです。

また、何も山に行くだけがヒルクライムではありません。
日々使用している、身近な場所でも勾配のきつい坂はいくらでもあります。

日常的にその坂を上り下りする事だって、一種のヒルクライムなのです。

クロモリロードを選ぶメリット①

さて、ヒルクライムに慣れてきたら、今度はロードバイクにも拘りたくなるものです。
その中でもフレームの素材を一番気にするのではないでしょうか。

ロードバイクのフレームに使われる素材は、「アルミ」、「クロモリ」、「カーボン」主にこの3種類です。

まず、アルミですが、ロードバイクのフレーム素材として最も多く使われるのがこのアルミです。
初心者向けのエントリーモデルは、ほとんどがアルミと言っても過言ではありません。

アルミの特徴は軽くて柔らかい事なんですが、これを自転車のフレームにすると強度を上げなければいけないので、太く厚いフレームになり、見た目がごっつくなります。

クロモリ素材は、アルミより重量は重めで、ロードバイクの完成車にはあまり多く使われる素材ではありません。

しかし、その性能の評価は高く、適度に剛性がありながら、しなやかに反発してくるので、とても乗り心地が良いです。
また、細身なフレームに仕上がるので、スタイリッシュな見た目になります。

カーボンは、金属ではなく、何より軽いです。
また、衝撃吸収性に優れていて、長時間走行に向いています。

しかし、傷に弱く、傷ついた場所から一気に裂けたりします。

クロモリロードを選ぶメリット②

クロモリ素材のフレームは何より丈夫です。
衝撃に強くちょっとやそっとでは、曲がったりゆがんだりする事はまずありません。

また、しっかりと手入れしてあげれば、さび付くような心配もしなくて大丈夫です。
実際のクロモリフレームのユーザーの方で、同じフレームを10年以上使っているなんて方もいる位です。

また、クロモリフレームは希少価値が高いと言えます。
調べて頂ければわかりますが、クロモリのフレームを採用しているロードバイクは、はっきり言って相当少ないです。

また、見た目にもアルミやカーボンと明らかに一線を画す、細身でスタイリッシュなフォルムなので、差別化が計れます。

もちろん性能だって劣りません。
カーボンほど高価ではないのに、しなやかさと剛性を兼ね備えており、乗り心地も抜群です。

唯一の弱点と言える重さも、最近の技術革新により、ヒルクライムにも対応できるだけの軽い車体のものも増えてきています。

クロモリのフレームにこだわりを持って使い続けるユーザーさんが多いのが、何となく分かってくることでしょう。

クロモリロードバイク限定のレースがある!

群馬県の群馬サイクルスポーツセンターで自転車のフレーム素材をクロモリ(スチール)に限定する「クロモリロードレース」が開催されています。

こだわりの素材であるクロモリの良さを広めたい、またその仲間たちの交流の場を設けたいとの趣旨で始まったこの大会も、2017年で6回目を迎えます。

ヒルクライム競技とまではいきませんが、アップダウンのある全長6㎞のコースをクロモリ・ロードバイクが走ってゆく姿は圧巻の一言です。

レースは1時間、3時間、6時間の耐久レースで、それぞれの制限時間内にコースを何周できるかで争うエンデューロで行われます。

タイムテーブルによっては複数の競技に参加できますし、3時間と6時間には最高7人までエントリーできる、チーム対抗戦もありますので様々な楽しみ方ができます。

レースの他にも、クロモリ・ロードバイクの展示会や試乗会なども行われており、クロモリファンにはたまらない1日となる事は間違いありません。

ヒルクライムに向くロードバイク

それでは、ここからは実際の車種をご紹介していきます。

【ラレーCRF (RALEIGH Calton-F)】

クロモリ素材のフレームにカーボン製のフォークを使用した、レースに出てもおかしくないレベルのロードバイクです。
それでいてタイヤが少し太めの25cなので初心者の方向けの安定感もあります。

クロモリフレームながら8.9㎏の軽量化に成功しており、コンポーネントにはシマノ105を採用している、コストパフォーマンスが大変良い1台です。

【メリダ(MERIDA) RIDE210】

フレームはメリダ特有のアルミ合金を使用し、サドルから腰への衝撃を吸収する快適な乗り心地を実現しています。
さらに快適なだけでなく、走りの性能も追求したRIDEシリーズはスピードへの要求にも応えます。

こちらの車種は小柄な方向きに設計されています。

ワイドレシオのギア比を採用しているので、ヒルクライムにも適しています。
エントリーモデルではありますが、十分な性能を兼ね備えています。

ヒルクライムに向くイタリア製のクロモリロードバイク

イタリアの自転車メーカー「トマジー二」はクロモリ・フレームの溶接から塗装までを全て自社工場で手作りによって仕上げる、世界的に類をみない工房です。

トマジー二の人気フレームをご紹介します。

【TECNO】

こちらはフレームのみの提供になります。
COLUMBUS・NEMOと言う素材をオリジナルのカットラグでジョイントし、優雅な塗装で仕上げた贅沢加工のフレームです。

ヘッドチューブのラグ・シートステー・チェーンステー、さらに組み合わされるフォークもメッキとなります。
フレームは、18色のカラーとデザインによって多彩な組み合わせが可能となっており、自分だけの1台を作り上げる事ができます。

最新のカーボンロードバイクは振動吸収に優れていて音も静かなので、体感速度よりも速いスピードが出ていたりするものですが、こちらはその逆です。

スチールならではの「踏んでる感」がちゃんとありますし、振動もそれなりに伝わってきます。
それでいてしっとりした乗り心地があるので、不思議なフレームです。

組み合わせるコンポーネントにもよりますが、フレーム自体は1.6㎏と軽量なのでヒルクライムにも使えそうです。

クロモリでもヒルクライムに参加できる!

ヒルクライム向けのクロモリロードバイクをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

クロモリには他の素材にはない良さがあります。

それを生かして重さを抑えたバイクがたくさん出ていますので、クロモリがお好きならぜひ、ヒルクライム向けのクロモリロードでレースにも挑戦してみてくださいね!

 - ロードバイク